=First Day Cover= |
初日カバー |
=First Day of Issue= |
「初日カバー」とは何じゃー・・・カバー(Cover) は封筒・封皮のことで、これに新発行の切手を貼り付け発行日の消印 を押したものが初日カバー(First Day Cover)と呼ばれている、略してFDCとも言う。カバーは一般にカシェ(絵入り)のものが好まれる。 日本では消印の中に「ハトのマーク」を入れたものが、初日消印として使われています。 中国語では初日カバーの事を「首日封」と言います。 カバーサイズは日本より少し大きめですが、これは一度に多種の切手が発行 されることもあり、またヨーロッパあたりでは余白に捨印の習慣もあり、西欧諸国もこの大き目サイズが多い。 最近は少なくなったと思いますが、一般の封書は表面は宛名書きのみで、 裏面に切手を貼る風習も中国、台湾あたりにはあるようです。 消印はほとんどの国で、発行の都度特殊印が使用されています。 |
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上部は日本独特の鰹シ屋製の木版手刷りカバーです。 消印は地元鳥羽局の風景印とハト入り黒活印を併用しています。 2枚以上の切手(当時各50円以上)を貼らないと併用は出来ません。 封筒の中には、切手発行の詳しいデータ等が和文と英文で表記された説明カードが入っています。 下部は中華人民共和国の「龍門石窟」93年9月5日発行の特殊切手です。 封皮の裏面に中国語と英文で切手発行データ-の説明書きがあります。 |
では、どのような切手・初日カバーが発行されているか見てみましょう。
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円単位「普通切手」昭和34年以降の初日カバーが見れます |
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シドニーオリンピック特集 「世界50数ヶ国」の初日カバーが見れます |
8月1日開幕、8月7日最終日に行きました。 「ムーンライトながら号」JR夜行にて東京へ向かう、 京葉線「新木場」で臨海線「国際展示場前」下車徒歩5分で展示場へ。
会場の位置とは少し違うが此処だとその人は言う。 時刻は6時少し前で、4番目である。 先頭のおじさんは3時30分から、孫のために(自分の切手は前回済み) とバイクで3時間ほどかけて走って来たと言う(お孫さんは9時半過ぎに到着) 2番目の人は、前夜はホテルヘ泊っての人、3番目の人は半休を採って駆けつけている。 何れも2度目で先頭の人を除いては、前回買えなかったので再度仕切り直しの人である。
10時の開場まで自分のカメラで写真を撮たり、このPスタンプが市中で今幾らしている等の話、 殆ど全員が最高の10シートを申し込むとか仲良くなって話をして待つこと4時間。 場内の一番奥にこの切手申し込み場所があり、初めに「申込書」を書き写真撮影のボックスへ、 8ブース有り一度に8人撮影が可能、後は出来上がり(10:25)を待って引き渡し場所にて受け取る (11時頃)。
この切手シートの見返り美人の足元、カラーマークの反対側に発行ナンバーが(45353)入って、 又何シート申し込み印刷したかの番号表示(/5)がその下にある。 4カメ(4ブース)の5353番目?と推測する。 開場前に係員に聴く所1日900人ほど有ったと
もう一つは、公表1日700人―最終日400人から察すると4535番目が妥当か、終わりの3はチェックデジット? で+アルファー331名? 発行番号と写真を印刷するのみで、2度刷りとなるため印刷ずれも多い (切手部分はずれていないが、タブ部分のずれ)。 発行日は「8月1日」で切手と同じだが、これは変えて欲しかったねェ。 自分の顔を写真で撮られるわけで、正面向いて免許写真風か、 チョッと斜めに切手の浮世絵ポーズ風か皆さまざまと思うが、さてあなたはどのポーズでした? あなたの切手と交換して下さい(単片)、交換希望の方はE-メールにてお知らせください。
もう一つは、切手パスポート作り、 各国の出店ブースで切手を購入し、 その国の記念消印の捺印を受けて巡る「スタンプラリー」100数ヶ国を一挙に収集できる。 ビザの下りなかった「バングラ」と切手が売切れてしまった国「タヒチ」もありました。 切手1枚大半が100円である。 完成させると10000円が無くなってしまった。 消印の日付は殆どが1-7の日付固定、中でもマン島は毎日変えていた。 とんでもないのは7月28日のまま、又日付の無いものもあった。 英領諸国(36ヶ国)全て同じ消印は面白くない。 最後に日本の郵便局の記念スタンプ捺印場所と財務省印刷局の見本刷りが賑わいを見せていたが、 本来の切手展のパネル展示はあまり見る人も無く閑散としていた。 そう言う自分も草臥れて見る事も無く1:30分頃会場を後にした。 |