志賀山(しがやま) 2,036m、赤石山(あかいしやま) 2,109m |
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・日 時 平成30年6月3日(日)
硯川 6:30 〜 6:50 前山湿原(休憩) 〜 8:00 休憩(標高2020m付近) 〜 8:20 志賀山(休憩) 〜 8:55 裏志賀山分岐 〜 9:00 裏志賀山 〜 9:25 四十八池(休憩) 〜 10:25 休憩(標高1982m峰東鞍部) 〜 11:55 赤石山 12:15 〜 13:20 休憩(標高1982m峰東鞍部) 〜 14:10 四十八池 〜 14:45 渋池(休憩) 〜 15:15 硯川 = 志賀パレスホテル(入浴) = 22:45 碧南 ≪行動時間 8時間45分≫
・山行記録
昨夜は妻の腹痛騒ぎに深夜まで眠れずにいたが、案の定、朝4時の目覚ましに起き上がることが出来ずに二度寝してしまう。 諦めモードで次に目覚めたのは、もう日射しも高い朝6時である。 ただ、登山を諦めるには勿体ない素晴らしい天気で、わたぼうは妻を叩き起こして登山支度を始める。 取り敢えずは志賀山に登り、後は成り行き任せにしよう。
志賀山へは途中の分岐を左手に取り、笹が密生する沢状地形の木道を行く。 すると突如として急な登りになり、相変わらず笹が密生する中で高度を上げる。 途中で見下ろすと火口湖の様な丸い池が見えている。妻の調子が優れないため、
樹間から西を見遣れば、長野盆地の向こうに妙高山が見えている。 休んだばかりなので、早めに休憩を切り上げて少し進むと志賀山の三角点がある。 なぁんだ…、本当の山頂はここか…。三角点の方が四十八池の見晴らしが良く、休憩するなら断然こっちだろう。 志賀山から一度池塘がある明るい鞍部に下り、再び暗い樹林帯を裏志賀山に登り返す。 裏志賀山分岐まで意外に登り応えがあり、分岐で再度休憩にする。 妻が休憩する間、わたぼうは空身で裏志賀山の往復に出掛ける。 少し登ると明るい山頂部になり、眼下に大沼池の鮮やかなコバルトブルーが印象的だ。 更に進むと樹林に佇むお社で行き止まりになっている。わたぼうは大急ぎで引返して妻と合流し、四十八池へと下って行く。
成り行き任せで歩いて来たが、この分なら予定どおり行けそうである。 四十八池から鉢山に登るやや荒れ気味の道を登ると右手に鉢山の分岐があり、わたぼう達は左手の赤石山への稜線を行く。 周囲は背丈を超える笹が密生して視界は無いが、稜線は殆ど平坦で歩き易い。 標高1982m峰を越えると鞍部に下り、鞍部に設置してあるベンチで休む。 縦走路の道端には笹の竹の子が豊富にあり、わたぼう達は少しづつ収穫する。
標高2010峰を過ぎると、漸く山頂に大石が乗った赤石山が近づく。 そして、大沼池からの道と合流すると、本格的な登りになる。山頂まで標高差は100m強に過ぎないが、疲れた脚には可也堪える。 山頂直下のザレ場を登ると、大岩の西面が絶壁になった山頂に到着する。 朝起きた時には無理だと思っていたのだが、最初の予定どおり行けてしまう。 赤石山山頂の大石の上に立てば遮るものが無い絶景で、岩菅山から横手山まで志賀高原が一望の下で、苗場山や浅間山も眺められる。 折角の山頂であるがわたぼう達に時間の余裕は無く、菓子パンの食事が済んだら下山に取り掛かる。
復路は往きにも増して竹の子採りに精が出るが、竹の子採りも標高1982m峰までで後は笹の切り分け道を坦々と歩く。 四十八池まで戻ってしまえば、林道のような遊歩道を歩くだけになる。 渋池の畔で一旦休憩を挟んでから、硯川の駐車場に戻って来る。 今日も昨夜と同じく駐車場の向かいにある志賀パレスホテルで入浴を済まし、帰路に就く。 高速道路に乗ると伊那ICと駒ヶ根IC間が車両火災により通行止めになっている。 途中食事をしていても通行止めが解除されず、仕方が無いので伊那ICから流出して駒ヶ根ICに向かうことにする。 始めのうちは順調に流れていたが、半分も行かないうちに迂回の車で大渋滞!。 ほんの十数qに2時間近くも掛かって漸く駒ヶ根ICに辿り着く。 渋滞中に高速の通行止めが解除されており、結果として車中で寝て待っていた方が早かったことになる。 わたぼうは疲れ倍増で自宅に戻って来る。ただ、収穫した竹の子は翌日以降、煮物やみそ汁で美味しくいただくことになる。 |