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スピーカは手持ち品を使い回す

 リビングの間取り、構造に影響してくるアイテムとして、スピーカの設置をどうするか、これも至急で決定する必要がありました。

 現時点の手持ち機材では、DVD+5.1chの環境は導入できていませんが、将来的にはぜひそうしたいとは考えていましたので、5本のスピーカーとウーハーのリビングスペースへの設置を検討してみました。本当のところは、オーディオ性能の秀逸な大型スピーカーをドドーンと鎮座させたいところですが、場所は南面開放のリビングスペース。とても大型スピーカーを置けるような場所はありません。ここは長年愛用してきた手持ちのJBL CONTROL1にもうひと花咲かせてもらうことにしました。古いとはいえ、音質的にはそこそこ満足していましたので、天吊り金具のみ買い足しました。前方スピーカおよびセンタースピーカは本来視聴位置の高さに合わせたいところですが、設置の都合上、これらについても天井から吊り下げることで妥協してしまいました。

 工務店さんの提示してきた間取りをもとに、視聴位置と視聴機器の配置を検討してみました。ダイニングスペースとリビングスペースは間仕切りなしのスルーのワンルーム。対面キッチンの形態もとりませんが、中間に家具を置くことを決めていましたので、その家具ライン上の前後に天井吊り付けの液晶プロジェクターとリアの左右スピーカを配置、南面の開放面にスクリーンを設置し、そこへ投影するというレイアウトは頭の中にできていましたが、それが本当に無理なく設置できるのか、確認する必要がありました。間取りからリビングの見取図をパソコンCADソフト(AutoCAD)で入力し、手持ちの家具、スクリーン、そしてカタログからひろったXV-Z5000のスクリーン相関関係を照らし合わせ、取付方法を練りこみつつ設置位置を決定しました。後述の取付ブラケットの形状、位置、重量を工務店さんに連絡し、必要な補強工事を施してもらうことになりました。

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