Guitar amp  なんちゃってChamp製作記 そのC                    2017.3.18   Katou@ 刈谷
<アンプ部の製作(Part1 シャーシ加工・主要部品組付け)>
アンプユニット(粗組状態)
<  主要部品組み付け完成状態のアンプ部 >





ギターアンプ 
FENDER Tweed Champ



超!!!!有名なギター アンプです。

エ リック・クラプトンが数々の曲を
ツ イードチャンプ
で 録音しビッグヒットを生み出したことで
知られる小型アンプです
  
<オリジナル・シャーシ構造>
   
【 チャンプ・アンプ部 】
   ツイードチャンプのアンプ部
  ・アンプ本体はエンクロージャー上部に2本のボルトで吊下げ固定されています。
   上面はコントロール部で、下面には球が逆さまに取付けされています。
  ・シャーシ前面左右に電源トランスと出力トランスが取り付けられています。
  ・抵抗・コンデンサーはベークの鳩目基板に取付けられています。

<本機のシャーシ構造>
  ・本機は基本完コピですからオリジナルの構造・配置を踏襲しますが、エンクロージャーへの固定方法は変更します。
   オリジナルは鉄製シャーシでコントロール面にボルトを通し固定されますが、本機はアルミですのでボルト締込み圧で
   コントロール面が歪む懸念があります。
   そこでシャーシ幅を若干切詰め別部材のLアングルを介して固定するすることにしました。
  取付け用Lアングル  左側面の長穴は電源コード固定ブッシュ取付け用です。

<レイアウト検討>
  ・先ずコントロール部の配置を検討します。
   様々なWeb画像から大凡の寸法を割出すと共にグラフ用紙上に部品を乗せて微調整します。
  コントロール部レイアウト検討  部品配置と共にレタリング文字位置も検討します。

  ・次にシャーシにグラフ用紙を貼り、トランス・タマ等の配置を検討します。
  全体レイアウト検討  トランス間磁束干渉、スピーカーのマグネット部との干渉等を確認。

<穴開け加工>
  ・センターポンチを打ち、ドリルで穴開けします。
   正確にセンターを打ち、最初細いドリル(φ1.5)で穴開け後順次太い刃に変え拡大します。
  ポンチと穴開け  これは屋外作業です、室内で行うと批難轟々 (`(エ)´)に・・。

  ・6V6と5Y3の取付け穴をφ30、12AX7取付け穴をφ20のシャーシパンチで抜き、電源トランスの角穴をハンドニブラーで切り抜きます。
  穴開け完了状態  奥澤製品は傷防止シート(青)が貼られており気楽に加工できます。

<レタリング>
  ・コントロール部にインスタントレタリングで文字入れします。 現在はディスコンのサンハヤト製シートを用います。
<1文字ずつ文字入れします>
文字入れ
爪楊枝の先端で擦って転写します。
<文字部拡大>
文字部拡大
拡大するとアラが目立ちます〜(汗)
   文字入れ完了!
  文字入れ完了  手作り感のレタリング・・ヨタッテいます・・(汗)

<主要部品組付け>
  ・主要部品を組付けます。 シャーシに傷を付けない様注意して進めます。
<コントロール部組付け>
コントロール部組付け
<トランス・ソケット・基板等組付け>
トランス・小物部品組付け
   <主要部品組付け完了!>
全主要部品組付け完了
  ・この後は内部基盤と配線を進めることにします。

   < 製作記そ のDに続く >                                                   
            −次回はアンプ本体の製作Part2を予定しています−      
                                 
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