ゲーム

・天外2の思い出 参・
♪夏が来れば〜思い出す〜
というわけで唐突にMy best RPG『天外魔境2』の思い出でも語ってみんと欲す。
もうすでに夏じゃないとか思ったりもしなくもないが、
天外世界でも十月の高山祭りから始まって、はまぐり姫倒すと正月になるんだよね。

絹

【京都・近江西】

パーティキャラ
卍丸極楽
はまぐり姫を倒し、三本目の暗黒ランを切って京の国に戻ると・・・
そこは正月でした。
正月の華やかなムードの中、衝撃の事実が発覚する。
なんと、最初に京に来た時にファンの女の子から貰った富くじが一等だったのだ!
・・・ただしカブキが持ち逃げしたくじ(´・ω・`)
卍丸が貰った方のくじは八両です、本当にありがとうございました。
 また正月といえば初夢ということで、泊まると初夢が見られると評判の宿屋があったりする。
そして卍丸が泊まると、まだ逢ったことのない絹が初夢をデンパジャックしてほんの少しだけ登場する。
本来はそれがこの宿屋のメインイベントなのだが、実はさり気なく張られた伏線があったりする。
それは、他の客が見たという『ヤマタノオロチを退治するスサノオの夢。七本目の首を切ったところで目が覚めた』
『京が真っ赤に染まる、日の出らしき夢』
という初夢。
この時点ではさっぱりんこなため忘れがちだが、終盤でこれが正夢であることが・・・。

 てな感じで京の正月を満喫していると、貧民区で不穏な情報をゲットする。
曰く『出雲に暗黒ランが咲いたが、出雲にも、隣接する因幡にも暗黒ランの根が邪魔で入ることができない』と。
卍丸は因幡に入る方法を探るために、唯一この状況でも海を渡れる舟があるという舞鶴のある近江西に向かう。
だが!先にカブキが舟の持ち主の娘をたらしこんで、舟を手に入れ因幡に向かってしまったのだ!
なんて旗迷惑な(背負ってる旗が邪魔的な意味で)ヤローでしょう!
だいたいカブキが因幡に先行したところで、
カブキでは聖剣を扱えない→暗黒ランを切れない→卍丸たち京・近江から西に行けない
→そもそもカブキが真面目に根の一族と戦うとは思えない→一等の富くじを換金できない

卍丸たちの旅はここで終わりを告げた!・・・完!!!

というわけにもいかないので、何かしら打開策を探ると近江の北の天橋立に鬼族だけが通れる道があるという。
そして、鬼の居城だったが討伐隊により退治されたという大江山へ行くと、 卍丸の初夢をジャックした絹という娘が、共に育った巨犬シロと共にひっそり暮らしていた。
鬼を父に、火の一族を母に持ち、少々予知能力を持つ絹はパーティ入りの条件として、その手で誰も傷つけないために両手を縛ることを挙げる。
そして、そのための『純潔の鎖』を卍丸自身に比叡山から持ってきて欲しいと頼むのだ。

しかし、事は簡単には運ばない。
比叡山で住職から『純潔の鎖』を受け取った卍丸の元にシロが手紙をくわえて転移してくる。
そこには大江山が根の一族に攻め込まれたから、絹のことは忘れてシロと共に旅を続けて欲しいと書いてある。
パーティキャラ
卍丸 極楽 シロ
・・・せっかくムサイ男同士の旅が終わると思ったら、犬が追加されただけ!?
しかも戦闘中何もしてくれないし(´・ω・`)
そもそも絹さん、シロが追加されたところで暗黒ランの根を食いちぎってくれるわけでもないから、 卍丸の旅は京・近江西で試合終了ですよ?
 というわけで絹救出のために大江山に向かう卍丸。
その時、まさかあんな敵が待ってるだなんて、僕らは思いもしなかったんだ・・・。

大江山の絹がいる部屋の前に中ボスが立ち塞がっている。
その名は『名無しの十八番』!
名無しの十八番

「プッ!何その雑魚っぽい名前!」と思った人、怒らないから正直に手を挙げなさい!
・・・スマン、私もなんだ。
しかしてその実体は、負け戦闘かと思うほどの強さを誇る激強中ボス!
(直前のボス・はまぐり姫の体力1254に対して名無しの十八番4000)
しかも体力が1000を切る付近になると、卍丸が一撃で消し飛ぶほどの捨て身の攻撃(その後防御力激減)を仕掛けてくる!
対策は体力満タン近い極楽の『かばう』か『赤影』の影の『かばう』位しかない。
なんでこんな強いボスが『名無しの十八番』なんて捨てネームなのかは後に判明する。

 それでもなんとか『名無しの十八番』を退けると、家族がいるからと命乞いをしてくるので、ほっといて絹と合流。
絹は宣言どおりに『純潔の鎖』で両手を縛ると、天橋立へ向かうようにいう。
しかし部屋から出ると、家族のために手柄を取ると覚悟完了した『名無しの十八番』によって大江山が崩壊してしまう。

 ともかくついに男同士のムサイ旅に終止符が打たれた!
絹の力で、天橋立から因幡へGO!

