愛知県・碧南市 クリスマスイブ前夜に開催される「きらきらウォーク」に行こう

碧南イルミネーション

きらきらウォーク

毎年クリスマスイブの前日になると歩く 照らし出される笑顔が嬉しい夜

イルミネーションの下、賑わう様子

<寒い冬の夜空、キラキラとしたイルミネーションの下を歩く。親子・恋人・友達と…誰でも構わない。ただひとつ言えるのは大切な人と共に歩くという事だから。クリスマスイブ前夜に行われる「きらきらウォーク」は、きっと特別な夜を与えてくれるだろう> 毎年、碧南市ではクリスマスイブ前日の12月23日にイルミネーションに関連した「きらきらウォーク」というイベントを開催している。市内中心部の「栄町」交差点から、碧南市民図書館の北にある「久沓公園」の通りを中心にイルミネーションの下を歩こうという趣旨のイベント。綺麗なものを見て誰かに伝えたい、感動を共有したいというのは、実に素敵な事だと今さらながらに思う。 寒空の下で分かち合う暖かさを知る…これが「きらきらウォーク」の心なのではないか。

野外ステージで合唱

<「ビンゴゲーム・ステージ・ダンス・ブラスバンド・映画・ウォークラリー」 電飾された通りに用意される様々な趣向は冬の夜にもかかわらず寒さを感じさせない熱気。普段は静かな芸術文化村の夜も今日だけはたくさんの人の賑わう声> 「きらきらウォーク」では、電飾される通りに面した各会場で、訪れる人々のために様々なイベントが催されている。 市内商店街が主催するビンゴゲームはとても人気で会場は黒山の人集り。鶴見町の「芸術文化ホール」の野外ホールでは合唱が行われ、施設内の「シアターサウス」では無料で往年の映画が上映される。 各会場では100円グルメと称して「フライドポテト・おでん・おしるこ・ビール・たこ焼き」等、豊富なメニューを用意し、凍てついた冬の夜を全く感じさせないよう配慮も。 各会場でスタンプを集めるウォークラリーは、イルミネーションの前で写真撮影してもらって、来年の新春にその撮影した写真が届くという企画である。

ヘボト自画像ヘボトの「電飾紀行(でんしょくきこう)」

野菜を売る人

「夜のお店を覗いてみるのも面白い」

各会場を結ぶ通りには、この日の人出を当て込んで多くの出店が並んでいた。露天商と共に目立ったのは個人・団体による店。 シートを広げて商品を並べるだけのシンプルさが売りの店が見られ、どこかフリーマーケットの雰囲気を見せる感もある。鉢植え・野菜など既成の商品も販売するが、目に留まるのはいかにも手作り感のある商品。 パン・スープ・オブジェ・銀細工・おもちゃ等、見てまわるだけでも楽しい。 イルミネーションの下を歩くという趣旨のイベントから、いつしか夜店が主役となって「きらきらウォークの夜市」が有名になる日が来るのかもしれない。ぜひとも盛りあげていって欲しいものだ。

< text • photo by heboto >


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