カリヤンジャーV3とは・・。

炎のまちおこし戦士   第18 話
カリヤンジャーV3

 昨年の12月議会に引き続き、9月議会において再び犬のフンの問題と、ドッグラン開設についての当局の考えを問いました。
昨年12月以来いくつかの犬のフンにまつわる貴重な意見をいただきました。地区行事である新春凧揚げ大会を猿渡川堤防で開催しているが、主催する公民館役員がまずすることは犬のフンの始末。
ミササガ公園の噴水で犬を遊ばせているところを発見、しばらくして何も知らない子供たちが水浴びをしていた。庭先にある犬のフン禁止の看板の横にふんをさせられた。
などなど、こうした一部の心無い犬の飼い主の行為を目撃した人や関係者の怒りに震えるその声に市は、相変わらず『看板を掲げました』『ホームページでモラルの向上を呼びかけました』と判で押した様な取り組みしかできない当局の姿勢は、全く彼らに説得力持つものではなく、不誠実で無責任との指摘は免れることはできません。
もはや残念なことですが飼い主のモラルに訴える手法では問題解決はできないと思います。
私はこの問題について全てを行政に押し付けるのではなく、市、市民、飼い主はもちろんペットショップや動物病院など関係業界の三者が力を合わせた運動を展開することを提案したいのです。ペットショップでの飼い主に対するマナーなどの講習会の開催や動物フェアなどのイベントを通した飼い主のモラル向上、市民の監視力の向上など、『不法行為は許さないぞ』という雰囲気作りをしていく必要があります。
また、犬のストレス解消やしつけ、飼い主のマナー向上などに有効なドッグランの設置を求めてきました。市は、市民からの要求があれば検討するとの方針を明らかにしました。愛犬家など自主的な組織が立ち上がり、ドッグランの管理運営する組織力や熱意があれば、実現するかもしれません。
さらに、ペットショップや動物病院にも働きかけることを約束しました。
公園などで大型犬を放し飼いにしていたり、何も持たずに散歩している飼い主に勇気を出して注意できない自分が歯がゆいのですが、みんなで注意しあう雰囲気があれば変わってくるかもしれません。フンの苦情があれば、そのつど看板を掲げるという流れを絶ち、公園内にはマナー向上を呼びかける看板が一本もなくなるようなモラル高き市民のいる刈谷市にしたいものだとつくづく思います。

第18話 立派なイチモツ?