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KARIYA MANDO HOZONKAI

刈谷万燈保存会について

「刈谷 万燈祭」は、秋葉社(刈谷市銀座)の祭礼です。
以前は、秋葉社のある宮元 旧末広町(現銀座)と輪番制で決まる当番町が祭全体を取り仕切り実施されていました。時代背景と共に伝統文化の継承が難しい時代となり、町内が個々に行ってきました。
万燈の製作、お囃子の継承、祭の進行など、全体が統括し、次世代へ伝統文化を引き継ぐ目的をもって昭和50年(1975)に刈谷万燈保存会は組織されました。
現在では刈谷万燈保存会が祭礼の全体を統括し、各町保存会と連帯して保存継承活動を行っています。


刈谷万燈保存会 会長挨拶 内田 英治

   
 

ようこそ!刈谷万燈保存会ホームページへ

「天下の奇祭」として、240年以上に渡り受け継がれてきました刈谷万燈祭、刈谷を代表する郷土の民族芸能として知られております。
祭礼の由来、歴史につきましての詳細は、別ページに委ねてますのでご覧ください。

この歴史と伝統を誇る万燈祭、現在は熱意ある氏子7町内と刈谷市観光協会との連携の下に、行政の手厚いご支援をいただき実施されております。
「万燈祭」は市内中心地にあります秋葉社の祭礼として、毎年7月の最終土曜日と翌日曜日の2日間に、宮元町銀座をはじめ、東陽町・新栄町・広小路・寺横町・広小路5組・司の氏子7町と、近年市内企業及びその周辺地区参加を得て、全10団体により盛大に開催される祭りとなりました。

祭りを彩る万燈は、高さ5メートル、重さ60キロに及ぶ竹と和紙で作られた張子人形を、若者が1人で担ぎ、笛・太鼓のお囃子に合わせ舞い踊る、真夏の夜に繰り広げられる情趣豊かで勇壮な祭りです。
平成12年には、愛知県の無形民俗文化財にも指定されました。現在、祭礼行事のみならず、伝統文化芸能の保存継承そして発展を目指し、さらには刈谷市観光推進寄与を目的として、各種イベント参加出演を積極的に行っています。

過去には、東京国立劇場「日本の太鼓」公演をはじめとして、天皇陛下即位奉祝国民の祭典・大阪21世紀御堂筋パレード・愛知万博・京都府開催「国民文化祭」・「ふるさと祭り東京〜日本のまつり・故郷の味〜」・「日本の祭りinあいちなごや」等にも出演出場を果たし、全国そして世界中の人々へも刈谷の万燈祭を紹介してまいりました。
継続的な継承活動が認められ、平成29年度「ふるさとイベント大賞」では、内閣総理大臣賞を受賞いたしました。

今後ますます、「天下の奇祭 刈谷万燈祭」を保存継承して更なる発展を目指し、祭りに参加する人も祭りを見る人々にとっても楽しい祭りにさるよう努めてまいります。
ぜひ、みなさまには刈谷にご来訪いただき、生の「万燈祭」をご覧いただきますよう、心からお待ちいたしております。
本日は、ホームページにお越しいただき、ありがとうございます。

  令和元年(2019)刈谷万燈祭
 
 
 
 

※写真提供:刈谷市