愛知県・碧南市 派手さは碧南で一番? 「碧南中央商店街」のイルミネーション

碧南イルミネーション

碧南中央商店街

メインストリートにド派手な電飾が登場 人々の顔がオレンジに染まる

碧南中央商店街の派手なイルミネーション

<「ボク、手のカタチをした雲を見たよ」の言葉が胸を打つ。少年の頃の記憶が鮮明に甦る。裾野広がる電飾のマウンテンに空を行く光のトレイン。碧南で一番賑わいを見せる場所に「碧南中央商店街」のイルミネーション。広告効果は抜群である> 碧南市の重要な路線が交わる「碧南警察署北」交差点。夜には閑散としてしまう碧南市においても、この場所だけは賑やかだ。 懐かしの建物に施された電飾は誰しもが立ち止まるド派手さ。まず左右に立体的な列車が走り、上から垂らされた光のラインが富士山の形を作っている。 上空には雲、「ボク手のカタチをした雲を見たよ」のメッセージ。 イルミネーション全体の大きさは10メートルは超えている。イルミネーションの主は「碧南中央商店街」。自らの名を記した看板が誇らしげに立つ。 碧南で一番人目に付く場所での広告効果は、消費電力以上のものだろう。

ヘボト自画像ヘボトの「電飾紀行(でんしょくきこう)」

店の看板

「らーめんとかどや」

敗戦から立ち直り、日本も経済国家としての地位を確立してから久しいというのに、未だ私と同世代の女性達は欧州フランスのパリを崇拝している。 「まずはブランド」という彼女らの生活基準に、しばし辟易とさせられることが多々ある。 確かにパリは素晴らしい都だ。だが、一つだけ許せないものがある。 それは人が生きるための根本、食事に関する問題。 軽食をとろうにも1000円(邦貨換算)では、満足なものに有り付けない。 碧南市ではどうだろうか? 「碧南中央商店街」のイルミネーション隣りにある『らーめんとかどや』。 ラーメンを主に中華や定食を出す食堂である。客層には南米系外国人の姿も。彼らは安価な良品を探し出す能力に長けている。 メニューを見れば、一番高い品で1000円前後。普通のラーメンはビックリするくらいの価格である。 フランスのいう文化とは程遠いかもしれないが、碧南には自慢の店がある。

< text • photo by heboto >


Copyright (c) 2002-2010 heboto All Rights Reserved
このページに関する御意見は【公式ブログ】までお願い致します。