2月の作業

2月の作業。

誘引（ゆういん）作業をします。枝を棚にしばりつけます。
誘引は力が要る大変な作業のひとつですが、
台風などの風害を少なくし、
梨を確実に効率よく栽培するために
欠かせない作業のひとつです。

花芽のたくさんついた枝をぐいっと引っ張り、
棚（番線）にそってヒモでしばりつけます。
花芽は春になるとつぼみになり、花が咲いて
実をつけるからです。

花芽は枝から飛び出しているほんのり赤くて
ふっくらしたものです。
ふっくらしていないものからは葉っぱのみが
出てきます。

枝を引っ張るのに力が要ります。

ひとつひとつ丁寧にしばります。

棚にしばりつけたところ。

梨の品種によっては、誘引機でかんたんにし
ばれるものもあります。
誘引機は、針金でくるくるっとねじって枝を棚
にとめます。

誘引機を使うとこのようにできあがります。
手でしばるよりもずっと楽にできて大変便利
です。

誘引（ゆういん）はどうして有効なの？：こちらのページもご参照ください。