1月2日(金)晴

      鳳来寺山(695M)  恒例の正月登山

 
山門 傘杉(日本一高い杉) 鳳来寺山@鷹打ち場より
 今年も、恒例にしている鳳来寺山に、良い天気に誘われ、1月2日に出かける。 天気は晴。 風も無く、暖かい登山日和だ。 7時15分自宅出発。 8時45分鳳来寺表参道駐車場に到着。 早速登山靴に履き替え9時表参道入口を出発。 山門、傘杉へて鳳来寺へと続く、長い石段(1425段)を、『今年も元気に鳳来寺登山が出来る事に感謝』 しつつ、一歩一歩登る。 9時25分鳳来寺着。 早速、初詣。  9時35分東照宮。 ここから、鷹打ち場、天狗岩等を経由して10時50分山頂。 瑠璃岩、奥の院経て11時30分鳳来寺に戻る。 先ほどはすくなっかた参拝者も多く賑っていた。 ここからの下りは、山道を、馬の背の展望台 経由で、下り山門横へ。 12時20分表参道駐車場に無事到着。 今年も好天気の中、無事、恒例の鳳来寺登山が出来ました。  今年の山登りの安全と、また来年も元気に、鳳来寺登山が出来る事を祈りつつ、帰路に着きました。

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                1月24日(土) 晴

       御在所岳(1212M)

 

藤内壁

国見尾根・釈迦・竜・藤原岳

雪景色

天気予報では、今日も太平洋側は晴マーク。 これも恒例行事になりつつある御在所岳に、樹氷を見に出かける。7時30分自宅出発。 9時過ぎ鈴鹿スカイライン冬季通行止ゲート着。 すでに50台程の車が駐車していた。 今日は多くの登山者で賑わいそうだ。 早速登山靴に履き替え9時20分ゲートを出発。 今回も裏道コースで登り、同コースで下る予定。 9時40分裏道登山口。 ここから雪道となる。 今日は天気が良く風がない為、20分も歩くと暑い。 防寒着を脱ぐ。 藤内小屋までは、良く踏まれたさらさらの雪なので歩き易い。 10時10分藤内小屋着。 ここでアイゼンを付ける。 久しぶりのアイゼンの感触を楽しみながら登る。 途中、藤内壁へは、この雪の中、幾組ものパーテーが登っていくのが見える。 11時20分国見峠着。 なんと、峠の大きい看板が雪に隠れているいるではないか。 積雪は1.5m以上はありそう。 ここまで来ると風が有り、急いで防寒着を付ける。 国見峠から朝陽台までは、例年樹氷が大変きれいな所だが、今日は天気が良すぎて、全く樹氷は見られない。 残念。 !! しかし天気は良く、鈴鹿の山々はもちろん、遠く御岳まで望める。 朝陽台からは、スキーヤーや観光客の雑踏の中、頂上に向う。 12時15分、御在所岳山頂着。 山頂休憩所で眼前の鎌ヶ岳の展望を楽しみながら、昼食・休憩。 12時40分山頂出発。 雪の下り道は歩き易い。 1時、国見峠。 2時藤内小屋。 2時40分無事ゲートに到着。 近くの希望荘に立ち寄り、展望風呂で汗を流し帰路についた。 ・・・・・・・・・・ 今回は、お目当ての樹氷に合えなかったが、天気に恵まれ、雪山歩きを満喫する事が出来、満足の山歩きでした。

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                   2月21日(土) 晴

                  入道ヶ岳(908M)

