2002年山歩きメモ

   1月14日(月)曇
   鳳来寺山(695M)

鳳来寺山頂 山頂・瑠璃岩より北方面の展望
 毎年1月3日、恒例にしている鳳来寺登山。 今年は思い掛けない雪の為延期。 本日、鳳来寺山に、出掛ける事にする。 天気は、曇ってはいるものの、暖かい山歩き日和だ。 7時45分、自宅出発。 9時30分、表参道登山口の駐車場着。 登山靴に履き替え、9時45分、表参道登山口を出発。 傘杉を始めとする、大杉におおわれた静寂な表参道の石段(1465段)を登り、10時15分、鳳来寺に初詣。 続いて東照宮に初詣。 10時25分、東照宮より登山道に入る。 途中の鷹打ち場(10時45分)、天狗岩(11時15分)は、食事休憩している人もいて、展望もよく絶好の休憩場所だ。 11時30分、鳳来寺山頂着。 山頂から5分程で瑠璃岩に着く。 ここは展望がよく休憩場所にお勧めポイントです。 ここで昼食(おにぎり、味噌汁)、美味い。 ここからの展望は、東〜北が特に良い。 日の出のポイントとしても、お勧めです。 12時20分鳳来寺山頂出発。 奥の院、六本杉を経て、鳳来寺。 鳳来寺から1465段の階段を駆け下り、13時05分、表参道登山口に到着。 ・・・・・ 今年もお陰様で、元気に、恒例の正月鳳来寺登山が出来ました。 来年も、元気で鳳来寺登山が出来る事を祈りつつ、帰路に着いた。・・・・・ 

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     2月11日(月)曇一時雪
  御在所岳(1212M)

藤内壁上部と樹氷 朝陽台からの国見岳 見事な樹氷のトンネル
 樹氷を見に、昨年同様、御在所岳に出掛ける。 天気は冬型で、樹氷は期待出来るが、登山口までの道路が心配だ。 7時、自宅出発。 湯ノ山に近づくと、雪がパラつく。 希望荘付近から道の両側は雪。 冬の通行止めゲートに8時30分到着。 10台程、既に駐車している。 ここで駐車。 登山靴に履き替え、8時45分出発。 ここから先は雪の積もったスカイラインの道を歩く。 9時10分裏道登山口。 今回も、裏道コースで登る事にする。 登山道は、始から雪道であるが、アイゼンの必要も無く快適に歩ける。 9時50分藤内小屋。 昨年は、ここでアイゼンを付けたが、今年は、サラットした雪の為、ほとんど滑らず、様子を見る事にする。 藤内壁分岐付近より、雪は深くなるが、ありがたい事に、多くの人が登っているので、ラッセルの必要なし。 この辺りから登りも急になるので、アイゼンを付ける。 11時30分国見峠。 国見峠から朝陽台への登山道は、見事な樹氷のトンネルになっている。 樹氷を愛で、ビューポイントでは、夢中でシャツターをきりながら、朝陽台へ。 ここからは、多くの観光客やスキーヤーに混じって、12時30分御在所岳山頂に着く。 寒い山頂休憩所のベンチで昼食。 持参したお湯で、ホット・スープとコーヒーを頂く。 温かくて美味い。!! 時々雪がパラつく。 13時、山頂を後にする。 さて、下りを、どのコースにするか。 丁度、山頂で出会った大阪から来たおじさんは、表道コースで下りるとの事。 小生も同行する事にする。 表道は、足跡は有るものの、ほとんど人が通っていない為、木からの落雪で、雪まみれになりながらの、下山となる。 また、かなり急な下りで、ロープ場も数ヶ所有り、冬の登山道としては、あまりお薦め出来ないコースです。 14時10分、スカイラインの表道登山道入口に着く。 ここからスカイラインを下り、15時10分駐車場着。・・・・・希望荘でお湯に浸かり・帰路についた。・・・・・ 今日の天気は、時々雪がパラつく、あいにくの天気であったが、視界もわりと良く、樹氷と雪景色を、充分に満喫する事が出来た、雪の御在所岳登山でした。・・・・・/(^o^)/・・・・・

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       3月23日(土)曇り時々晴れ一時雪

  藤原岳・天狗岩(1171M)  

福寿草の群落 WV・OB7人(藤原山荘) 節分草(9合目)
今年も、福寿草に会いに、WV・OBの有志7人で藤原岳に登ってきました。 7時自宅出発。 8時30分集合場所の駐車場に予定より早く着くも、既に先輩3人は着いておられ恐縮。 心配していた天気もまずまずで、山頂付近に雪が残っているのも確認できる。 登山靴に履き替え参加者6人で、8時50分出発。 鳴谷神社、聖宝寺にお参り後、登山開始。 登山道は聖宝寺の裏手より始まる。 最初は杉・檜の植林帯を登るが、5合目辺りから雑木林に変わる。 6合目からお目当ての福寿草が現れる。 また可憐な節分草・ミヤマカタバミ・ミツミソウも咲いている。 8合目(大貝戸道との合流点)で休憩。 これから上の道には雪が一部残っており、雪解けで泥道を歩く事になる。 9合目は福寿草と節分草が沢山咲いていて皆、夢中で可憐な花をカメラにおさめる。 11時30分藤原山荘(避難小屋)に到着。 ここで、昼食とする。 メニューは各自持参のおにぎりとお湯を沸かして作るカップ麺とコーヒー。 そこに、思いもよらぬT君(小生と同期のWV仲間で三十数年ぶりの再会)現れる。 再会に感激・感激。!! 9時半頃から登り始めたとの事。 2時間余りで登って来た事になる。さすが元WVだ。 12時15分天狗岩へ向かう。 この頃から強い冷たい風と雪で冷え込む。 この道筋には福寿草の群落が多い。 雪は一時的で、天狗岩付近からは、御池岳、藤原岳、養老山脈の展望が素晴らしい。 13時15分藤原山荘に戻る。 ここで藤原岳山頂へは止め、ここから下る事にする。 しかし下り始めると、次から次えと登ってくる人が多く、待ち時間で時間が掛かり、8合目で14時を過ぎていた。 ここから、大貝戸道を下り、15時駐車場に無事到着。 下って来て駐車場に、なんと観光バスが7台も停まっていたのには驚いた。 ・・・今日の藤原岳登山は、お目当ての福寿草や節分草に会え、又、小生にとっては、なによりも三十数年ぶりのT君との再会が出来た、思い出に残る楽しい山登りとなりました。Nさん・Tさん・Sさん・T君・Iさん・Nさん、ありがとうございました。 ・・・15時15分、次回の再会を誓い、現地解散し、帰路についた。 !(^o^)!

