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梨のこぼれ話

*その8* 台風との戦い

梨収穫の季節は同時に台風の季節。
台風の進路予想図を家族全員で目が寄ってしまうほど見つめ、
頼むっ、それてくれ。」と体を曲げてみたり・・・。
梨は水分のかたまり、まともに被害を受けます。
台風一過の青空の下、収穫を間近に控え無残にも落下した梨を
ため息混じりに拾い集めることはしょっちゅうです。

もちろん、神頼みだけで策を講じないわけではありません。
策のひとつに、日本独特の手法、棚作りがありす。
棚って?ブドウ畑にもある、あの棚です。(下写真参照)
(ナシの棚)
梨畑全体で碁盤の目状に番線を張り巡らせ、
枝をぐいっと引っ張り(力が要ります)、ひもで固定します。
台風などの風害では強風にあおられて
枝が果実を揺らし、枝自身が果実をふるい落としてしまいます。
枝が棚にしっかり固定できれば被害はある程度抑えられるのです。
この作業を誘引といい、冬の寒い時期に行います。(→2月の作業参照)

 

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