水質保全・生態系保全向上活動

誘導部(農地・水向上活動)

小垣江地区の緑と水を守る会

第4部会ホタルの再生

第4部会では、ホタル再生だけではなく水質保全向上、生態系保全向上を目指して活動をしています。

★小垣江地区では昭和30年頃までは農用地には小川があり、清水の湧き出る所も多くあり
ましたが農用地の圃場整備が進み圃場の形も変わり水路はコンクリートの水路になり魚や
昆虫の住める環境が少なくなりました、又生活環境も人口が増大し生活汚水により小川や河
川の水質も悪化しているのが実態です。
★小垣江地区ても昭和30年頃にはホタルが飛び回っていましたが農地の環境、生活環境が
大きく変わっていまい、いつしかホタルの姿は消えてしまいました。

★そんな中でかっては折戸川水系の(現在の)小垣江公園辺りにはホタルが飛んでいた経過も
ありホタル再生の候補地として決め再生に取り組む。

★現在の小垣江公園の水質、生態系の環境保全の改善が必要です、ここの環境を向上させな
くてはホタルの再生は不可欠です、第4部会として先ずはこの地の環境を変える事の取り組みが
始まった

★今年度はホタルの幼虫を購入(日本自然観察指導員神谷氏より) 小垣江小学校と小垣江東
小学校の2校で幼虫を放流・・・学校行事への補助支援活動の取り組みを実践する

今までの活動の取り組みを紹介します

小垣江東小学校 3年生のホタル幼虫放流の様子です(3年生が飼育管理を担当)

2007年5月2日放流会実施

ホタルの幼虫です(300匹)を放流

校内にある池を清掃しザリガニ等を
除去しホタル池に手直しする

放流に当り担任の先生より説明を
聞く3年生の児童

小垣江地区の緑と水を守る会の皆さん
清水市議、清水緑水保全会代表、第4部
会鶴見、市役所環境課の皆さん

児童によるホタル池の除幕式

自然観察員神谷さんよりホタルの生態
管理の説明と指導を受ける

放流前の水質検査で合格しないと放流は
出来ないが合格でした

いよいよ児童、関係者により幼虫の
放流、児童一人ひとりが池に放つ

児童はおっかなびっくり放流をして
いました

担任の先生よりこれからのホタル池の
管理、ホタルが飛び産卵、孵化をさせて
幼虫の成育をみんなで守りましょうと
お話がありました

放流した幼虫は5月の下中頃より成虫になりホタルが飛び出します期待をこめて
児童の皆さんは管理しましょう。

小垣江地区の緑と水を守る会広報担当

07年11月12日作