 
鎌ヶ岳・御在所岳@北尾根より 入道ヶ岳@北ノ頭 山頂の鳥居
 今日は天気も良く暖かい日になりそう。 今回は鈴鹿の入道ヶ岳に出かける事にする。 6時30分自宅出発。 椿神社駐車場に8時15分到着。 早速登山靴に履き替え8時25分出発。 今日は北尾根コースで上り、二本松コースで下る予定。 椿神社から少し歩くと、右手に愛宕社の鳥居ある。 ここが北尾根コースの登山口。 いきなりの石段を急登し愛宕社に着く。 この裏手から杉林の尾根道を登る。 今日は暖かく、10分も歩くとあせが吹き出てくる。 半袖一枚になる。 9時鉄塔。 ここからは、落葉樹林の明るい尾根道になる。 木々の間から入道ヶ岳山頂を望みながら、急登し避難小屋を過ぎるとまもなく、笹とアセビの群生する高原に出る。 ここからは一気に展望が開け、鎌ヶ岳・御在所岳の見晴らしが良い。 又ここからは、残雪が現れ、時々足を取られる。 10時40分北ノ頭到着。 今日は風も無く暖かい。 笹原で少し早い昼食にする。 11時、山頂に向け出発。 11時10分山頂に着く。 草原の広い山頂には10人程の登山者が休憩していた。今日は山頂からの展望も良く、眼下に伊勢平野・伊勢湾が、南に仙ヶ岳・野登山、そして北に鎌ヶ岳・御在所岳が望まれる。 山頂で展望を満喫し、11時30分山頂を後にする。 下りは二本松尾根コースで下る。天然記念物のアセビやイヌツゲの原生林の急坂を下る。12時避難小屋。小岐須渓谷への分岐を過ぎ、杉林を下り,12時30分、二本松尾根登山口に着く。 ここから10分ほどアスファルトの道を下り、12時40分無事、椿大社に着く。 椿大社にお参りをし、帰路に着いた。 今日の山歩きは、2月にしては予想外に暖かく,ほとんど雪の影響を受けず、のんびり春山を満喫できました。

椿大社:伊勢の一ノ宮といわれ、猿田彦命を祀り、伊勢神宮に次ぐ格式に高い社で、多くの参拝者で賑う。

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3月14日(日) 晴

静ヶ岳(1089M)・竜ヶ岳(1100M)   鈴鹿

竜ヶ岳@ホタガ谷道より 竜ヶ岳@静ヶ岳山頂より 静ヶ岳・御池岳@竜ヶ岳山頂より
  今日も天気は良さそう。 今回は鈴鹿の静ヶ岳・竜ヶ岳へ向う。 朝6時30分自宅出発。 宇賀渓キャンプ村手前の無料駐車場へ7時45分着。 早速登山靴に履き替え8時10分駐車場出発。 林道を20分程歩き、8時30分ホタガ谷道(裏道)登山口に。 今日は暖かく、風も無く杉林の斜面を10分程登ると汗が拭きだしてくる。 早速,上着を脱ぐ。 このホタガ谷コースは、ホタガ谷沿いに巻道・谷沿い道・何度も丸木橋や石づたいに流れを渡りながら登って行く。 樹林帯を抜け笹原に変わると、遠足尾根は近い。 遠足尾根の急斜面は、広い大きな雪田になっており、雪の斜面をトレースに沿って登っていると、まるでアルプスの大雪渓を登っているような錯覚に陥る。 遠足尾根からさらに県境尾根に10時30分に出る。 どっしりとした竜ヶ岳の巨体が目に飛び込んで来る。 振り返ると御池岳・藤原岳・静ヶ岳の雄姿が望める 。ここから県境尾根沿いに静ヶ岳方向に向う。 県境尾根は残雪が多い。 わずかに残るトレースと赤テープを頼りに、鞍部まで下り,再び尾根道を登る。  途中、治田峠方向への分岐点を過ぎると静ヶ岳への急な登りとなる。  静ヶ岳の頂上付近はイワウチワの群生が見事。 5月頃には見事なお花畑になるであろう。 11時35分静ヶ岳山頂に着く。 頂上からはどっしりとした竜ヶ岳が見事だ。 ここで食事休憩。 今日は天気も良く、竜ヶ岳へ登る人は多いが、静ヶ岳に登る人は少なく、今日は県境尾根から一人の登山者にも会っていない。 静かな山歩きが楽しめる山だ。  *注* 今日は天気が良く、見晴らしが良いので、方向を迷う事は無いが、積雪期、天気の悪い時は、登る人が少ない分、トレース・目印等が少ない為迷いやすいコースであり、避けたほうが良いと思う。  12時10分山頂を後にする。 12時55分、県境尾根の分岐に戻る。 ここから目前の竜ヶ岳を目指す。 12時20分竜ヶ岳山頂。 広く切り開かれた山頂からの360度の展望も見事。 北に、藤原岳・御池岳・静ヶ岳・県境尾根・遠足尾根・南に釈迦岳・御在所岳・雨乞岳・等見事だ。展望を満喫し、13時35分山頂を後にする。 下りはヨコ谷道(中道)を下る。 この中道は、まず笹原の滑りやすい下り道、潅木にすがりながら落ちるような急な下り道をヨコ谷まで下ると谷沿いの道。 堰堤をいくつも越え、本谷の道に出会い下る。15時25分ホタガ谷道(裏道)登山口に着く。ここから林道を下り、15時45分駐車場に無事到着。 15時55分帰路に着いた。 ・・・・・ 今日の山歩きは、天気にも恵まれ、残雪の残るのんびりとした春山を,満喫する事が出来た満足の山歩きでした。