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              4月6日(土)晴

  倶留尊山(1038M)・屏風岩・住塚山(1009M) 

倶留尊山・野焼 住塚山山頂 屏風岩
三重・奈良県境の300名山の一つ・倶留尊山に登る為、6時45分、自宅出発する。 しかし、23号夜間通行止の為、AM8時まで大府付近で足止。 思わぬ時間のロス。 東名阪・R25号・R368号・R165号・青蓮寺湖を通り、曽爾高原の国立曽爾少年自然の家の駐車場に10時35分着。 早速、登山靴に履き替え出発するも、何と、今日登る予定の、西斜面を覆うススキの原の、曽爾高原の野焼が行われており、多くのアマチア・カメラマンや見物の人で賑わっていた。 ただ、今日は野焼きで危険な為、登山禁止との事。 せっかく来たのに、残念。!!・・・・・ 曽爾ファームガーデンで、曽爾村のハイキングマップをもらい、屏風岩とその上の住塚山に登る事にする。 11時50分屏風岩着。 ここで昼食。 この屏風岩は高さ200M、幅1.5KMにわたる岩の柱は絶景。 ここから45分程登り、住塚山山頂に13時到着。 ここからの展望も良く、屏風岩の上部、国見山、兜岳等が見渡せる。 展望を満喫し13時45分屏風岩に戻る。 帰り曽爾村の酒屋で地酒(黄色いのれん)を購入し、帰路についた。・・・・・ 今回の倶留尊山への挑戦は、年1回の野焼と言う偶然に出会い、実現出来なかったが,ススキの穂が風にゆれる秋に、再度訪れたいものだ。・・・・・

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           4月29日(月)晴

    金峰山(2595M)・百名山

五丈石・大日岩を望む@頂上より 瑞牆山を望む@頂上より 頂上・五丈石を望む
GWの山歩きの第一弾として、長野県川上村と山梨県甲府市の境にある、奥秩父の名峰・金峰山に登る事にする。朝3時、自宅出発。 中央道・小淵沢IC・6時。 川上村・廻り目平に7時過ぎ到着。 この廻り目平は、白樺に囲まれ、村営の金峰山荘、キャンプ場、駐車場がある。 入口の駐車ゲートをくぐり、真直ぐ林道を進み、鎖の車止め近くに駐車。 今日は多くの人がキャンプを楽しんでいる。 登山靴に履き替え、7時45分出発。 鎖の車止をこえ、左側の金峰山川の流れの音を聞きながら、さらに続く林道を歩く。 8時20分・7号堰堤。 ここで林道終わる。 ここから川原や林道跡を歩き、8時40分登山口の標識の有る広場に着く。 登山道は沢沿いに登って行く。 30分程登ると最後の水場に着く。 この辺(2000M付近)から残雪が現れ、雪の上を歩く事となる。 降りてくる人の話では、何とかアイゼン無しで登れそうだ。 とりあえずアイゼン無しで行ける所まで行く事にする。 9時30分石楠花の群落を背景に、瑞牆山の奇岩が望める、ビューポイントに出る。 標識ではここが中間点。 ここから上部には、見事な石楠花の群生が有り、6月頃には、見事な花が見られるとの事。 大木の網のような根と、雪で滑りそうな急坂や、緩い斜面を繰り返し登って行くと、大きな岩が見えて来る。 10時50分、金峰小屋に出て、大岩に着く。 ここからは八ヶ岳や小川山がよく見える。 この辺りから、風景は一変し、高山帯の様相を示す。 急坂の岩場を、もうひとがんばりし、11時30分金峰山頂に着く。 山頂には、金峰山のシンボル・五丈石が鎮座している。 五丈石は高さ20M程の大きな岩が積み木のように重なり合った大岩。 又展望は素晴らしく、多少雲が有るものの、まず雲の上に顔を出した富士山、そして南アルプス、八ヶ岳、瑞牆山、小川山、朝日岳、国師ガ岳、等の秩父山塊が迫り、展望を満喫する。 12時30分山頂出発。 五丈石を通り、大日岩への稜線の道の岩場を下り、今度は金峰山小屋へトラバースルートで向かう。 雪はかなり深いが歩き易い。 13時20分、金峰山小屋に着く。ここからは、来た道を下り16時、駐車場に到着。今日は2000M以上は雪が有ったが、アイゼンは着けなかった。少し滑る所もあり、軽アイゼンを持参するのがベストと思われる。・・・・・今日は天気も良く、満足の行く山歩きが出来ました。
金峰山頂 金峰山頂 五丈石

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       5月2日(木)晴・曇

     大川入山(1908M)

