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１５年度後期〜幼稚園３歳児 ２時３０分まで保育時間延長 せめて３時すぎまでと日本共産党要望 「これで何度もお迎えに行かなくてすむ」と歓迎 ２２日開かれた文教部会で新年度の幼稚園入園申込み状況が報告されました。 日本共産党岡本守正議員は「３歳児１時３０分まで、４･５歳児は２時３０分の保育時間では兄弟で入園すれば、何度も迎えに行くことになる。改善すべきではないか」と正しました。これに対し、教育部長は「平成１５年の後半から３歳児保育は２時３０分までに延長したい。」と答弁。これを聞いたお母さんは「これで、何度もお迎えに行かなくてすむので助かるわ」と喜んでいました。 保育時間の幼保統一を 現在保育園は、８時から４時の保育時間です。幼稚園は９時から２時３０分（３歳児は１時３０分）です。幼稚園も保育園保育時間に近づけるべきと日本共産党は求めています。 保育園に預けている私的契約（親が就労していない）児童を幼稚園にも預けられるようにすべきです。そして、幼児教育への市民要求に答えるべきです。 一方、保育園は親の就労で保育に欠ける児童を預かる施設として、就労条件に合わせた保育時間や開園日の設定、病児保育などにも応える時代のニーズです。 女性の経済的自立を妨げる時代錯誤の保育担当者 前日２１日の福祉経済部会では、保育園の長時間保育料の新設が提案され、福祉課長は「子どもは、家庭で育てるのが基本」と、時代錯誤の自論を展開しました。 現在は、リストラ、失業の嵐の中で男女を問わず就労の不安が広がっています。また、病気や事故で連れ合いが亡くなることや、離婚もありえます。女性も経済的に自立してこうした事態にもうろたえることのないように、夫の収入に依存しない生き方を少なくない人が求めています。看護士・保育士・教師はじめ、碧南市職員でも９６３名中女性職員は５０８名５３％にもなるなど、女性の力なくしては社会は回りません。 男女共同参画型社会も呼ばれているのに、「保育園の基準保育時間は８時から４時まで」とし、それ以上は『長時間保育』の名によるペナルティをかけるなど碧南市の保育行政は女性の経済的自立の足を引っ張る立場としか言えません。 改めて、幼稚園の幼児教育推進の立場、保育園の保育に欠ける児童の施設という基本をしっかりと踏まえ、いっそうの拡充が碧南市に求められます。 |
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１５年度保育園入園申し込み数 長時間・乳児保育実施園に希望者増 平成１５年度の保育園入園申し込み者数が報告されました。今年も大浜、鷲塚、荒子、西端の各園は乳児保育長時間保育を実施しているため希望者が増えています。 西端保育園では、苦肉の策として、西端幼稚園の午後６時までの預かり保育を試行するとして父母に幼稚園への入園に変更するよう求めた結果かろうじて、保育園定員以内に収まりました。しかし、年度途中で出産した場合鷲塚、荒子では定員いっぱいのために入園することができません。公立全園の乳児・長時間保育実施は切実な親の願いです。 |
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