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 3月20日(土) 曇一時雪

藤原岳(1170M)

天狗岩から藤原岳 福寿草(9合目) 展望台(藤原岳山頂)にて
 今日は以前から予定していた藤原岳へ、福寿草に会いに行く。 8時20分、大駐車場でKさんと落合い、8時45分駐車場を出発。 今回も裏道(聖宝寺コース)で上り、表道(大貝道コース)で下る予定。 天気は曇っているが視界は良い。 鳴谷神社の右の長い石段を登り聖宝寺へ。 聖宝寺裏から裏道登山道は始まる。 このコースは5合目までは杉・桧の植林帯。 5合目の標識を過ぎると明るい雑木林に変わり、あちこちで福寿草が、今年も顔を出している。 8合目から残雪が現れ、残雪や泥濘の道を登る。 10時40分、9合目。 ここでは福寿草や節分草の群生が有り、多くの人が夢中で写真を撮っていた。 又、今日は曇っているが視界は良く、ここからの見晴らしは、山頂から麓のセメント工場・北勢平野・伊勢湾・養老山脈等が望める。 11時30分、藤原荘に着く。 雪がパラついて来た。 多くの人が食事休憩中。 我々も、ちょうど空いていた山荘内テーブルで食事休憩。 山荘内は暖かくゆっくり食事休憩出来た。 12時山荘を出て、天狗岩を往復し、13時に戻る。 この頃から雪が激しくなる。 13時20分藤原岳山頂(展望台)。 ここで今日、入道岳に登っている I さんと携帯交信。(藤原荘・天狗岩等は圏外:ここでやっと可能に) 13時55分藤原荘を後にする。 特に9合目までの下りは、残雪や泥濘の滑り易い道を慎重に下る。 9合目まで下りて来ると、天気も良くなる。 頂上付近だけ雲がかかっていた様だ。 8合目からは表道を下る。 15時20分、表道登山口の神武神社を経て無事駐車場に戻り、15時30分帰路に着いた。  ・・・・・・  今日は天気は今一で有ったが、Kさんと久し振りに山歩きが出来、またお目当ての福寿草や節分草も満喫できた満足の山歩きでした。 Kさん、ありがとうございました。

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3月27日(土)

満観峰(470M)