山頂近く登山道@山頂より 大川入山・山頂(1908M) 大川入山@登山道より
GWの第二弾山歩きは、中央アルプス最南端に位置する、大川入山に登る事にする。 この山は、隣りの恵那山に隠れて印象の薄い山であるが、2000M近い高山で、展望も良く、最近人気の山との評判を聞き、挑戦する事にした。 朝5時20分自宅出発。 岡崎・足助・稲武とR153号を北上。 R153号・冶部坂峠を越え、すぐデンソーリゾート冶部坂こまくさの標識を左折。 T字路にぶつかる所に、7時10分駐車。 すでに1台駐車していた。 今日は天気予報では、快晴の予報だが、天気は曇り。 山頂では、晴れる事を期待しつつ、7時35分出発。 すぐ登山口の標識あり。 いきなり急坂の登山道は、カラマツ林の中を登っていく。 道の両側には、イワウチワの群生が目立ち、ちょうど今が見頃で、淡いピンクの花が奇麗だ。 カラマツ林を登りきると、展望が開け、大川入山が望める。 さらに尾根道を登り、8時30分、横岳山頂(1574M)に着く。 ここから尾根道を、いくつかのピーク越え北に向かう。 この尾根道には、ショウジョバカマの群生が多く、これもまた今が見頃です。 またこの山の登山道は、地元の方が、登山口から、山頂まで、両側の笹を刈る等、良く整備されており、非常に歩き易い登山道です。 ありがとうございます。 最低鞍部から急坂を20分程登ると、熊笹に覆われたビューポイントに着く。 振り返ると、登ってきた道が一望できる。 ここから山頂までは、展望の開けた、熊笹の中を登る。 10時20分大川入山・山頂に着く。 山頂は広く、熊笹に覆われ展望は良い。 ただ今日は、天気予報どうりには行かず、南西方面はガス、北東方面は展望はきくが、お目当の南アルプスは、雲で見えず。 残念。 頂上11時出発。 12時20分横岳。 13時05分駐車場着・・・・・今日の大川入山は評判以上に良い山でお気に入りになりました。特に地元の皆さんの登山道の整備には頭がさがります。楽しい山歩きが出来ました。・・・・・ひまわりの湯で汗を流し帰路に着いた。

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                  5月25日(土)晴れ

      南木曽岳(1677M) 三百名山

山頂と中央アルプス山並み 山頂展望岩にて 山頂より、御岳を望む
木曽の三霊山(御岳・木曽駒ヶ岳・南木曾岳)の一つで、昔から登山者が多く、山頂からの展望が、期待出来る南木曽岳に、今回登ることにする。 朝6時自宅出発。 三好ICより東名・中央道で中津川IC。 19号から256号の尾越より南木曽キャンプ場の林道終点の駐車場へ、8時15分到着。 既に多くの車が駐車。今日は天気が良いので、多くの人が登っている。 さっそく登山靴に履き替え8時30分出発。 最初は遊歩道や林道を歩き、8時50分『左登山道、右下山道』の標識の分岐。 左の登山道を登る。 原生林の中の急坂を登り、9時35分鎖場に着く。 これより上はイワカガミの可憐な花が道の両側に咲いており、ちょうど今が見頃だ。!! 登りが緩くなると、山頂の標識と三角点の有る、南木曽岳山頂に10時15分到着。 山頂からの展望はないが、下山道方向に少し進むと、多くの人が休憩している大展望の見晴台が有る。 ここからは、まず御岳・乗鞍岳・少し霞んでいるが穂高連峰・中央アルプス連峰(木曽駒・空木岳・等)・これも霞んではいるが南アルプス連峰・そしてどっしりと構えた恵那山と素晴らしい展望だ。 また、山頂は広く、赤い屋根の避難小屋、花崗岩の風化した幾つもの大岩、ツガの枯木、クマザサが巧く組合わさった庭園のようだ。ここで昼食と展望を満喫し、11時25分山頂を出発。 下山道を下ると、摩利支天大神の展望台に着く。 ここからの恵那山・南アルプスの展望は素晴らしい。 ここからいっきに下る急坂となる。 いたるところにクサリや梯子の悪路が続く。 13時『左登山道、右下山道』の分岐着。 13時15分駐車地点着。・・・・・ 帰路は、途中信州そばを頂き、256号を昼神温泉、そこから153号で稲武・足助を経て18時自宅着。 ・・・・・今回も、天気に恵まれ、展望を十分に満喫出来る、楽しい山歩きであった。

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            6月16日(日)曇
    小秀山(1982M)  二百名山

カブト岩を見上げる 小秀山・山頂にて 第三高原よりの小秀山
 御岳の南を取り囲むように続く,阿寺山地の最高峰で、眼の前に,御岳の大展望が期待出来る,小秀山を目指す。 レポートによると、登り4〜5時間,掛かりそうなので、早めに、自宅を,朝4時出発。 東名・中央道で中津川IC。 中津川から,R256で加子母村ヘ。 舞台峠付近から、乙女渓谷キャンプ場の駐車場へ6時20分着。 小秀山への登山ルートは、二ノ谷と三ノ谷ルートの二つが有るが、二ノ谷は、渓谷沿いを登る変化に富んだルートだが、危険個所が有り通行禁止になっている。 今回は三ノ谷ルートで登る。 さっそく、登山靴に履き替え6時35分出発する。 まず登山口まで林道を歩く。 7時、三ノ谷登山口。 営林署の作業小屋の横から登山道に入る。 まず桧の植林帯の中の長い九十九折れの坂道を登る。 鶯の鳴き声と水量の多い東本谷の沢音を聞きながら、黙々と長い坂道を登る。 桧の植林からシラカバやダテカンバ等に植生が変るころから、周りの尾根が見えてくる。 また登山道には倒木も多く、乗り越えたり、潜り抜けたりと、難所が所々ある。 9時、二ノ谷ルートへの分岐に着く。 分岐には『二ノ谷ルートは通行禁止:この分岐点からカモシカ渡り、夫婦滝、乙女渓谷、キャンプ場への道は途中が大変危険な状態になっていますので通行禁止です。:』の看板があります。 二ノ谷分岐からカブト岩までの急坂は、岩の間を登る。 途中から見上げる頭上のカブト岩は、威厳を持って巨大に、立塞がっているようだ。 9時30分、巨大なカブト岩に着く。 巨岩の上に立って見下ろす展望は素晴らしい。 眼下の深い東本谷は遥か下に見える。 今日は見えないが、ここから御岳が望めるとの事。 カブト岩から小秀山までは、第一高原、第二高原、第三高原と多少のアップダウンを繰り返すが、快適な高原状の尾根歩きが出来る。 第二高原から第三高原にかけて、石楠花が多く咲いており感激。 第三高原の案内板には小秀山まで15分とある。 見た目では、もっと掛かるような気がしたが、意外に楽に山頂に10時30分に到着。 予想していたより早く登る事が出来た。 頂上はそれほど広くない。 二等三角点と標識がある。 今日は眼の前に御岳の雄姿を期待して登って来たが残念。 天気さえ良ければ中央アルプスの山々も望めるとの事です。 山頂で昼食。 先客の岐阜市内から来た男性と情報交換。 月2〜3回は、山歩きされており、能郷白山がホームグランド。 11時10分まで、雲のはれるのを待つもダメ。 下山する事にする。 12時カブト岩。 12時20分二ノ谷分岐。 13時45分登山口。 14時05分駐車場へ無事到着。 ・・・・・ 小秀山は九十九折れの坂道、倒木、岩場、原生林、高原状の尾根等変化に富んだ登り応えの有る山です。  あと天気さえ良ければ ・・・・・ 再度、御岳の大展望にチャレンジしたいと思っています。!!  帰路は下呂からR41号で小牧。 名古屋高速で自宅へ。
二ノ谷分岐点 カブト岩より遥か東本谷を見下ろす 石楠花

