『呪縛』

壊したくて 壊せなくて
震える胸を掻き毟る
僕が君に 壊れてゆく…

君が僕の傍に居てくれる時が
僕が生きてる意味 感じられる瞬間(とき)さ

太陽が沈む頃
君に降るkissの雨
甘く漏れる吐息と
別れ告げる時計の鐘が響いた

壊したくて 壊せなくて
出しかけた手が届かない
無邪気な笑み 君がこぼす
その瞳も 口唇さえ
僕の中だけに閉じ込めて
誰も君を 奪わぬように

君の前でいつも仮面を被って
傷つけないように 欲望を縛るのさ

星が光り出す頃
君を強く抱きしめて
壊れそうな細い躰を
離せなくてまた欲望が疼き出す

壊したくて 壊せなくて
震える胸掻き毟る
僕が君に 壊れてゆく
その指先 髪の毛さえ
かけがえのない宝物
誰にも君を 渡しはしない

―――どんなモノより君の眼差しが好き
         僕を狂わせる君の全てを……愛している―――

壊したくて 壊せなくて
震える胸掻き毟る
その瞳も 口唇さえ
僕の中だけに閉じ込めて
誰にも君を 渡しはしない…




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