50.猿投山7(さなげやま)(2020.05.01)   参考サイトはこちら

 

世間はコロナ一色で、政府からは外出自粛が要請されています。
ただ、我が家では、1月末(ダイヤモンドプリンセス号が話題になる前、新型コロナといえば中国・武漢の出来事と思われていた時期)に、家内が味覚異常、その後全員が相次いで胃腸風邪症状となっていました。
3月に新型コロナ感染での味覚異常が有名になってからは、1月末時点で家族全員が新型コロナ感染済み=コロナをうつす可能性もうつされる可能性も殆どない=と確信しています。

誰とも密集しない山の中ではコロナ感染は問題にならないはずだが、このご時世で救助を求めるようなことになってはならない、と考えております。
行ったことのある危険性の少ない山を選び、何があっても自力下山する覚悟で行っております。

 

猿投神社から、行きは城ケ峰経由、帰りは東海自然歩道、のコースは、猿投山5(前々回)、猿投山6(前回)と同じなので、紹介するまでもないのですが、その前が少々ありまして。

昨夏の常念山脈縦走から帰ってきて、私の靴が壊れ始めていたのに気づき、捨てていました。そのため、このコロナ騒動から逃れてどこかの山に行こうとするにも靴が無い、となりました。モンベルに買いに行くにも、いつも行っている名古屋・栄のお店は早くから営業自粛に入っています。
モンベルで4月末時点で開いているのは、行けそうなところでは岐阜店と浜松店だけだったので、車で片道1時間半の岐阜店に家内と二人で出かけて、かねてから気になっていた品々をそれぞれに購入しました。
靴は、私はワオナブーツ、家内はティトンブーツにしました。同価格のこの2種類の違いがカタログを見ても判らなかったのですが、店員さんが「足型が違います」と教えてくれました。
雨具上下は、超軽量のバーサライトにはせず、レイントレッカーで揃えました。
涼しい長袖Tシャツも、それぞれ購入しました。
 
年末に長野県北部に泊りがけでスキー旅行に行く予定にしていたのですが、その少し前に私が膝を痛めてしまいました。
こんな膝でスキーできるのか?と思っているうちに、昨冬の希にみる雪不足で旅行自体が流れてしまい、そちらの心配はなくなりましたが、その後も膝が良くなりません。勤務先の2Fの職場から7Fの食堂まで階段で急ぎ足で上がろうとすると痛みが来て、足を引きずったりしていました。
なので、次回ご紹介の「東海自然歩道再訪」に膝が耐えられるかどうか、状態を事前に確認する必要が生じました。

勤務先の同僚が、閉まってしまったスポーツジムに代わる運動の場として猿投山について調べていて、コロナ騒動でも猿投神社の駐車場は満車らしい、というのを教えてくれました。コロナ騒動で外出自粛であっても山歩きはそんなに減っていないようです。

その情報も踏まえて、途中コンビニで昼食調達して猿投神社8時着、を目標にして家を6時半出発しました。なお、私がカメラを忘れてたので、家内のスマホ画像しかありません。

道はガラガラで、予定より早く7時半には猿投神社に到着しました。雨の中を出発した猿投山4を除けば、好天下では初めて舗装された正規の駐車場に駐車できました。とはいうものの、靴を履き替えている間に2台来て満車となりました。7:33に出発です(右)。

城ケ峰展望台には8:12ですから、出発から約40分、前2回とほぼ同じです。駐車場の場所が少し手前ですから、今回の方が頑張った計算になります。ここで多少ゆっくりしてから、次の休憩は東海自然歩道との合流位置ですが、画像がないので時刻も分かりません。

時刻がわかるのが、横にトイレのある鳥居のところで9:11、城ケ峰展望台到着から丁度1時間、前回は1:05、前々回が0:50ですから、これもまあまあ、でしょう。

東宮に9:30、山頂に9:46到着です。山頂まで駐車場から2:13、前回の2:25よりは早いのですが、前々回の1:54には負けています。休憩が長かった分だけ負けたのでしょうか。左画像は「おニューの靴まで入れるように」と言いつけて親二人を長男に写させたものです。

雨をついて登った猿投山4を除けば、一番空いていた山頂でしたが、サラダチキンやらおにぎりやらのブランチを食している間にどんどん人が増えました。

10時丁度には出発して、東海自然歩道で猿投神社に戻りました。所要時間は1:15、前回の記録はありませんが、前々回は1:09ですから、また少し負けている、のですが、前々回は途中でトレランの真似事をしたりしていましたから、今回のタイムもそう悪くはありません。帰り間際には停められそうな駐車スペースは大概埋まっていて、いつも通りの風景でした。

 

4か月以上痛みのあった私の膝は、この山行の前の日に屈伸をしている途中の横ずれような感触と共に治ったようで、以降は全く問題ありません。昨夏の北アルプスでの大ブレーキ状態から改善したかどうか確認するには負荷が軽すぎますが、それなりにペースを上げて歩けることが確認できたのは収穫だと思っています。
むしろ問題があったのは家内の方で、ペースが速過ぎた、と言っています。しかし前々回(4年半前)は更に速かった・・・。なお子供達は余裕が有り余っていて、歩いている間中喋っていました。
新しい靴は快適でした。
外出自粛の割には猿投山の人出は少なくなかったように思います。マスク姿が半分位いました。

 

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