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               7月21日(日)・22日(月)・23日(火) 梅雨明で晴れ

   甲斐駒ガ岳(2965M)・仙丈ガ岳(3033M) 百名山

 7月21日(日)  梅雨明けを待って、今回は北沢峠に宿を取り、22日に甲斐駒ガ岳、23日仙丈ガ岳に登る予定で、21日朝7時15分自宅出発。 日曜の朝、空いているR153号で足助、飯田、伊那、を経て長谷村戸台の仙流荘へ11時着。 北沢峠へは、長野県長谷村・仙流荘バス停からの村営バスで入る。 仙流荘バス停には広い無料駐車場、トイレ、売店等が有り、横には村営の宿泊施設・仙流荘が有り風呂だけの利用も可能。 14時10分発の最終バスの予定であったが、12時50分の臨時バスで北沢峠に入る。 北沢峠でバスを降り、今日予約してある長衛小屋へ向う。 長衛小屋には、テントサイト地が有り、小屋宿泊者とキャンパーで賑っている。 長衛小屋は標高1980Mに有りさすがに涼しい(温度計20度)。 又ここからは、明日登る甲斐駒ガ岳の摩利支天や小仙丈ガ岳が望める。 明日の天気を祈りつつ、19時過ぎ消灯。
仙丈ガ岳 @駒津峰より 甲斐駒ガ岳 @駒津峰より
 7月22日(月)  天気快晴。!!ヤッター!! 小屋前のテーブルで朝食を済ませ、5時15分甲斐駒ガ岳へ向う。 沢沿いの道を仙水小屋へ、さらにガラ場の道を登りつめ、6時15分仙水峠着。 ここからの展望は素晴らしい。 まず、摩利支天が眼前に迫り、鳳凰三山、地蔵岳のオベリスク、その向こうに富士山、そして明日登る仙丈ガ岳。 ここから2時間近く急登が続くが、途中振り返ると望める大展望と、ハイマツの間に奇麗に咲いているキバナシャクナゲやハクサンシャクナゲに励まされ、駒津峰(2752M)に8時着。 ここまで来ると視界は一気に開け、甲斐駒ガ岳が眼前に迫る。 北に尾根を進み、六方石を過ぎると、直登ルートと摩利支天ルート(巻道)に分かれる。 所要時間は同じとの事。 摩利支天ルートを取る。 分岐から少し行った所に湧き水有り。 冷たく、美味しい。!!  白砂の山腹をジグザグに登る。 摩利支天の分岐を過ぎてもジグザグの急登は続く。 9時50分、甲斐駒ガ岳(2965M)の山頂に立つ。 ヤッター!! ここには一等三角点が有る。  展望はさすがに素晴らしい。 まず東に、鳳凰三山、その上に富士山、南に北岳、間ノ岳、塩見岳、近くに仙丈ガ岳、西に遠く中央アルプス、御岳、乗鞍、槍・穂高、北アルプス、近くに鋸岳、そして北に八ガ岳等のまさに360度の大パノラマに大感激。!!  山頂で十分展望を満喫し、10時40分、山頂出発。 往路と同じルートで駒津峰へ12時着。 ここからハイマツの中を南に一気に下り、さらに登り返すと双児山(2649M)の山頂に13時に着く。  ここからは下りのみ。14時20分北沢峠(長衛荘横)に着く。 今日はこの長衛荘にお世話になる。明日の山登りを楽しみに、19時過ぎ消灯。
甲斐駒ガ岳山頂 鳳凰三山 @上に富士山が顔を出す 甲斐駒山頂をバックに
 7月23日(火) 今日も天気晴れ。ありがたい。!!小屋前のテーブルで朝食を済ませ、5時仙丈ガ岳に向う。まず峠から大平山荘まで一旦下がり、山荘横から藪沢コースで上る。 いきなりジグザグの急登が続く。 やがて、沢の音がすると、藪沢に出る。 すんだ空気と水の流れ、風が心地よい。 沢の両側はお花畑。道は右岸から左岸に変り沢沿いに登っていく。 沢を離れ山腹をジグザグに登り、7時40分に馬の背ヒュッテ到着。 ヒュッテから馬の背の稜線に出ると、仙丈ガ岳の雄姿が目の前に飛び込んで来る。 また馬の背は花が沢山咲いている。 クルマユリ・クロユリ・ハクサンイチゲ・シナノキンバイ・オダマキ・リンドウ・イワカガミ等・まさに花の山・仙丈。!! 8時50分仙丈小屋到着。 この仙丈小屋は新しく、トイレは水洗、暖房便座。電気はソーラーと風力発電との事。 展望も良く、頂上まで30分と最高のロケーションに建っている。 9時30分ついに仙丈ガ岳(3033M)の山頂に到着。 山頂からの展望は素晴らしい。 まず、遠くに中央アルプス・北アルプス・甲斐駒ガ岳・鳳凰三山・北岳・間ノ岳・塩見岳また近くに仙丈カール、今登って来た馬の背の稜線・これから下る小仙丈からの稜線・大仙丈からの仙塩尾根等の大展望が広がる。 展望を満喫後、10時20分山頂出発。 まずハイマツの尾根を小仙丈に向かい、小仙丈からは急な下りになる。 針葉樹林帯に入りしばらく下ると、大滝の頭と呼ばれる5合目に、12時到着。ここからは12時15分4合目、12時30分3合目、12時45分2合目と順調に下り、13時05分1合目(北沢峠)に無事到着。!! ・・・・・甲斐駒ガ岳・仙丈ガ岳と無事に完登でき、しかも天気に恵まれ、最高の山歩きができました。感謝・感謝・・・・・ 13時40分の臨時バスで仙流荘へ。 仙流荘で汗を流し、帰路に着いた。
カール・仙丈小屋・馬の背 @山頂より 仙丈ガ岳山頂 北岳 @仙丈ガ岳山頂より

