梅雨-2  (2005年)



ニュッと伸びてきたツノがみゅーの頭をポンポンとこつきました。
振り向くみゅー。でも、親かたつむりに気づきません。



なんかおかしいなと思いつつ、もう一度子かたつむりの殻をコンコン!
殻もピカッ、ピカッ!
親カタツムリも、ポンポン!

「・・・・・・・・・・・・・・・・・(−_−)・」



もう一度、振り向いて、やっと親カタツムリに気づきました。
びっくりして飛び上がるみゅー(遅すぎるって・・・(^^;))



親カタツムリは、みゅーのことを怒りもせずに、ツノを使って何かを伝えようとします。
最初は伝わらず首を傾げたりしていましたが、やっとわかりました。

大きく頷いて、子カタツムリを差し出すみゅー。




子カタツムリを受け取った親かたつむりは、ポーンとほおり投げて器用に自分の上に乗せると
ごそごそと自分の中をさぐって、何かを出しました。



それをみゅーに向かってポーン!
それをみゅーが受け取ると、親子そろって手(ツノ)を振ってさよならを告げました。

一生懸命手を振り返すみゅー。
ゆっくりゆっくり、去ってゆく親子かたつむりをずっとそのままで見送りました。



親子の姿が消えて、しばらくしてから振り向いて「オオモノだったね」と、しみじみ言うみゅー

本当に「オオモノ」だったね。
大切な我が子に、あんなことをしたみゅーを叱りもしないで許してくれて、
おまけにお土産までくれたんだものね。



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それをどのぐらいわかってるのか、単純に「オオモノ」からのプレゼントを喜ぶみゅー。

よかったね、宝物がまた増えて。(*^^*)


今日「ゼンセンもよー」だった。くっつき気味だった。
丸いオオモノから「アメカセキ」もらった。