パナクエの不思議

なぜパナクエ属は、コロンビア、ペルー近辺と
シングー、トカンチンス近辺に離れて生息しているのか?
中間域、つまりアマゾン本流(Rioソリモエンス、Rioアマゾナス)には生息していないのだろうか?
その昔、アマゾン河は太平洋に流れていたそうな。
アンデス山脈の隆起により大西洋に流れが変わったそうだ。(聞いた話だが。。。)
プレコの祖先が、パンタナルで発生したなら
太平洋に流れていた頃、コロンビア周辺に流されその子孫が、今いるのか?
恥ずかしい話、太平洋に流れていたのが、どれくらい前で
その頃の生態系が、どうであったかは知らない。
知らないものが、HPでこのような発言するのもおかしなものだが。。。

みなさは、どう思われますか?僕は、さっぱり答えが見つかりません。。。


上記の答えをCatfish BluesのH・Nさんにいただきました。
>くー太郎さん
人為的に入荷されるのが点的なものであって、
分布自体はかなり広いもののようですよ。
確かにロイヤルが棲息するにはある条件(餌の椰子の木類の
供給量や水流、繁殖するための岩場の有無や天敵の種類等)
が必要な気はします。
アマゾンでも主要な大河川に分布している事を考えると、
極化しているとは思いません。
主に下記の所にロイヤル系が分布している事が
知られています。

ペルー:
@ウカヤリ、Aマラニョン水系
(WTパナクエやトライアンなど)
エクアドル:Bナポ水系(新種)
コロンビア:
(河川不明:ノーマル、グリーンロイヤル)       
Cマグダレナー水系(ブルーアイ?)
ベネズエラ:Dオリノコ水系 (ノーマル)
ブラジル:
Eアマゾン、Fマデイラ、Gジュルア、Hタパジョス、Iシングー、Jトカンチンス、Kアラグアイア水系
(プラチナ、オレンジ、サンダー、ゴールドライン、トライアン、ノーマル)
ボリビア:Lマモレ水系 (新種、ノーマル系?
)

ただし、
ブルーアイは最近この水系で見つかったと聞いていないので、
実際は分かりません。


以上H.Nさんの答えよりパナクエは、広範囲に分布していますね。
市場に出ている大部分の種であるニグロリネータス種が
コロンビア、ペルー近辺とトカンチンス、シングー近辺の
2範囲で主に採集されているので
錯覚を起こしてしまっていたみたいです。
こうして地図の上で分布を見てみると
その姿が、よーく見えてきますね。

H.Nさん、ありがとうございます。


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