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                7月30日(火)〜8月1日(木)

  
白峰三山縦走

 北岳(3192M)・間ノ岳(3189M)・(西)農鳥岳(3050M) 
百名山

7月30日
 今回、白峰三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)縦走を企画、単独で挑戦する。 今回は広河原から登り、奈良田に降りる計画の為、JR、バスを利用の山行となる。 7月29日午後自宅出発。 JRで塩尻経由,甲府へ。 甲府駅前でビジネス・ホテルに泊まり、30日午前4時過ぎ,駅前広河原行きバス停ヘ。 4時30分発のバスに乗る。 6時30分広河原着。 天気は快晴。!! ありがたい。 目的の北岳の雄姿が望める。 アルペンプラザ前で朝食後、6時50分出発。 野呂川の吊橋を渡り、広河原山荘の横から大樺沢を登る。 沢沿いに登り、途中大きな崩壊地では、対岸に迂回して登っていく。 沢に雪渓が見られるようになると、9時20分大樺沢二俣に着く。 ここで、大休止。 ここから右俣コースで登る。 2時間余の急登に苦しみ、11時45分草スベリからの分岐。 12時20分小太郎尾根稜線へ。 広河原が遥か下に望める。 稜線の幾つかのコブを越えて、12時55分北岳肩の小屋に到着。 早速チェックイン。 北岳山頂を目指す予定であったが、ガスが出てきて山頂からの展望も望め無い為、断念。 早速、缶ビールを頂き、明日に備える。 美味い。!!・・・・。 19時30分消灯。
北岳山頂 間ノ岳・農鳥岳(中白峰より) 北岳(中白峰より)
7月31日
 午前4時過ぎ起床。今日も天気は晴れ。 ・・・ ただ雲がやや高く、富士山はわずかに頭を出すのみ。・・・ 早い朝食を頂き、素晴らしい御来光を拝み、5時肩の小屋を出発。 急坂を一頑張りして5時40分、日本で第二番目に高い山・北岳(3192M)山頂に着く。 さすがに、山頂からの展望は良く、360度見渡せる。 仙丈岳・甲斐駒・鳳凰三山・間ノ岳・農鳥岳等の展望を満喫する。 6時10分頂上を後にして岩稜を下る。 途中でミネウスユキソウ(和性エ-デルワイスの一種)が咲いていた。 感激。!! 池山吊り尾根分岐を経て、7時05分北岳山荘に着く。 山荘から緩やかな登りを上り切ると中白峰(3055M)に着く。 振り返ると北岳の雄姿が、また前には、これから登る間ノ岳がでんと控えている。 中白峰を過ぎると間ノ岳への急坂が始まる。 ジグザグ坂道をゆっくり登り、9時10分間ノ岳(3189M)山頂に着く。 ここからの展望も素晴らしい。 山頂は広く、また山頂で道が分岐している。 このまま南に農鳥岳に向うコースと右に三峰岳を経て仙塩尾根を塩見岳に向うコースに分かれる。 今日は農鳥小屋泊まりの予定。 時間は、まだ9時30分。 時間的に余裕も有り、天気も少なくても午前中は悪くなる心配なし。 よって、右に三峰岳に向かい、そこから仙塩尾根を南に下り三国平へ。 そこから間ノ岳の山腹をトラバースするように付いている巻道を農鳥小屋へ向い、13時15分到着。  早速チェックイン。セルフサービスながらホットコーヒーのサービス有り。 美味い。!! 今日は一布団に一人。 ゆっくり眠れる。 明日に備え、19時過ぎ消灯。
間ノ岳山頂 西農鳥岳(間ノ岳山頂より) 仙塩尾根と仙丈岳(三峰岳山頂より)
夜明けの富士山(西農鳥岳登り) 御来光(西農鳥岳登り) 農鳥岳の上に富士山
8月1日
 
