エミスムツアシガメ



 アジアで最大のリクガメではないでしょうか。
 かなり原始的なリクガメと言われています。

 湿地帯のような場所に生息し、「リクガメ」にもかかわらず、水に入ることを恐れません。
 以前、屋外に出した際、自分から池に飛び込んだことがあり、「イヌカキ」のような動作で見事に泳ぎました。(ただし、そのままだと、いつか溺れてしまうので慌てて救出しましたが。)

 現在、M.emys emys と M.emys phayrei の2亜種が記載されています。腹甲の左右の胸甲板は離れている(全く接していない)のがM.e.emys で、接しているのが M.e.phayrei です。
 しかし、以前、「ヌタプンディ」と言うムツアシガメが唱えられたことがありました。実は上の写真はこの名前で入手しています。タイの爬虫類学者が記した書籍には、この記述があり、明確な差異があると断言するほどで、もしかすると、3亜種存在するか、インプレッサを含めてムツアシガメが3種存在するのかもしれません。ただ、今は「ヌタプンディ」個体群はM.e.phayrei 亜種に含まれます。

 日本国内での飼育は非常に簡単で、乾燥を嫌い、多湿を好みます。飼育ケージ内に浅いプールを設けておくと四六時中、水に浸かっています。エサは糖質の多い果物を好みます。
 また、非常に頭の良いカメで、逃げ出しても、空腹になると、元いたケージに帰ってきたりします。
 ただ、非常に大きくなるカメで、さらに「水場」が必要なため、かなり大きな飼育設備が必要になります。
関連ページ [インプレッサムツアシガメ]
 



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