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   量っちゃいました! 「リングガード」
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 トライアルの必需品と言えばリングガードですね。 交換する機会がありましたので、使用してきたものと新しいものを量ってみました。
最下部に追記しました
5アーム用 シングルリングガード
<5アームクランク用 リングガード(シングル) 72g

 随分昔に購入したものです。 シマノのクランクに装着するため、部分的に削ってます。
 
4アーム用 オーバルリングガード
<4アームクランク用 オーバルリングガード(シングル) 88g

 またまた重量化。 一時的に9kgまで軽くなった自転車がどんどん重くなっていきます。
 この変わった形のリングガードはY工房製です。
インプレ
大きさの比較 さて、重くはなってしまったもののわずかに16gです。 おそらく体感はしませんね。
このガードを選んだ理由は「小さいから」です。 これまで使用してきた5アームクランク用のリングから4アームに交換する際に最も嫌だったのは「リングガードが大きくなる」事がネックになっていました。 ところが、Y工房の吉野さんと塩屋選手の自転車に見慣れないガードが装着されてるのを発見。 一発で気に入ってしまい、吉野さんに「まだ発売しないんですか〜」と催促して譲っていただきました。

装着しました 実際に装着してみるとこんな感じです。 私(いそし)は利き足が右ですので、この方向でガード掛けをすることになります。
使ってみた感想ですが、いいです。 ガード掛けを狙ったステアケースなどではこの平らな面が「スコっ!」とはまる感じで安心して上面にのせられます。 また、このXTクランクとも相性が良くクランク掛けの状態から簡単にガード掛けの状態まで「ヒョイっ!」と進むことができます。

ガード掛けのイメージ ガード掛けするとこんな感じです。 少しクランクが下に向いてリングも角度が変わります。 その時にガードがステア上面に接地している部分(青線)が普通のガードが接地する部分(赤線)よりも前に移動しています。
 これのおかげで角が丸い岩などでも引っ掛ける事ができる場合があります。 また真直角の場合は壁面からリアタイヤが少し離れた場所でもガード掛けできたりして「ガード掛けからの突き出し」などで「タイヤが擦って失敗」ということも減るような気がします。

追 記
長屋佳政選手の自転車 2007年春、GIANTの新型に乗り換えた長屋佳政選手の自転車に見慣れないパーツが装着されていました。 SLiC(スリック)のリングガードです。
「これ、軽いですよ」との言葉を聞き、私も早速購入しました。

私はミーハーなのでトップライダーの皆さんが使ってる物が欲しくなる性分で…
SLiC製リングガード 購入後、早速量っちゃいました! 69gです。
これまで使ってきたY工房製のものよりも19g軽いですね。

近年のトライアルバイクはBBが上がっているものが多く、実際にリングガードが役に立つ場面が減ってきました。 
「削れて減ってきたら回す」 ←こんな作業もしなくてもいいような時代かもしれません。
それってもしかして… 回さないことを前提にすればクランクの裏は要らないんじゃ???
要するに「コ」の字型のガードでも問題ないような… ということです。



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