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   テクニック基本編「階段下り」
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モデルは私(いそし)です。 お恥ずかしい… 階段を登ったら、当然ながら下らなくてはなりません。 挿絵のような階段では真っ直ぐガタゴトと降りても良いのですが、ここではカニで下ることにしましょう。
 階段の登り下りは初級練習の基本のようなものですね。 私(いそし)もトライアルごっこを始めた頃はよく練習したものです。 ですが… あんなに練習したにも関わらず競技会でこのテクニックを使った記憶がありません。 なぜだか知りませんが、繰り出されるのはホッピング・ホッピング!またまたホッピングです。 疲れるのに…


階段下り(カニ降り)
@ セット@ セット

 まずは階段に向かって平行にスタンディングします。
本来なら右が利き足の方なら反対側に向かった方がリアを振りやすいのですが、ここでは階段登りの続きですので、逆足側に下って行きます。 

A 開始A 開始

 フロントホッピングと同じ要領で腰を引き、谷側にバランスを崩しながらフロントを引き上げます。 ただ、ここは平らな地面ではないので、練習を始めたばかりの方は緊張すると思います。 リラックスしてから下り始めましょう。

B フロント落としB フロント落とし

 腰を引くのをやめ、1つ下の段にフロントタイヤを落とします。 階段下りで重要なのは正確に1段ずつ落としていくことです。(2段ずつでも構いませんが…)
また、今回はフロントから落としましたが、リアを落としてからフロントでも構いません。

C リア移動C リア移動

 落としたフロントに着いていくように重心を前方にかぶせつつ、リアを浮かせます。
逆足側にリアを振る場合はペダルを足の裏で引っかくように連れて行きます。 反対に利き足側に振るときはかかとで蹴りまわします。

D リア落としD リア落とし

 後ろに目があるかのごとく正確にリアを落とします。 挿絵のような向きで下りる場合、階段の高さによってはリアメカを破損させる可能性がありますから…
そして、リアが落ちると同時に今度は重心を後方に引き始めます。 シーソーの要領ですね。

E 繰り返しE 繰り返し

 Aに戻ります。 リアを落とした反動がありますので、2段目からは楽にフロントが持ち上がってくると思います。 あとはリズム良く「トントン」と下ってください。

GIFアニメ
上の説明を読んでるうちに表示されるはずです 説明で使った場面よりも後で最終段手前の部分をGIFアニメにしました。
撮影前の練習では挿絵で見えるところまで登ったり下りたりして遊びましたが、さすがに段数が多く、撮影の時にはすでにお疲れ気味でした。 ですが、やはり登りよりも下りの方が体力が要らないので楽ですね。
 ちなみに階段登りの逆回しムービーではありませんので、あしからず。 ちゃんと、登りと下りで別々の位置から撮影しています。



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