朝鮮岩・丸子富士・満観峰・日本坂峠・花沢山 

富士山@満観峰山頂より 静岡市と富士山@花沢山より 用宗漁港@花沢山より
  今日は全国的に晴マーク。 今回は富士山と駿河・遠州の山、静岡・焼津の市街や駿河湾の展望が楽しめる満観峰ハイキングに出かける。 青春18キップを利用してJR刈谷駅6時25分発。 JR安部川駅に8時54分着。 安部川駅を9時に出発する。 駅の西口を、静岡方向に向かい、ホームの外れあたりを左折。 西方向に進む。 まず新幹線のガードをくぐる。 さらにR366号を横断し,さらに進むと、丸子川にかかる寺田大橋に着く。 橋の手前を右折。 川に沿って、土手道を井尻橋まで進む。 井尻橋を渡り、しばらく行くと、左角にビニールハウスがある十字路に着く。 そこを左折し真直ぐ進む。 「最古の東海道(万葉の道)」の標識や小さな祠を過ぎると、舗装が切れ山道らしくなる。 「朝鮮岩へ」の標識に従い山道を進むと、小野寺に着く。 無人の小さな、静かな寺だ。 山桜がきれいに咲いている。 一息いれ、寺の右側の登山道を行く。 しばらく行くと本格的な急坂になる。 30分程登り、10時10分朝鮮岩に着く。 ここからの展望は見事だ。 眼下の安部川越に静岡市街、その向こうに、多少霞んではいるが真白な富士山。 右手は駿河湾。 左手は真富士山等の山並。 十分に展望を満喫し、10時20分に出発。 ここからの山道は、概ね常緑樹の林の中の山道となり、何回もアップダウンを繰り返す、結構疲れる道だ。 11時12分、三等三角点の丸子富士山頂に着く。 小さな祠が祀られている山頂は、木に囲まれ展望は無い。 11時20分、山頂を後にする。 小坂との分岐を過ぎ、茶畑が広がってくると、まもなく満観峰山頂に11時40分到着。 明るく広い山頂は360度の展望だ。 富士山や静岡市街・駿河湾・まじかに高草山・そして遥か、南アルプスや遠州の山並等。 多くの人が食事休憩をしている。 ここで食事をしながら、展望を満喫する。 12時山頂を後にする。 日本坂峠への道は茶畑の脇を通る、明るい道や急な下り道と変化に富んでいる。 12時45分、日本武尊が東征の際に越えた、日本坂峠に着く。 ここは、「古代の東海道(万葉の道)」が通っていた峠だ。 峠のお地蔵さんにお参りをして、ここから花沢山の登りが始まる。 花沢山頂は展望が無いが、山頂近くには、焼津市街や焼津港の展望や、静岡市街や富士山・駿河湾等の展望を楽しめる所がある。 13時15分、花沢山山頂に着く。 ここから、少し行くと、用宗と大崩海岸の分岐がある。 左の用宗方向に山道を下る。 石部(花沢山の登山口)まで下りて来ると、桃の花が満開で奇麗だ。 ここからJR用宗駅まではR150号沿いに歩き、14時20分JR用宗駅に無事到着。 途中、焼津の魚センターに立ち寄り、帰路に着いた。 ・・・・・・・・・・ 今回は車ではなくJRを利用して、行き帰りが楽な山歩きが楽しめ、また天候に恵まれ、富士山の展望 (*朝鮮岩・満観峰・花沢山からの展望はお薦め) を満喫する事が出来て、満足の山歩きでした。

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4月16日(金)晴

下呂御前山(空谷山)・(1411M)

御岳 @御前山・山頂より 下呂御前山・山頂 御前大権現
 今日も,天気は良さそう。 そうだ、御岳を見に行こうと,下呂御前山に出かける事にする。 6時45分自宅出発。 名古屋高速・R41号で下呂へ。 下呂に入り、下呂トンネルの手前でバイパスを右折。 案内板に従い、川沿いの道を上る。 集落を過ぎ、林道に入ると、まもなく登山駐車場に9時到着。 今日は平日の為か、駐車している車は無い。 早速,登山靴に履き替え、9時15分出発。 少し行くと、登山口。 登山口には、休憩所も完備されている。 登山口からの道は5合目までは、杉や桧の植林帯の中の、作業用の林道を行く。 10時、5合目。 ここからやっと、山道になる。途中の展望台からは、眼下に下呂の街、そして真白な白山が望める。 8合目は礼拝所跡であるが、周りの木々で御岳は望めない。 ここで90度左折。 明るい、一直線の尾根道を登ると9合目に着く。 ここまで来ると御前山・山頂や御岳も木々の間から望める。 緩く下り、最後の登りになる。 急坂の途中に御前大権現の案内が有り岩の上に祠が祀られていた。 11時25分御前山・山頂に着く。 山頂には「下呂御前山・空谷山」と書かれた石柱・展望盤・三角点等がある。 ここからの展望は素晴らしい。 まず残雪の多い雄大な御岳が聳え、そして乗鞍・穂高・槍・笠が岳がはっきりと見える。 又、昨年登った白草山・寺田小屋山・小秀山等の山並が東に。 対面に荻原御前山・西には、白い白山が聳え、また眼下には下呂の街が望める。 山頂で展望を満喫し、ゆっくり昼食を楽しむ。 今日は一人の登山者にも会っていない。 まるで我々夫婦で山頂を貸切したようだ。 今日は天気も良く、風もなく、暖かい。最高の昼食タイムを過ごし、12時15分山頂を後にする。 13時10分、5合目。 13時45分無事,駐車場に戻る。 駐車場付近で、草もち用にヨモギを取り、下呂温泉のクアガーデン露天風呂で汗を流し、帰路に着いた。 ・・・・・・・ 今回の山歩きは、天気に恵まれ、お目当ての御岳の雄姿に会え、また静かな山歩きを、満喫出来た満足の山歩きでした。

