HONDA FIT GE8 RS フィット 整備ノート


これを参考に改造して何か問題が生じても私は一切の責任は負いません。必ず自己責任で行ってください。

2.バックカメラ取付

 カーショップで取り付けてもらった ECLIPSE AVN558HD に接続するバックカメラをフィットに取り付けました。

取り付けた製品:
超高精細CMOSセンサー《OV7950》搭載 YDKG-ms  etc-bc5 液晶王国
http://www.caritem.net/bc_backcameralist.html
ECLIPSEの純正バックカメラは、15,000円程度しますが、このカメラは4,550円(楽天市場)です。
純正のカメラを取り付ける場所にジャストフィットします。カラー画像で正像・鏡像の切り替えもチップで出来ます。
出力はNTSCビデオ信号(RCAピン)ですので、イクリプスのAVN558HDに接続するには、変換コネクター(あるのかわかんない!?)が必要です。私の場合はRCAのメスを半田づけして接続しました。カラーですし、ガイドラインはナビで設定できるので、カメラ自体はガイドラインなしを購入しました。
付属の両面テープは貧弱で3日ではがれてしまいました。ねじ止めか強力な両面テープを使った方が良いでしょう。
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初期動作試験は、12Vを接続してテレビのビデオ入力に接続することで可能です。通電が長いとかなり発熱するようです。通常はバックで長距離は走らないから問題ないでしょう(笑)。

一番初めに、ナビのESNセキュリティーをONにしている場合はOFFにしておきましょう。コネクターを抜くとロックがかかり、後で解除するのに面倒なことになります。★この点は注意です。

 まずはALPINEのホームページの「車種専用情報」「車種専用取付け情報」「同意します」...で表示されるpdfファイルを参考にします。
 「オーディオ有」を選択するとフロントパネルの外し方も書いてあります。

ロアパネルを手前の方から手前に引っ張って外します。フック3ヵ所です。
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グローブボックスをねじ2ヶ所で外します。隣どうしでねじがあるので、まちがえないようにしてください。
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純正ではないのでオーディオパネルのねじはありませんでした。フック11ヶ所を少しずつ内張りはがしで隙間を作って、手前に思い切って引っ張っていきます。傷をつけないように周りを保護しておいた方が良いかもしれません。
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パネルについているハザートランプのスイッチのケーブルを抜いて、パネルを取り外します。
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ナビを取り出すときに周りを傷つけないように保護して、4本のねじを外してナビを取り外します。
コネクターを外す前に、後で元に戻せるように、刺さっているコネクターを確認しておきましょう。
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これが外したコネクターです。
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カーナビはオート***スで取り付けてもらったが、なんと、リバース信号端子が接続してないことが発覚!
ナビのチェックでも信号がオフになっていたので、やっぱりか、、、って思いました。
ナビの取り付けマニュアルには、「リバース用コードは必ず接続してください。接続しないと車両を後退させた際に自車位置のズレが発生する恐れがあります。」と書いてあるのに。。。(怒)
これでは、リバースギアに入れたときにバックカメラが切り替わらないので、アルパインのマニュアルを参考にヒューズボックスからリバース信号を取り出すことにしました。

ライトの上下を調整するところを手前に引っ張って外します。ヒューズBOXとソケットが見えました。
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ところが、アルパインのマニュアルのヒューズBOXの49Pコネクターの緑の線と言われても、、、どれだ?
手前から青、白、緑のコネクターがあって、順番にコネクターの横のフックを持ち上げると抜ける仕組みになっています。
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緑のコネクターの左から2列目の真ん中から出ている緑の線がリバース信号です。狭い場所なので、配線を取り出すのは難しいですが、何とか出来ました。
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バックカメラコネクターの改造です。
黄色=画像信号
黒色=アース
白色=カメラがついているか認識する(アース(黒)に接続すればカメラがついていると認識する)
線は切らずに中身を取り出して、RCAのメスコネクタを取り付けて、バックカメラから配線のRCAオスを接続します。
こんな感じで半田付けしました。
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ここからカメラの取り付けです。
リアワイパーの位置を元に戻せるようにテープなどを貼っておきます。ワイパーの根元のプラスチックを広げるようにして手前に引っ張って取り外します。
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ワイパーの根元のねじを外してワイパーを取り外します。
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バックドアを閉めるときの取っ手を外し、内張り全体を横部分から少しずつフックを外していきます。バキバキ激しい音がします。フックの位置は写真を参考にしてください。
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フックがボディーに残ってしまったら、内張りの方に戻しておきましょう。
  

ワイパーモーターの3か所のねじを外して取り外し、傷つかないようにタオルでくるんでドアにくっつけておきます。
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リアガーニッシュ(ナンバーの上の黒い奴)を取るために、裏側のねじを1本外して、手前やや下の方へひっぱります。バキバキいいますが、注意深くかつ大胆に引っ張ってください。
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リアガーニッシュに、バックカメラが飛び出る部分に穴をあけます。純正カメラ用に型が取ってあるので、その型に従ってハンドニブラを使ってプラスチックを切っていきます。どうせ下の部分なので、多少の傷は無視しました。
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後でもう少し後ろが映るように角度を変えるためもう少し穴を大きくしました。
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少しへこんだところが2ヶ所あるので、そこにカメラのケーブルが通る穴をボディーにドリルで開けます。小さめの穴をあけて、後はハンドリマーでコネクターが通るくらいの9mmに穴を広げます。さびないようにタッチペンなので塗装をしておきます。
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カメラの配線のでかい穴はビニールテープを穴の大きさになるまで線にぐるぐる巻いて余分な穴をふさぐようにします。カメラを取り付けます。
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付属の両面テープは3日ではがれました。強力なものを使用するかビス止めした方が良いでしょう。

ナビからヒューズBOXの近くを通り、運転席のドアの下のプラスチックに配線を入れ込み見えなくし、右後ろのドアも同様に入れ込んで、トランクまで線を通します。

トランクの板を上に引っ張って取り外し、配線を通すためトランクの内張りをはがします。このピンを抜きます。
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後ろの内張りを外します。
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リアの右のバックランプ交換用の内張りを外して、バックランプのソケットを抜いて緑の線にカメラの電源を接続します。アースはねじで3本くらい取ってある場所がバックランプの近くにあるので、そこからとりました。
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リアドアのゴムの部分の配線はゴムの中に入れるのは非常に難しいので、ゴムの脇を通すことにしました。ボディーとショートしないようにビニールテープで保護しました。水が垂れないように下から入れるようにしました。
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配線が終了したら角度を調整し、元に戻して、ナビのガイド線の調整をして終了です。
下の線を0.5m、上の線を1.5mにしました。まだカメラのレンズ保護のテープははがしていません。
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後日、角度調整後
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おっと、正像だ! しまった。切り替えチップを使って、電源の入り切りで切り替えます。

正常に作動したら、全て逆の手順で元に戻して作業終了です。

ナビのESNセキュリティーをONに戻しておきましょう!

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HONDA FIT GE8 RS ホンダ フィット RS 2009年式

2010.9.18-