炎のまちおこし戦士   第15話
カリヤンジャーV3

カリヤンジャーV3とは・・。

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 今、大変なペットブームといわれています。少子化や核家族化が進み、ペットも家族の一員として大切にされるようになりました。海外から輸入される犬は年間100万頭を超え、国内で飼育される犬は12,450,000頭、猫は12,630,000頭いるとの統計が出ています。犬や猫といると穏やかな気持ちにな。。動物と一緒にいると癒される気持ちになるなどのアニマルセラピーも注目されています。ペットは犬猫にとどまらず、ニシキヘビ、カミツキガメ。果てはトカゲやサソリいたるまで多様なペットが登場しています。こうした動物の飼い主が注意義務を怠り、逃げ出す事件が頻繁に発生するようになりました。動物を飼うには当然飼い主の法的義務や責任が伴い、動物が嫌いな人への心配りや、地域社会に対してマナーを守るのは当然のことです。こうした義務や責任を果たす自覚のない人たちに飼われたペットはかわいそうな末路をたどることもあり、虐待にもつながりかねません。動物が嫌いな人、動物を飼っていない人たちに理解してもらう気持ちを飼い主が持たなければペットとの共存、共生はできるわけがありません。動物を飼う場合の義務や責任を果たし、マナーを守れない飼い主には『ぬいぐるみでも抱いていなさい』と強く言いたいのです。こうした気持ちにさせる最大の原因が『犬のフン害』です。道路堤防はいうに及ばず、公園の芝生や庭先の植え込みにまで、惨憺たる有様です。ほとんどの飼い主の人は散歩中にもフン処理のための道具を持ち歩いています。一部の心無い飼い主の“仕業”によって多くの善良な犬の飼い主や市民が迷惑をこうむっているのです。
また、犬を買う場合登録が義務付けられ、狂犬病予防接種も義務付けられます。しかし、厚生労働省の調べではペットの登録数から見た予防接種率は平成15年で76パーセントと報告しています。ところがペットが飼育されている実数は11,130,000頭いて、登録率そのものが56%でしかありません。登録も予防接種もしていない犬が圧倒的に多いことを物語っています。
こうした状況の中で全国でドッグランへの関心が高まりつつあります。ドッグランは犬を鎖から放して自由に駆けたり飼い主と遊び回ることのできる限られた空間をいいます。犬のストレス解消や飼い主のマナー向上に大きな効果が期待される施設です。平成17年12月議会において、これらの施設の効果を踏まえ、ドッグラン設置の検討を要望しました。