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4月25日(日) 晴

大川入山(1908M)

大川入山@尾根道より 大川入山・山頂 恵那山@山頂下り道より
 今日は天気に誘われて、2002年に登った時、視界の悪かった大川入山に登る事にする。 今日なら、恵那山や南アルプス等の展望が、山頂から楽しめるだろう。 今回は前回と違い,あららぎ高原スキー場から登る登る事にする。 5時45分自宅出発。R153号で寒原峠へ。峠を左折、あららぎ高原スキー場・駐車場に7時45分着。 広い駐車場には、1台駐車しているだけ。 早速登山靴に履き替え、8時駐車場を出発。 まず、誰も居ない静かなゲレンデの左側を上る。 第二リフトの4本目の柱のゲレンデ左端に登山入口がある。そこから、登山道になる。 小さな流れを渡ると、明るい気持ちのよい白樺林の中を行く。 白樺林を過ぎ、植林の急な斜面をジグザグに登って行く。 東側を振り返ると、南アルプス(甲斐駒・仙丈岳から塩見・赤石・聖岳まで)がはっきり見える。 山頂からの展望が楽しみだ。 尾根に出ると、明るい尾根道を登る。 1724mのピークからは、左に大川入山を見ながら、登って行くことになる。 10時、恵那山に続く尾根との分岐点に着く。 ここから90度左折(南へ)、一旦下る。 鞍部は、広く明るい笹原で気持ちの良い所だ。 この辺から、風が強くなり、寒くなって来た。 10時40分、大川入山・山頂に着く。 山頂からの展望は、素晴らしい。 まず、北に中央アルプスの山並・東に南アルプスの山並・そして北西に恵那山・御岳・乗鞍岳と期待通りの展望だ。 風が強く寒いが、ヤッケと雨具を二重に着て、防寒対策をして、山頂で展望を楽しみながら食事休憩をする。 お湯を沸かし、作ったカップ麺は、暖かく非常に美味かった。 コンロ持ってきて正解だった。 11時30分山頂を後にする。 12時尾根分岐点。 ここから尾根道を下る。 木々の間から、左に中央アルプス・正面に南アルプスの山並が望め、快適な下り道だ。 気持ちの良い、白樺林に来るとまもなくゲレンデ。 13時30分、無事、駐車場に到着。 稲武どんぐりの湯で汗を流し、帰路に着いた。 ・・・・・・ 今回の山歩きは、天気に恵まれ、お蔭で期待通りの展望を満喫でき、又さらに、大川入山の良さを再認識した山歩きとなりました。 又前回も触れましたが、ここの登山道は、良く整備されています。 地元の方、ありがとうございます。

