問題点

M-241本体の時刻表示しない
GPS週数ロ-ルオバーによりHOLUX M-241は位置情報は正常の記録されますが、時刻情報が誤っって記録されます。
(約20年前の日付となります)
そのため専用ユーティリティソフトが使えず、GPSログをパソコンに転送できません。
しかもHOLUXはM-241のGPS週数ロールオーバー対策をしないとの事。
(M-241のチップは古いため対策が取れないと思われます)
GPS週数ロールオーバーについて
http://qzss.go.jp/column/gps-rollover_190225.html
HOLUXのM-241のGPS週数ロールオーバー問題の対応
http://market.holux.com/EDM/2019/0429/20190429_weekvalue.html

Holux社は倒産の為アクセスできません

対処方法

専用ユーティリティを使わず汎用ユーティリティ(MtkDLut)によM-241より、CVS又はNMEA形式でダウンロードし
コンバータユーティリティ(NMEA2KMZ)よりGPX形式に変換
さらに別のコンバータユーティリティによりHOLUXM-241専用ユーティリティソフト形式(ITM)に変換できます。

これらの操作により専用ソフト(Holux ezTour)が使えます。

CVS又はNMEA形式でダウンロードユーティリティ
GPX形式に変換ユーティリティ

http://4river.a.la9.jp/gps/indexj.htm
ITM形式ユーティリティソフト
http://gpx2itm.kmake.net/

上記はパソコンでの操作になります。
スマホのアプリで AndroidMTKによりGPX形式でBluetooth経由にて直接ダウンロードできます
ただし日付はGPS週数ロ-ルオバーにより約20年前の日付となります
Google Play AndroidMTK(現在このアプリはグーグルプレイにはありません)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.androidmtk

準備

対処方法にあるMtkDLutとNMEA2KMZを(http://4river.a.la9.jp/gps/indexj.htm)よりダウンロードしインストールします。
(解凍し適当なフォルダーに置いて.exeファイルをダブルクリックで起動できます。
ITM形式ユーティリティソフト(http://gpx2itm.kmake.net/)はWEB上で使用するソフトです。
特に準備はありませんがWEB上の説明を読んでおいてください。
操作1 MtkDLutでM-241からログを取り出す
パソコンとM-241をUSBケーブルにて接続します。
適当なフォルダーに置いたMtkDLut.exeをダブルクリックします。
「Baund Rate」を38400にする
「Scan」ボタンを押す Com Portはアプリが自動的に探します。 接続できない場合はCom Portを選んでください。 

HOLUX M-241の時刻表示、ログのダウンロードできない問題

「Log Downlord」のタブを選んで
「Cvs option」はIndex Date+Time ,N/S,E/W With Unitsにチェックを入れる
「Downlord」はCVSにチェックを入れ「Down lord}のボタンを押す。
MtkDLut.exeと同じフォルダーにログデータ(CVS)が転送されます。

操作2 NMEA2KMZでGPX形式に変換

適当なフォルダーに置いたNMEA2KMZ.exeをダブルクリックします。
File nameの虫眼鏡クリックしてファイルを選びます。
Outoputo File TypeはGPXにチェックを入れる。
その他の設定はデフォルトのままでよいと思います
出力ファイルネーム及びフォルダーは入力と同じになります。(設定変える事ができます。)

操作3 GPX形式のログをITM形式のログに変換する

ウェブアプリGPX2ITM コンバータ(GPX TO ITM Converter)を利用します。
http://gpx2itm.kmake.netにアクセスします。
参照ボタンでGPXファイルを選択します。
生成する「TIM]ファイル形式は
Holux ezTour/Yupiteru ATLASTOUR/I-O DATA 旅レコプレーヤー 形式にする。
TIM形式に変換ボタンを押す。
変換作業の為の時間をおいてから次の画面になり
DownlordをクリックするとITMファイルをダウンロードできます。
直接Holux ezTourで開くこともできます。
Google Play AndroidMTKをグーグルプレイよりスマホにインストールする
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.androidmtk
(現在このアプリはグーグルプレイにはありません)

Google Play AndroidMTKによるBluetooth経由にて直接ダウンロード 

設定でM-241とBluetooth接続設定する
ペアリング画面で 0000を入力しOKを押す(ペアリング完了AndroidMTKを起動する
AndroidMTKを起動画面
右上設定(Preferences)を押し
GPS deviceを開く
M-241を選択する
DOWNLOAD LOG FROM RECEINERボタン絵を押しダウンロードを開始する
yamanoizumi

Holuxは倒産 (2019/07/11)

ezTourで地図が表示できません。
Holuxのホームページにつながりません。
  GPS機器はスマホなどのGPS内蔵製品に押され営業不振に陥ったものと思われます。
  従業員への給料未払いと従業員の解雇があったそうです。
HOLUX M-241はますます使いにくくなりますがこのページで示している方法を使えば多少利用できるかと思います。

HOLUX M-241でHolux ezTourを使う事ができる様になりました。(2020年10月)

HOLUX M-241でHolux ezTourを使う事ができる様になりました。
ただしezTourでは地図表示はできません。がその他の軌跡エディッタ、ログの読み込み等はすべて使用できます。
その上HOLUX M-241で時刻表示ができます。(逆に時刻表示ができるのでログの読み込みができる)

そのHOLUX M-241に時刻表示をする方法
パソコンに MtkDLut Ver3.27以上の(MTK GPS Logger download Utility)というソフトでHOLUX M-241に接続する」
http://4river.a.la9.jp/gps/indexj.htm
からダウンロード(バージョン履歴も参照のこと)
接続方法
Serial Portのタブの「Baund Rate」を38400にして「Scan」ボタンを押すと自動でM-241が接続しているシリアルポートを探してM-241と接続します。
そのままにしてHOLUX M-241が衛星を受信するのを待ちます。
受信してしばらくたつと 「CRS RTC timerを受信しました」ダイアボックスが開きます「OK」を押します。
これでHOLUX M-241で時刻表示 ただしバッテリー消耗で元に戻るますので常に電池の管理が必要です。
電池が消耗していなければスイッチOFFでもOK
短時間であれば電池の取り換えもOK
電池消耗で時刻が表示できなくなったらまたパソコンにつないで上記の操作をします。
yamanoizumi