4時、小屋のオーナーの声『今日は天気が良いぞ。富士山も見えるぞ。!!』で起こされる。 朝食は西農鳥岳山頂で取る予定で、4時35分小屋を出発。風が強く、寒い。 左手に富士山が雲の上に顔を出している。 5時前、西農鳥岳への登りで奇麗な御来光を拝む。 今日が白峰三山縦走の最終日、無事を祈り、急坂を一頑張りして、5時25分西農鳥岳(3050M)山頂に到着。 素晴らしい展望を楽しみながら、朝食タイム。特に平らな農鳥岳の上に富士山が見え面白い構図に感激。!!さらに最後の目的の農鳥岳へはたいした登降も無く6時20分、農鳥岳(3026M)山頂に到着。 ここで大休止。 ここまで歩いて来た山々(北岳・間ノ岳・三峰岳・西農鳥岳等)を振り返る。 我ながら、良く歩いて来られたものだ。 ・・・ しばし達成感に浸る。・・・ いよいよ、3000Mの白峰三山とも別れを告げ、大門沢下降点ヘ。ここに荷物を置き、広河内岳(2895M)へ往復し、いよいよここから、奈良田(標高830M)まで2200Mの下降が始まる。 農鳥岳山頂6時40分出発。 8時大門沢下降点。10時大門沢小屋。11時45分発電所取水口。12時林道。12時25分奈良田第1発電所。 12時50分奈良田バス停到着。 長かったが、意外に早く着けた。 ヤッター。!!・・・ 14時05分の身延行きバスまで十分に時間がある。 奈良田温泉で一風呂浴び、生ビール・山菜そば定食いただき満足。・・・ 身延・静岡経由で帰路に着いた。
西農鳥岳山頂 農鳥岳山頂 ミネウスユキソウ(北岳にて)
今回の2泊3日の白峰三山縦走は、天気に恵まれ、計画どうりに歩け、又素晴らしい展望と可憐な多くの高山植物の花に出合えた、満足の山歩きができました。

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                    8月20日(火)〜23日(金)

       荒川三山・赤石・聖岳縦走             百名山

 悪沢岳(3141M)・中岳(3083M)・前岳(3068M)・赤石岳(3120M)・聖岳(3013M)

悪沢岳@中岳山頂より 赤石岳@丸山山頂より 聖岳@大沢鞍部より
 8月20日
 台風が過ぎ去るのを待ち、待望の荒川三山・赤石岳・聖岳縦走に出かける。登山口となる椹島へは、東海フォレストのバスで入るのが、唯一の方法。朝一番の8時10分のバスに乗る為、自宅1時出発。 東名・相良牧の原IC、金谷、本川根、井川経由で6時、畑薙第1ダム・バス停の駐車場に到着。広い駐車場に既に30台程駐車していた。台風一過天気は快晴。わずかな仮眠と朝食、準備で時間を潰し8時10分のバスで椹島へ。9時05分、椹島到着。登山届を出し、9時15分、椹島ロッジを出発。今日の千枚小屋への道は,樹林帯の中の長い尾根筋の登山道を登る。比較的緩やかな坂道だが距離が長く、睡眠不足の体にはきつい。途中、見晴岩から荒川三山と赤石岳の雄姿や、駒鳥池の静かな湿地に元気づけられ、15時50分、今日宿泊する千枚小屋に着く。小屋の廻りはお花畑になっており、ヤナギラン、トラノオ等が咲き乱れ今日の疲れを忘れさせてくれる。・・・・・明日の予定を赤石避難小屋か百間洞小屋にするか話をしていたら、静岡のTさんが百間洞小屋まで行くとの事。同行さして頂き、明日百間洞小屋まで頑張る事にする。明日に備え19時消灯。
椹島 駒鳥池 赤石岳@見晴岩より
 8月21日
 3時45分起床。今日は長丁場。まだ暗いが4時15分懐中電灯をたよりに出発。今日も天気は快晴。ヤッター。この分だと、千枚岳山頂で御来光が拝めそう。5時15分千枚岳山頂に着く。ここはまさに大展望。特に夜明けの富士山や赤石岳の写真撮影のベストポジションとの事で、多くのカメラマンが、撮影チャンスをうかがっていた。展望は東にまず富士山、北に塩見・間ノ岳・北岳等、南に赤石岳・聖岳、そしてこれから登る丸山、悪沢岳とまさに大展望。朝食と展望を満喫し、5時45分出発。展望のきく稜線を登り6時30分に丸山。7時10分に悪沢岳に着く。悪沢岳(東岳)は標高3141M、南アルプス第3位の高峰。ここからの大展望も素晴らしい。ここでも展望を満喫し、又昨日からお互いに励まし合いながら登って来た、横浜から来た御夫妻からホット・コーヒーの差し入れ有り。美味い。!!元気付く。7時30分中岳に向けて出発。中岳の登りが終わると、しっかりした中岳避難小屋につく。山頂は三角点が有り、展望も素晴らしい。山頂から下ると分岐に。ここに荷物を置いて、前岳を往復する。前岳西側の大崩落はすごく、後十数年後には山頂も脅かされそうな勢いだ。9時15分分岐に戻り、ここから前岳南東斜面のお花畑を下り、荒川小屋へトラバース気味に下る。荒川小屋に10時15分到着。ここで大休憩。10時40分出発。ここから30分程で広々とした大聖寺平に着く。ここからいよいよ小赤石岳の肩まで、ジグザグの急登が始まる。急登し、稜線に出ると12時40分、小赤石岳山頂に着く。ここからすこし下ると赤石小屋方面との分岐に着く。ここから20分程急登し、13時20分ついに赤石岳山頂に着く。ここからの展望も素晴らしい。聖岳・百間平・大沢岳等展望を満喫する。13時40分、今日の宿泊地百間洞小屋に向け出発。急斜面を下り、さらにガラガラの岩石の大斜面をトラバースして下り、馬の背の稜線に出る。さらに広々とした百間平に着く。ここから急坂を下り、ダテカンバの林に変ると、15時50分、百間洞小屋に着く。今日はよく歩いた。!! 明日に備え19時消灯。
御来光と富士@千枚岳山頂にて 塩見・北岳方面@千枚岳山頂より 千枚岳と富士@丸山より
悪沢岳(荒川東岳)山頂 赤石岳山頂 悪沢岳山頂
 8月22日
 4時起床。4時30分より朝食。5時出発。ガスがかかっている。まず大沢岳山頂はガスの中。しかし大沢鞍部に向う途中でガスも消え、大沢鞍部からは雲海に浮かぶ富士山、赤石岳、聖岳、これから登る中盛丸山、振り返ると大沢岳が姿を現す。夢中でシャターをきる。ここから一頑張りで中盛丸山山頂に着く。ここからの展望も素晴らしい。特にこれから登る兎岳が高く聳え、そこから聖岳へと続く尾根、そして聖岳が雄大に見える。小兎岳を過ぎ、いよいよ、兎岳の急な登りになる。きつい登りであるが、8時40分兎岳山頂に着く。意外に早く登りきれた。ここで、大休憩。赤石岳が奇麗に見える。ただ南側は下からガスが湧き上がり視界なし。9時、山頂出発。ここから、コルまで下る。9時30分最低鞍部(2600M)。ここからいよいよ聖岳(3013M)へ標高差400Mの登りとなる。きつい登りだが、振り返ると、昨日から歩いて来た赤石岳・馬の背・百間平・百間洞小屋・中盛丸山・兎岳等が見え元気づけられる。11時ついに広々とした、聖岳山頂(3013M)に立つ。ここで昼食をし、奥聖岳(2978M)へ往復する。展望は奥聖岳・兎岳から北側は良く見えるが、南側は湧き上がるガスで残念ながら視界なし。12時10分山頂出発。滑りやすい急な斜面、やせ尾根を通り小聖岳へ。さらにダテカンバの林の中を下り薊畑分岐へ。ここからは見事なお花畑の中を下る。特にホソバトリカブト・マツムシソウ・マルバダテブキ・ハクサンフウロ等が咲いていた。シラビソの林を抜けると広々とした聖平に出る。14時、聖小屋に着く。早速チェックイン。今日は団体客が入っており、満杯状況。旧小屋(素泊小屋)ならゆっくり泊まれるので、そこでゆったり泊まる。明日は下るのみ。3日間の楽しい山歩きを振り返り19時30分、消灯・眠りにつく。
雲海と富士@大沢鞍部より 聖岳山頂 聖平
 8月23日
4時起床。4時30分朝食。5時出発。今日はどんより曇っている。聖小屋からは、沢沿いにシラビソの林の中の緩やかな道を下る。道は沢を離れ、山腹を巻くように上る。6時10分2本の大きな滝が見える滝見台に着く。ここからはジグザグの下り。8時6分聖沢に掛かる吊橋を渡る。さらに下り樹林もシラビソ・トウヒからブナそして桧の植林に変ると聖岳登山口は近い。9時20分登山口到着。ここから林道を椹島まで歩く。途中雨がパラついて来た。今日登っている人は大変だ。それにしても、今回の山歩きは天気に恵まれ本当に有り難い。10時椹島に到着。11時のバスで畑薙第1ダム駐車場へ。近くにある赤石温泉で汗を流し、山菜岩魚そばを頂き休憩後、帰路に着いた。・・・・・
今回の山歩きは、まず天気に恵まれ、大展望を満喫出来、満足の山歩きでした。また、多くの人との出会いが有りました。まず千枚小屋から椹島まで、同行して頂いた静岡のTさん。おかげで安心して楽しい山歩きが出来ました。前後しながらも、お互いに励まし合いながら、同じコースを歩いた、横浜の散髪屋の御夫妻・松本のkさん・名古屋のAさん等との出会い。又何時か何処かの山でお会いしましょう。楽しい思い出が出来ました。・・・・・

