愛知県碧南市 奇々怪々の世界を覗き見 臨海地帯には見た事のない物体が!

碧南で悟る 空即是色

近未来甲殻 (きんみらいこうかく)

もしこの節足重量金属体が動き出したら恐ろしい 臨海は近未来を見る

青空の下に重量工作機械

<灰色な風景の続く臨海地帯を行く。海と空以外に自然が作りだしたものは存在せぬ世界。使用目的も想像つかない物体が群雄割拠する。巨大な節足を持つ重量金属の塊が並び その光景は光の差さない未来小説のようだった> 臨海工業地帯は現在、一般の人が立ち入ることを禁止している。近年頻発するテロリスト侵入を警戒するためである。 鉄条網による強固な防壁、小型監視カメラ、警備員による巡回パトロールが行われており、もはや海から碧南市へ上陸する事は不可能に近い。 まだ自由に立ち入れた時代、臨海工業地帯で奇妙な光景に遭遇した。一般人にはどんな目的で使われるのか知るよしもない、 そんな物体が規則正しく、いくつも配備されていた。人の背丈程の大きな爪を持ち、伸縮自在な腕を持ち、幾つもの黒いチューブが張り巡らされていた。 その姿、まるで金属で出来た甲殻類。しかも超重量級の。”本当にテロ対策の為だけに…”今にしてそんな思いが巡るのである。

ヘボト自画像ヘボトの「有相無相(うそうむそう)」

緑の十字の旗

「臨海工業地帯は危険という認識を!」

臨海工業地帯は公園もあるが、実は危ない場所で、危険の判断も付かない子供だけでは行ってはならない場所である。 それは私たちの子供の時代からそうだった。大型作業車の往来、山のように積み重なる資材等、情況を掴めぬ者にとっては、極めて危険な場所であることは明白だ。 人通りの少ない事もあり、犯罪に巻き込まれる可能性も考えられる。 夕闇が訪れたら、確実に早く帰る事が望ましい。古くからの碧南市民であれば、その理由は知っているはずだ。 あの人達がやってくる前に、早く帰る!!これは子供騙し的な脅しではない。子供の安全は確実に親の手で守る。自己責任という言葉を胸に行動すべし。

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