機能一覧

オドメーター

表示は 1km刻み、000000km~999999kmの6桁表示です。 999999kmを超えると000000kmになります。
更新は 1秒/回です。

特徴として、数値を自由に設定できます。

赤色の部分がオドメーターです。 プリセットが可能なので好みの数字から始められます。

 

例えば、
オリジナルのオドメーターが故障でストップしてしまった距離を セットしたり、
1月1日に000000kmにセットして今年の走行距離を表示する という使い方も出来ます。

距離データーは不揮発性メモリー(電源を絶ってもデータが消えないメモリー)に
記録されています。

距離データーの表示されていない端数も不揮発性メモリーに
記録されています。  ですので、電源を切ると999メートル以下の走行分が
クリアされてしまうことはありません。

走行パルスが約2秒無い(停止時)と不揮発性メモリーの書き込みを自動的に行います。
書き込みの実行したときに「 ∞ 」マークを左上(Tp横) に約0.5秒間表示します。

 

 

プリセット方法と *パルス感度設定 は以下の手順です。

車が停止した状態で3番ボタンを長押しします。 以下の表示になります。

*補足  パルス感度設定とは:100メートル走行で何パルスの車かを仕込む作業です。 車によって異なりますが、通常日本車の場合250個のようです。 (初期設定は250にしています)

 

 

2番ボタンを押します。 以下の表示になります。 このとき走行すると車速パルスを カウントします。赤色部分が変化します。 パルス感度設定を行う場合は100メートル走行してください。 (他車の走行のない場所を選び、決して無理しないでください。) 

 

 

1番ボタンを押します。 以下の表示になります。

 

設定値を変更しない場合は4番ボタンを押します。 もしこの時2番と3番ボタンを同時に押すと100メートル当たりのパルス設定値を327に変更できます。  どちらも実行後以下の表示になります。

 

まず下2桁の数字部分が点滅します。 upはボタン2、dowmは3番ボタンを押して希望の数値に変更します。長押しで高速変化します。 設定終了は 1番ボタンを押します。

 

 

次に3桁目と4桁目の数字部分が点滅します。 操作は先ほどと同様です。  設定終了は 1番ボタンを押します。

 

 

最後に5桁目と6桁目の数字部分が点滅します。 操作は先ほどと同様です。 設定終了は1番ボタンを押します。

 

 

2016年02月25日

トリップメーター

A, B の2つがあり、個別に使用が可能です。

表示(A,B共)は 0.1km刻み 000.0km~999.9kmです。 999.9kmを超えると000.0kmになります。 更新は 1秒/回です。

リセット方法は 

トリップ A:1番ボタンを長押し→確認メッセージが出る→3番ボタンを押して完了です。

トリップ B:2番ボタンを長押し→確認メッセージが出る→3番ボタンを押して完了です。

中止する場合は、確認メッセージの表示中に 3番ボタンを押さずに放置します。

リセットを行うと トリップ距離、トリップ積算時間、トリップ平均車速 が0になります。

距離データーは不揮発性メモリー(電源を絶ってもデータが消えないメモリー)に記録されています。

Trip 距離データーの表示されていない端数も不揮発性メモリーに
記録されています。  ですので、電源を切ると99メートル以下の走行分が
クリアされてしまうことはありません。

 

 

 

2016年02月25日

車速表示

1km/h刻み、 0km/h~943km/h (4パルス車、100km以上は実験環境でテスト) 

更新は 1秒/回です。

スピード表示形式は3桁ですが、例えば63km/h 時は 063km/h のようには
左桁のゼロは表示しない仕様です。
ただし停止時は 0km/h と表示します。  スピード値の更新は1回/秒です。

 

 

 

2016年02月25日

トリップの積算時間

1min(分)刻み、 0h0m ~ 4660h20m  更新は 1分/回です。

精度 誤差最大±2分(10時間あたり)

トリップ A の積算時間です。リセットを実行してからの時間が表示されます。

不揮発性メモリー(電源を絶ってもデータが消えないメモリー)に記録されています。
しかし、端数のデーター(秒のデーター) は切り捨てますので、実際とは少なくなる可能性があります。

 

2番ボタンを押すとトリップ Bの表示に切り替わります。 トリップ A の表示に戻す時は 1番ボタンを押します。

トリップ B の積算時間です。リセットを実行してからの時間が表示されます。

 