【因幡:砂神城】

パーティキャラ
卍丸 極楽 絹 シロ
因幡につくと、辺り一面が砂漠化していることに驚く。
これも根の一族の仕業だろうか?
・・・やっぱり根の一族の仕業でした。
しかも今度の根の城:砂神城は千年前に火の勇者が四人がかりで攻め落とした城とのこと。
火の一族三人+犬ではとてもとても(-ω-;)
とその辺の雑魚と戦闘してみると・・・
シ、シロ強杉!!!

攻撃力は極楽を遥かに凌ぎ、なにより素早い=命中率が高い!
行動制御ができない点を除いても火の一族1.2人分はありそうだ。
でもどんなにシロが強くても砂神城の周囲は流砂が激しく侵入できない。
 砂神城への侵入方法を探ろうと、村に入ると何やら立て札が。
『注意!火の一族と関わりあう者、根の一族に襲われる危険あり』

『ははは、こやつめ』
とばかりにどうせただの警告と思って、オドオドしている村人に話しかけると・・・
流砂に飲み込まれて消えていきました。

 オドオドしている犬に話しかけても、やっぱり流砂に飲み込まれて消えて・・・
スマン、警告は素直に聞くべきでした(´・ω・`)
とりあえずオドオドしていない人に話を聞くと、どうやら千年前に砂神城を落した後、 ヨミの呪いで蜘蛛になった火の勇者達の亡骸がこの地に眠っているそうだ。
その火の勇者達を奉る神社に行くと、火の勇者達の声が聞こえ、その亡骸を集めると力を貸してくれるんだって!びっくり。
 というわけで墓の中の人公認の墓荒らしへGO!
特に大きなイベントもなく、四人の遺骨をゲット!
根の妨害工作で神社が燃やされるが、めげずに力を貸してくれる火の勇者の蜘蛛馬車に乗って、流砂を越えていざ砂神城へ!!
 砂神城の城主は夫婦のアリの化け物らしい。
城に入ると、三博士のお出迎え。
『城にある流砂に飲み込まれたらお終いじゃ。
なぜそんなことを教えるか・・・
わかっていて、はまる方が悔しさも倍増するからじゃよ』

との親切心あふれるアドバイスをくれる。
・・・実はコレ自体が罠で、流砂にはまらないと絶対にクリアできないのだが。
 そんなこんなで城の最下層まで行くと、城主である夫婦の化け物、マダム・バーバラとデューク・ペペが姿を現す!
マダム・バーバラは女王アリ(むしろシロアリの女王アリ)よろしく画面に収まりきらないほど巨大な体躯をしている。
その夫、ペぺは・・・その背中にちょこんと乗った小男である。
デューク・ペペ

夫婦の合体殺法(ペペ曰く愛の絆)はペペが補助術でただでさえ高いバーバラの攻撃力を上げたり、 全体術で攻撃してきたりと結構激しいが、ペペを無視してバーバラに攻撃を絞れば案外簡単に倒せる。
(ペペは体力が減ってくるとバーバラの後ろに隠れてしまう)
バーバラを倒すと、夫であるペペが必ず仇をとってくれると言い残して死んでいく。
一方、ペペは・・・
『おぼえていろ!この仇はいつかきっととる!
最愛の妻を亡くした恨みは忘れんぞ!』

とどこぞの三悪(中の人的に)のような表情をしながら、スタコラサッサと尻尾を巻いて逃げてしまう。
・・・なんて情けない男。
だがこの時、彼の中に生まれた狂った執念が生半可なものではないことを、まだ卍丸は知らなかった・・・。

 砂神城を落すと、蜘蛛にされた火の一族の力で因幡の砂漠が緑化される。
観光資源の鳥取砂丘を失って、因幡の人達涙目って感じだが、それはおいておいて。
 これで暗黒ランの咲く隣の出雲にいけるかと思ったら、新たな根の城とある意味最強の敵が卍丸の前に立ちはだかるのであった!

・・・つづく



えっ!最強の敵!?
何かヤバそうだね!
『ある意味』な。
それよりペペはこの時点では印象薄いんやけど・・・な。
後で仲間になるとか?
それでめちゃくちゃ強いとか。
そ、それはそれで超展開やけどな!
まぁ、それは二〜三回後のお楽しみっちゅうことで。
まだそんなにあるの?

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