愛知県の碧南市・高浜市およびその周辺地域で生産されている陶器類は、良質な三河粘土を 原料にして製造されるものが多い。
即ち、火消しつぼ・こんろ・ホ-ロク・焼きいもつぼ等の日用品のほか、三河の植木鉢として定評のある素焼鉢・駄温鉢・菊鉢などであります。
この他にも、圧力鋳込機や最新の特殊プレスなどを使用して製造される良質な盆栽鉢とか、京楽系の技術によって作られる豪華な万年青鉢や蘭鉢など、
その製品の種類は多岐にわたっておりますが、何れの品物も全国各地需要家の要望を具備したもので、大変に好評な製品ばかりであります。


■ 碧南市
碧南市は中部圏の中核都市名古屋の40Km圏内に位置し、面積約35平方Km、 人口7万余人。
臨海工業用地に立地する企業群の最新設備を誇る近代産業と江戸時代より 磨きぬかれた伝統産業が調和を保ち、
衣浦港を門戸として海に伸びゆく産業都市として、 発展を続けています。
カタログに掲載されているコンロ等は天保年間(1830年)にすでに製造されており長い 歴史をもった特産品であります。
現在では植木鉢、コンロ等の陶土器や茶器、オモト鉢など 趣味の陶芸品も積極的に生産されています。
これら陶土器や陶芸品はトンネル窯等の設備の近代化や最新技術の導入により大量生産が 行なわれ販路は広く全国におよび三河陶土器として好評を博しています。
■ 高浜市
昭和45年12月1日に市制を施行した若々しいまち高浜市は、産業の町として二つの面をもっています。
一つは、衣浦港の造成や臨海工業地帯の開発により進出した。木材関連企業や 輸送機械産業などの近代工業です。
もう一つは、古く江戸時代から続く伝統的地場産業である窯業の町としてです。
これは当地方に瓦や陶土器をつくるのに最も適した良質の粘土が豊富に採掘されたためで、陶器瓦においては、
全国生産の50%のシェアを占め、三州瓦という名で主に中部、関東、東北方面に 出荷されています。
また、陶土器製品は、現在多くの種類のものが生産されており、近時、 観葉植物ブ-ムによって、植木鉢、
盆栽鉢等が大量につくられ、全国に出荷されており、愛知県下では、常滑の陶土器と並んで全国有数の生産地となっています。
当地三河は、良質な粘土が豊富に埋蔵され、更に東西の市場へは海上輸送が利用できることもあって、江戸時代から瓦、明治になって煉瓦・土管・コンロ等が製造され、昭和10年頃から煉炭火鉢が主流になっていきました。戦後、火鉢・コンロを作っていた業者の植木鉢への転業が始まり、植木鉢製造者の増加となり、当組合の設立は昭和22年、植木鉢製造者・コンロ製造者・卸売業関連業者他の構成で現在に至っています。 当組合の活動としては、組合員共同事業のカタログ制作や見本市展示会出展等の活動をしていますが、最近では共同事業として試作品開発やデモンストレーションを実施しています。今後も商品開発ならびに市場開拓に努めていきます。
三河のやきものには心があります。ますます加速される現代の生活の中、ゆとりとやすらぎをもたらす自然のひとときを味わい、
リフレッシュしていただきたい。そんな心をこめて私達はモノづくりをしています。
三河のやきものには提案があります。暖かい日差しの窓辺に、風が渡るテラスや花壇に、 にぎやかな食卓に、それぞれにふさわしいシ-ンを演出する楽しさの提案です。
三河のやきものには自然が生きています。環境にやさしい素材の土と、自然や歴史をテ-マに現代に通ずる新しいデザインの組み合わせが植物とマッチして、
あなたのくらしに生きた自然を おとどけします。


三河のやきものの信頼のしるしとして、私達はこのシンボルマ-クを創りました。
三河の土の色、エコロジ-の緑、炎と情熱の赤、飛躍する三河のこれからも三河のやきものをご愛用ください。