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5月2日(日) 曇

御池岳(1247M) 鈴鹿最高峰

カタクリ @カタクリ峠付近 御池岳山頂 新緑とバイケイ草の群生
 今回は、カタクリと新緑を期待して、御池岳に出かける事にする。 6時15分自宅出発。 R306号のコグルミ谷出合い近くの駐車場に、7時45分到着。 すでに、20台近く駐車していた。 さすが人気の有る御池岳へのメインルートだ。 早速、登山靴に履き替え、8時駐車場出発。 コグルミ谷出合いから、コグルミ谷に入る。 この谷は伏流谷で露出した、白い石灰岩が目立つ。 芽吹き始めた新緑がきれいだ。 途中、長命水で喉をうるおし、谷から急な斜面の道を、登り淡いピンクのカタクリが咲いているのが見られる様になると、まもなくカタクリ峠(6合目)に、9時10分到着。 この付近は、名前の通りカタクリが多く見られる。 ここで一息入れ、ここから尾根を越え真ノ谷へ。 真ノ谷を少し上り、御池岳(丸山)への分岐を左折。 御池岳(丸山)への上り道は、バイケソ草の大きな葉が活きよい良く顔を出し、見事なバイケイ草の群生だ。 山頂に10時到着。 山頂は、もともと樹木に被われ、展望はきかないが、今日はガスがかかり、風も有り寒い。 簡単に食事休憩をし、10時15分山頂を後にする。 ここから、今日は全く期待できないが、足下が絶壁で、鈴鹿が一望できる、御池岳の展望台と言われるボタンプチ「ボタン(猪)を追い落としたと言う」を経て、もと来た道をカタクリ峠(6合目)に、11時15分戻る。 今日はまだ時間も早いので、藤原岳への縦走路にある、坂本谷への分岐、白船峠(白瀬峠)までを、往復する事にする。 カタクリ峠から白船峠までの道は、気持ちの良い、歩き易い尾根道だ。 新緑と足下には、イワカガミがきれいに咲いている。 冷川岳(1054M)を下ると、すぐ白船峠だ。 12時30分、カタクリ峠(6合目)に戻る。 ここからは、コグルミ谷を下る。 途中,長命水で、ペットボトルに美味しい水を詰め持ち帰る。 このコグルミ谷は、長命水であった登山者の話によると、これから夏は、ヤマヒルが多いようだ。 今が一番、良い時期かも知れない。 13時30分無事駐車場に到着。 ・・・・・・・・・ 今日の天気は、残念ながら悪く、ガスで展望は全くきかなかった。 しかし、新緑とカタクリやイワカガミ、一輪草等の奇麗な花を、満喫する事が出来、満足の山歩きが出来ました。

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5月7日(金)晴

明神山(三ツ瀬明神山)(1016M) 奥三河の名山

馬の背を行く@前方、明神山頂 明神山頂 奥三河の山並と鳳来湖@馬の背より
 今日は全国的に晴マーク。 久し振りに、奥三河の名山・明神山に登る事にする。 明神山は北設楽郡と南設楽郡の境に位置し、天竜川水系と豊川水系との分水嶺の連山の主峰で、標高の割に 急峻で堂々たる山容を誇っている。 奥三河の名山で、かっては、三ツ瀬からの信仰登山が盛んだった為、三ツ瀬明神山と呼ばれている。  明神山の登山道は柿野コース、三ツ瀬コース、乳岩峡コースの3つが有るが、今回は一番長いが、変化の有る乳岩峡コースで登る。 6時30分、自宅出発。 R151号を三河川合で右折し、乳岩峡駐車場に8時50分到着。 早速登山靴に履き替え、9時駐車場を出発。 まず売店の前を通り、沢の上の巨大な岩 「桟敷岩」 の上を歩く。 しばらくは沢沿いの道を行く。 やがて乳岩周回コースとの分岐と分かれ、ちょっと汗ばんで来ると一服岩。 ここで、上着を脱ぎ、Tシャツになる。 ここから,しばらく行くと、左手に奇妙な大きな岩が現れる。 鬼岩だ。 鬼岩はフリークライミングのゲレンデとして有名で、今日も3組のクライマーがクライミングの準備をしていた。 ここから少し登り、10時20分鬼岩乗越に着く。 ここで尾根にでる。 しばらく行くと、このコース一番の急坂 「胸突き八丁」 が始まる。 急坂を登りきると、尾根の乗越に出る。 ここからは南西方向が開け、宇連ダムの鳳来湖等が良く見渡せる。 ここから尾根を少し行くと6合目で、三ツ瀬からのコースと合流する。 ここからは、山頂に通じる主尾根を行く。 7合目からはヤセ尾根となり、クサリ場等も現れる。 特に行手を塞ぐ、大きな岩が現れる。 これが 「馬の背岩」 だ。 鉄の梯子が掛かっており、梯子を昇り切った岩の上は、馬の背のように狭く、両側は切り立っている。 それだけに展望は良い。 眼下に輝く新緑、宇連ダムの鳳来湖、奥三河の山並が見渡せる。 ここから山頂はもう近い。 11時50分山頂に着く。 山頂には立派な展望台がある。 展望台からは、360度の展望がきき、恵那山,南アルプス、富士山等も望める様だが、今日は天気は良いが、霞んで、展望はあまり良く無い。 山頂の広場で食事休憩を楽しむ。 12時30分山頂を後にする 。途中鬼岩では、オーバーハングに挑戦している、クライマーのグループがいた。 14時50分、駐車場に無事到着。 地元・名号温泉うめの湯で、汗を流し帰路に着いた。