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            9月13日(金)・14日(土)

     塩見岳(3047M)    百名山  

白峰三山・塩見岳@三伏山頂より 鎧のような重厚な姿の塩見岳@三伏山頂より
9月13日
 今回は、国内標高三千メートル以上の高山21座で最後に残っていた南アルプス・塩見岳(3047M)へ登る事にする。 朝3時自宅出発。 中央道・松川IC5時10分。大鹿村落合でR152号へ。 郵便局を過ぎ、小渋橋の手前の左に上る脇道を入る(標識あり)。 鳥倉林道は曲りくねった急カーブの多い長い林道だが、確実に標高を稼いでくれて、林道のゲート(一般車両はここまで)の駐車場の標高は1630M。 6時30分鳥倉林道駐車場に着く。  ここで朝食と準備をし6時50分出発。 丁度、そこにタイミング良く、三伏峠小屋へ食料を運ぶおじさんの軽トラックが、ゲートを開けて登山口(歩くと40分はかかる)まで行くとの事。 乗せて頂く。 ラッキー!!。 30分以上、時間短縮。 お陰で、計画より1時間20分も早く,登山口を7時10分に出発。  この鳥倉林道からのコースは最近人気が有る事でも解る通り急登も少なく、道も良く整備された道で歩き易い。 9時35分塩川からの分岐。 そこからシラビソの林を30分程登り10時10分三伏峠に着く。 ここまで来ると、憧れの塩見岳の重厚な姿が現れる。 今日の天気は曇りだが、視界は良く、近くの三伏山頂から展望は、素晴らしく、北の遠くに仙丈岳・北岳・間ノ岳・農鳥岳。 近くに、これから行く本谷山・権右衛門山・塩見岳・蝙蝠岳・烏帽子岳・小河内岳・荒川東岳等が望める。 ここから尾根を下り、本谷山へ尾根を再び登るが、緩やかな登りが続く。 12時潅木に囲まれた本谷山頂に着く。 ここで昼食。 ここから尾根を下ると明るい立枯れの木が多いシラビソの林に出る。 ここまで来ると塩見岳がさらにせまって見える。 ただこの頃から、ガスが塩見岳に掛かって来た。 天気が心配。 ここから権右衛門山は山頂を通らず、山腹をトラバースして、尾根の登りが始るとまもなく塩見新道との分岐。 ハイマツ帯が始まり、まもなく本日の宿泊地・塩見小屋に14時10分到着。 ここからは、残念ながらガスで周りの景色見えず。 残念。 ・・・・・ 明日の天気の回復を祈りつつ、18時消灯。 
三伏峠(2607M)・日本一高い峠 塩見小屋 塩見岳西峰(3047M)
9月14日
 
