CAPRASのARTISTAシリーズ。「INVENTION」7’7” #4−5。
実は愛知では有名な某黄色い釣具店の中古コーナーで見つけたもの。
当時の中古市場の平均相場は2万円チョットくらい。
ところが売られている価格を見て思わず「うっそぉ〜」
見た目、程度は『並』といった感じか・・・? 継いでみたが特に目立った不具合はなさそう。布袋、ケースもあのクソ重たい純正が付属。(笑)
それでいて1万円でお釣りがくる。
これは買わない手は無い! といった具合に即買い。(笑)
カプラスといえば私がフライを初めて数年経った頃、釣り雑誌のフライロッドのインプレのページに
”中には高いのもあります。 49,000円”といって紹介されてたのを覚えている。
ロッドを始めとする高いだけで胡散臭い製品が氾濫する現在、このカプラスに於いてはこの価格にも納得できるものがある。
そう思ったのが私も平谷湖で振ってみた時のこと。
その時の感想がまたしても、「うっそぉ〜!」だった。
リーダーの先にはインジケーターを背負っているのに、ギクシャクせず全くそれを感じさせないのだ。
スムーズかつ投げやすく、普通に投げて、普通によく飛ぶ。
当然ドライやリトリーブの釣りにもストレスなく使える。
話は逸れるが昔、渓流に通っていた頃、剃るティーワンワンが明けても暮れてもカプラスばかり持ち出していた。
彼の竿は「レガート」 8フィートの4−5番。これより若干スロー。 ヤツも他の竿が腐るほどあるというのに、いつもそうだった。
何の変哲もない竿に見えるが、噛みついたら離さず、相当気に入っている模様だ。
それで、「何でいつもカプラスや〜?」と訊けば「ワンワンワン(犬語で)飛ぶし、投げいいもん♪」と返ってくる。
その時は「ふ〜〜〜ん」といった感じだったが、自分で使ってみて初めて分かったことだった。

|