 今回の山歩きは、天気に恵まれ、明神山良さ (清流沿いの道、胸突き八丁、ヤセ尾根、岩場、馬の背等変化に富んだ登り応えの有る山) を再認識した、満足の山歩きでした。 ただ、シャクナゲの花を期待して行ったのですが、残念ながら今年は、シャクナゲの裏年に当るらしく、乳岩峡明神山で2ヶ所、開花しているのを見ただけでした。

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 5月24日(月)晴

大台ケ原(日出ヶ岳)1695M 百名山

原生林の倒木・立ち枯れとイトザサの平原 目もくらむ大絶壁の大蛇ぐら
 今回は、シャクナゲを期待して、大台ケ原に出かける。 ぐずついた天気も,今日からは晴。 5時自宅を出発。 名阪国道・針ICから、R396号 ・ R370号 ・ R169号 ・ 大台ヶ原ドライブウェイを経て、9時、大台ケ原駐車場に到着。 天気は快晴。 早速、登山靴に履き替え、9時15分、駐車場を出発。 大台ケ原ビジターセンター横の登山口から、整備された遊歩道を日出ヶ岳に向う。 新緑の奇麗な原生林の散策を楽しみながら、9時50分、日出ヶ岳・山頂に到着。 山頂には、展望台も整備されており、360度の展望を楽しむ事ができる。 熊野灘 ・ 大峰連山の山並 ・ 台高山系等、はっきりと望める。 展望を満喫し、10時、今日の第1の目的のシャクナゲを見に、大杉谷方向にシャクナゲ平(シャクナゲの大群落が有る)まで下る。 咲いていました。!! 期待通り満開のシャクナゲが迎えてくれました。 ただ今年は、シャクナゲの裏年に当るらしく、大群落の内4割程度しか開花していない。 しかし、満開のシャクナゲに会え満足し、再び日出ヶ岳山頂に、11時に戻る。 ここから、正木嶺 ・ 原生林の倒木や立ち枯れとイトザサの平原の正木ヶ原 ・ 尾鷲辻 ・ 神武天皇の銅像や魔物を封じ込めたと言う伝説の牛石がある牛ヶ原を経て、12時15分、大蛇ぐらに着く。 大蛇ぐらは大台ケ原一の絶景地点。 クサリで囲まれた岩頭に立つと、眼下は目もくらむ程の大絶壁。 東ノ川渓谷を隔てて竜口尾根が起伏し、その向うに大峰連山の山並が、はっきりと望める。 迫力の大パノラマを満喫し、12時30分出発。 ここからシオカラ谷まではシャクナゲの大群落が有るが、今年はすでに咲いた後。 しかし大蛇ぐら付近では赤ヤシオ・シオカラ谷では白ヤシオが満開。 シャクナゲに替わり、楽しむ事が出来ました。 シオカラ谷の吊橋を渡り、急坂を上り、大台山の家を過ぎるとまもなく駐車場。 13時35分、大台ケ原駐車場に、無事戻る。 帰り、入之波温泉「五色湯」で汗を流し、帰路に着いた。 ・・・・・・・・・・ 今回の山歩きは、雨の多い大台ケ原で、快晴に出会い、楽しみにしていたシャクナゲにも出会え、また大蛇ぐらは想像以上の絶景で、大満足の山歩きでした。

大台ケ原の倒木・立ち枯れ ・・・・・ 1950年代までは苔生した原生林であった。 その後、伊勢湾台風のトウヒ林の風倒被害・大台ケ原ドライブウェイ開通による利用者の増加による林床の踏み荒らし、笹の増加・笹を食料にする鹿の増加・鹿の食害、等の複合的な要因による。 対策としてトウヒに金網を巻付けたり、遊歩道以外は立ち入り禁止等が行われているが?

