ほのほのは3歳になった。あんなに手を焼いたのがうそのようにしっかりした3歳児になった。 3歳まで大変だった子は、その後が楽だよと聞いたことがあるが、それはあながちうそでない気が する。自分の時間も持てるようになってきたし、母親のわたしがますます我侭になる。
3歳児健診 | 女の子ほのほの | 七五三 | いざ、幼稚園へ |
---|
ほのほのも3歳になり、落ち着いた毎日を送る我が家に3歳児健診の通知が届いた。 1歳半健診のときは大変だったなあと思いつつ健診に出かけた。今回も待ち時間は多いのだが、 ほのほのも昔のほのほのとは違うので、おとなしく待っていた。ます面接!保健婦さんの質問に 完璧に答え、保健婦さんから「これだけしっかりしていると、お母さんも何の心配もいらないで しょう。」というお言葉を頂く。面接にならなかった1歳半健診から1年半。ほのほのは確実に 成長していた。その後、内診も自分で服を脱ぎ、先生の前に座り、泣かずに終え、その後自分で 服を着て、最後まで完璧に健診を終えた。親の私がびっくりである。健診後に個別に呼ばれるこ とも無く、ほのほのの成長に驚きながら、家路についた。
男勝りだったほのほのも、今ではすっかり女の子、女の子して、スカート以外ははかないし、 男の子のテレビ番組は見ないしの徹底振りである。また、お手伝いが大好きで、御飯のときの配膳や 洗濯物の片付けは、自発的に手伝ってくれる。お米を研がせてあげたり、皿洗いをさせてあげたりす ると大喜びである。このまま大きくなって、家事全般を全てほのほのがやってくれるとうれしいんだ けどと淡い期待をよせる母親である。
面倒くさいことが嫌いな母親であるが、やはり七五三の写真くらいは撮ろうかと思い、ほのほのに 「お着物きて写真取りたい?」「お参りは大変だからお洋服でいい?」とか聞いたら、「お着物で写真 は撮りたいし、お参りもお着物で行きたい!」との返事。「お着物着たら、抱っこできないから、ちゃ んと歩かないといけないんだよ!」と脅しをいれても、「ちゃんと歩くからお着物でお参りに行きたい!」 と熱望されたので、1日レンタル込みで写真館に申し込みに行った。ほのほのに「どの着物がいい?」 とたくさんある着物から、気に入ったのを選ばせたら、1番高い着物を選んで「これじゃなきゃ嫌だ!」 とすごんだ。完全な予算オーバーであったが、選ばせた私も悪いのでそれにした。なかなか見る目のある ほのほのである。
当日、ヘアメイクは私がやって、着付けをしてもらったら、とてもかわいいほのほのが出来上がった。 なんだか、うれしくて、かわいくてすごく幸せな気分になった。ほのほのもうれしかったらしく、その しぐさがますますかわいかった。お参りのときも、じつに淑女であまりに上品なほのほのにまたまた でれでれになってしまった。(完全な親ばか入っちゃいました)
生まれてから、不安で仕方なくて、思ったのと全く違う子育てだったけど、ほのほのやお父さん、 周囲の人の協力もあって、ここまでやってきました。とりあえす、ここまでは、わたしの持てる力の 100%でほのほのとぶつかってきたので、もし、この先ほのほのがグレたりしても、「小さいときに もっとかまってあげればよかった。」と後悔することは、絶対無い!と言い切れる子育てはしてきまし た。もちろん100点満点とはいえないけれど、わたしなりの100パーセントです。
今度は少し世界が広がって、ほのほのは「幼稚園」。私は「在宅勤務」。が始まります。このへんてこ 親子にどんな明日が待っているのか?楽しみのような、不安のような。まあ、なるようになるでしょう。 肩の力を抜いて、楽しくいけたらい・い・な・!