夜中、雨音に何度も起こされ、4時30分起床。 残念ながら、霧雨と風が強い。 5時朝食を頂く。 塩見岳登頂を如何するか。 小屋の御主人のアドバイス『下りの岩場は慎重にゆっくり下る事。 突風に十分に注意を。』を胸に、さらに,家内と御互いに危険だと感じたら引き返す事を言い聞かせ、雨具の完全装備で5時55分小屋出発。 ガスと霧雨と風が強い。 視界10M程度。 天狗岩の岩場、塩見岳の岩場を、ペンキマークに従い登りきると、意外に早く6時55分、塩見岳西峰山頂(3047M)に着く。 残念ながら視界は悪く、山頂の標識や三角点が見えるのみ。 塩見岳東峰(3052M)へ往復し,7時15分山頂を後にする。 下りの岩場を慎重にクリアー。 8時無事、塩見小屋に戻る。 ここでホット・コーヒーで1息入れ、荷物をまとめ8時30分塩見小屋を後に小雨の中、帰路に着く。 10時本谷山。 11時30分三伏峠小屋着。 ここで昼食。 11時55分出発。 14時登山口。 ここでやっと雨具を脱ぐ。 林道を40分歩き、14時40分鳥倉林道ゲート駐車場に着く。 ・・・・・ 15時駐車場を後に帰路に着く。 帰路は、飯田ICからR153号で稲武・足助・岡崎経由で無事19時自宅着。 ・・・・・ 今回の塩見岳登山、鎧のような重厚な塩見岳の姿を見ることが出来、又悪天候ながらも、塩見岳登頂を果す事が出来、結果として国内標高三千メートル以上の高山21座登頂を果す事が出来ました。 今回も、満足の山歩きでした。

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           11月16日(土) 曇り後晴

     宮指路岳(946M)     くしろ=946

三体仏岩と仙ガ岳の双耳峰を望む 宮指路岳山頂にて 鎌ガ岳・御在所岳を望む
 2ヶ月ぶりの山行きは、静かな山行を求めて鈴鹿・宮指路岳を目指す。 朝6時自宅出発。 小岐須渓谷大石橋奥の駐車場に8時到着。 既に5台程駐車していた。 登山靴に履き替え8時15分出発。 今日はカワラコバ谷から小岐須峠を経て宮指路岳へ。 下りはヤケギ谷コースの予定。 登山口から谷沿いに、杉林の中を15分ほど進むと、小岐須峠分岐に着く。 ここを右に小岐須峠への道に入る。 ここからの道は尾根を乗り越え山腹を巻き谷に下り、再び尾根を乗り越え山腹を巻きカラコバ谷に下り、谷沿いに登り,,水が涸れた谷から雑木林をジグザグの登ると10時小岐須峠に着く。 ここからは急な登りになるが10分程で頂上台地に着く。 頂上台地は背の低い雑木に覆われ、頂上からは展望は無い。 ただ近くに巨岩が座る広場がありここは展望の良い休憩ポイント。 ここからは北に鎌ガ岳・南に仙ガ岳が望める。 ここからヤケギ谷コースに下る。 頂上台地をいったん下り次のピークの登りにかかると、右に三体仏と言う巨岩が有る。 ここからの仙ガ岳の双耳峰の雄姿は素晴らしい。 さらに次のピークからは槍のような鎌ガ岳や御在所岳・入道ガ岳等の展望が良い。 さらにピークからすこし下ると東海展望と言う岩峰が有り、仙ガ岳や野登山等の展望が良い。 今日は雲って時々日がさす程度だが視界は良く、それぞれのビューポイントからは素晴らしい展望が楽しめた。 ここからヤケギ谷沿いに山復の急な道を1時間程下り12時,登山口に戻る。 今回の宮指路岳は4時間程度で登れ、変化に富んだ山歩きが楽しめる山でした。 帰路は、小岐須渓谷や椿神社の紅葉を楽しみ、帰路に着いた。

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                    12月15日(日)晴

       国見岳(1170M)

天狗岩と国見岳を望む 国見岳の石門 国見岳山頂にて
今年最後の山歩きは、静かな山歩きを求めて鈴鹿・国見岳を目指す。 朝6時自宅出発。 鈴鹿スカイライン冬季閉鎖ゲートに7時35分着。 既に20台程駐車していた。 さっそく登山靴に履き替え7時45分出発。 アスファルトの道を裏道登山口まで歩き、裏道を藤内小屋まで登る。 8時40分藤内小屋。 ここから裏道と分かれ右に国見尾根コースに入る。 この辺から雪道を歩く事となる。 三岳寺跡、五輪塔を過ぎしばらく行くと岳不動。 ここからはガレ場の急な登りとなる。ペンキ印を頼りに雪の急登を登りきると国見尾根に出る。 ここからヤセ尾根を登り、鈴鹿を代表する奇岩である、ゆるぎ岩や天狗岩に着く。 今日は展望がきき、ここからは釈迦岳・御池岳・霊仙岳を始め遠く白山・御岳・乗鞍・中央アルプスの白い山並が望める。 ここからしばらく行くと縦走路に出る。 分岐を右折してまもなく国見岳山頂に11時到着。 山頂の岩の上に登ると、御在所・雨乞。 釈迦岳・登って来た国見尾根等が望める。山頂で食事休憩。 11時30分山頂出発。 下山は国見峠から裏道コースを取る。 11時50分国見峠。 ここからは滑り易い下り道の為、簡易アイゼンを着け下山。 13時藤内小屋。 ここでアイゼンを外す。 13時45分駐車場所のゲートに無事到着。 今日の山歩きは天気に恵まれ、初冬の雪山が楽しめた。 来年も月1回以上の山歩きが出来る事を願いつつ帰路に着いた。・・・・・・・ 

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