シャクナゲ @シャクナゲ平にて

白ヤシオ @シオカラ谷にて

赤ヤシオ @大蛇ぐら付近にて

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6月10日(木) 曇

三ノ沢岳(2846m) 中央アルプス 標高NO・46番目

三ノ沢岳 @稜線分岐付近より キバナシャクナゲ
 梅雨の中休みを利用して、当面の目標・標高ベスト50完登に向けての、本年度,第1回目の山登りに中央アルプス・三ノ沢岳に出かける。 三ノ沢岳は、木曽駒ヶ岳、宝剣岳の近くにあるが,主稜線(縦走路)から離れた (稜線分岐より片道2時間) 独立峰。 自宅、4時出発。 7時、駒ケ根・菅の台・駐車場着。 天気は曇、山は千畳敷辺りまでは見えるが、それ以上は、ガスがかかっている。 天気予報では,天気は良くなると言っていたが。 ・・・・・  菅の台、7時15分の始発バスに乗り、しらび平に。 8時の始発ケーブルに乗り、8時10分,千畳敷に。 登山届を提出し、8時20分,ケーブル駅出発。 ガスが懸かっており、視界は10mほど。 コースを確認しながら,慎重に登る事にする。 極楽平までの登りは、雪渓が,かなり残っており、夏道のロープをたよりにすすむ。 小さい雪渓を幾つか越え、大きな雪渓の中で、ロープが消えている。?? 雪渓を渡り切った所にも,ロープはない。 雪渓上のトレースも全く無い。 20分程、探したが分からず、9時、断念して、乗越浄土コースに変更しようと決断し、雪渓の端まで戻った所で、植生の中に,かすかに足跡を発見。 かすかな足跡を頼りに100m程登って行くと、雪渓の端にロープ発見。 視界の良い時なら、すぐに判る事だが、視界の悪いは、特に細かい観察力と注意が必要だ。 9時25分極楽平。 ここで稜線に出る。 風が強い。 稜線には雪は全く無い。 9時35分三ノ沢岳への分岐。 ここから南西方向にのびる尾根をまず下る。 尾根も狭くなりハイマツ地帯になる。 ここではキバナシャクナゲが、ハイマツのなかに奇麗に咲いており、ちょうど見頃だ。 ハイマツに付いた露で、ズボンが濡れるので雨具・上下を着る。 雨の心配は無いが、ガスによる露は凄い。 ハイマツ帯のヤセ尾根をアップ・ダウンを繰り返しながら、或は岩を両手でよじ登りながら、先の見えない山頂を目指す。 ガスの中から慰霊碑が現れる。 慰霊碑は、ここで遭難したものでなく、ヨーロッパで遭難死した若者の追悼碑であった。 山頂近くなると、雪渓が現れる。 雪渓を慎重に横切り、11時20分、三角点の有るピーク、三ツ沢岳山頂に到着する。 山頂には標識は無く、三角点が有るだけ、大きな岩が沢山あり休憩には最適の場所だ。 ガスは相変わらず懸かっており、視界は100mぐらい。 風はほとんど無く暖かい。 誰も居ない山頂を一人占めの、贅沢な昼食タイムを、ガスが晴れるのを期待して、12時まで休憩する事にする。 12時前、4人の女性グループが登って来た。 お互いに記念写真を撮り合う。 12時、ガスは晴れないが、山頂を後にする。 30分程、下るとガスが晴れて来た。 振り返ると三ノ沢岳の雄姿がガスの切れ間から見える。 「ヤッター!!」 後、少しすると、三ノ沢岳の雄姿をカメラに撮る事が出来るだろう。 来た道も、ガスが晴れ、視界がきいて来ると、 「こんな所を歩いて来たんだなあ・・・」 と改めて登頂の喜びを感じる。 13時45分、分岐点に戻る。 ここから、朝迷ったコースを確認すべく、極楽平コースで下る事にする。 13時55分極楽平。 ここからは、宝剣岳や千畳敷、ケーブルの駅等良く見える。 視界が良い時の目標の見えている下りは快適だ。 難なく14時20分千畳敷・ケーブル駅に無事到着。 14時40分のケーブルで下り、しらび平15時10分発のバスで、菅ノ台・駐車場に15時45分無事到着する。 こぶしの湯で汗を流し、帰路についた。 ・・・・・・・・・・ 今回の山登りは、山頂までは,ガスの中の山登りとなり、コースの確認と、慎重な行動が要求される山登りになったが、無事、山頂に登頂する事が出来、達成感を感じる事が出来ました。 今回は絶えず、現在地を確認しながらの山歩きに心掛けた事もあり、危険を感じる事は無かったが、危険を感じれば、直ぐ引き返すつもりでいた事は、言うまでも無い。 ・・・・・・・・・

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