トリップ の距離が999.9kmを超えて000.0kmになると自動的に 00h00m になります。

1000h(時間)以上になった時は 「t」の文字が自動的に消えます。

2016年02月25日

トリップの平均車速

0.1km/h刻み、  . km/h~943.0km/h  更新は 2分/回です。

走行ペースが具体的にわかるため重宝すると思います。

注:0.0km/hの場合の表示は0が表示されずに . km/hとなります。

トリップ距離とトリップ積算時間をもとにこの平均車速を計算しています。

トリップ AまたはBの切り換えは手順はトリップ積算時間と同じです。

 

 

 

トリップ B の表示は以下のようです。

 

2016年02月25日

温度表示

0.5℃刻み、  -25℃~+85℃ 誤差±2℃(最大) 更新は 30秒/回です。

本体に付属の温度センサーで測定した値を表示します。

センサー線の長さは130センチです。

温度が+60℃を超えると High と表示します。

温度センサーは樹脂性です。センサーと配線の接続部分は防水処理のために、アルコール型シリコーン充てん剤(浴室のシール材)で覆っています。

 

 

2016年02月25日

バッテリー電圧表示

0.02V刻み 7V~19V 誤差±0.4V(最大)  更新は 30秒/回です。

オルターネータの異常発見に役立ちます。 エンジンがかかっていれば正常時は13V以上はありますが、不具合があると12Vを割り込んだりします。

あくまで個人的な感想ですが、エンジンがかかっていない時の正常値を知っておくと、バッテリーの充電量がわかるようになりました。

 

 

2016年02月25日

始動時バッテリー電圧表示

本体に電源が入ると最初にこの画面が表示されます。 赤色部分に電圧値を表示します。

0.02V刻み 7V~19V 誤差±0.4V(最大)  最低電圧値を表示をします。

バッテリーの調子を検出しようと機能をつけました。セルが回転し初めの瞬間の最低電圧値を表示します。 

 

 

しかし、車種によっては瞬間5V以下になることから本機にリセットが入り測定不能になることが判明しています。 すみませんが、おまけの機能と考えてください。

最低電圧値の検出イメージを下図に示します。

 

 

2016年03月08日

製品の仕様

 

仕様一覧表

項目 仕様 備考
電源電圧 7V~30V ただしバッテリー電圧表示上限値は19Vまで
消費電流 53mA 測定条件:電源電圧=12.0V
消費電力 0.64W 測定条件:電源電圧=12.0V
重量 210g 配線材含む
初期パルス感度 設定値* 250パルス/100m JISD5601(637回転/1km) :40cm走行1パルス (40~9999の間で設定可能)
本体サイズ 横130×高さ60×奥行き40 ケース材質:ABS樹脂、穴加工は自動機加工
スイッチ 薄膜スイッチ SW1~4 クリック感あり OFF-ON、粘着で固定
付属ケーブル1 電源、車速パルス 1.3m長、太さ AWG22
付属ケーブル2 温度センサー 1.3m長、太さ 2.7mm、先端にセンサー付き
使用温度 0℃~50℃ 液晶表示器

*パルス感度設定とは:100メートル走行で何パルスの車かを仕込む作業です。 車によって異なりますが、通常日本車の場合は250個のようです。(初期設定は250にしています)

2016年02月25日

機能一覧表

 

一覧表

  表示範囲 備考
オドメーター 000000km~999999km プリセット可能
トリップメーター 000.0km~999.9km Trip A, Trip B 独立で動作
車速表示 0km/h~943km/h  
トリップの積算時間 0h0m ~ 4660h20m  
トリップの平均車速 0km/h~943.0km/h  
温度表示 -25℃~+85℃  
バッテリー電圧表示 7V~19V  
     
2016年02月25日

各ボタンスイッチ機能 一覧表

 

各ボタン機能 一覧表

  機能
1番ボタン トリップ A を選択、長押しでリセット
2番ボタン トリップ B を選択、長押しでリセット
3番ボタン 長押し(車が停止していること)でパルス感度設定後にオドメータプリセット  以後の操作は画面に表示 
4番ボタン 長押し(車が停止していること)で電源オン時画面に戻る
2016年03月09日

車への取り付け方法

赤色線 シガーソケットの+12V (エーモン【1552】プラグタイプN)など使用 または ACC と接続する

黒色線 シガーソケットのGND (エーモン【1552】プラグタイプN)など使用 またはGND線、GNDが取れるシャーシと接続する

白色線 車の車速パルス信号線

電源の極性はお間違えないようお願いします。

参考図は以下のようになります。

 

2016年02月25日