八百八狸まつやま音頭
          作詞・作曲・唄/日野 見衣子  編曲/越智 俊二郎


松山城下お堀のほとり 八股榎大明神

お袖狸を知っとるかね(アイヨイヤサーノポンポコポンポン)

まっちゃまいちの美女狸 商売繁盛 安産祈願

あの子規さんも一句読んどいでるぞね

「小のぼりや たぬきを祀る 枯榎」 いっぺんお詣りしとうみや


東雲神社下ったあたり 毘沙門坂に住むという

いたずら狸を知っとるかね(アイヨイヤサーノポンポコポンポン)

夜更けにゃ坊ちゃん列車に化けて 番町 道後行ったり来たり

漱石さんも一句読んどいでるぞね

「枯野原 汽車に化けたる 狸あり」 いっぺん乗ってみとうみや


荏原の里の金平狸 読み書きソロバンお手のもの

学者狸を知っとるかね(アイヨイヤサーノポンポコポンポン)

今じゃ金森大明神 家内安全 合格祈願

里人の世話も良くして 仲良く暮らし

お袖さんの亭主といわれる狸ぞね いっぺんお詣りしとうみや


うそかまことか八百八狸 緑も深き久谷の里の

刑部狸を知っとるかね(アイヨイヤサーノポンポコポンポン)

松山藩のお家騒動 てんやわんやの狸伝説

講談 映画 歌舞伎と 語りつがれ

あの山口霊神そばにまつられる いっぺん寄ってみとうみや


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