2003年山歩きメモ

  1月5日(日)晴
      鳳来寺山(684M)・瑠璃山(695M)

鳳来寺表参道登山口入口 鳳来寺本堂
今年も恒例にしている鳳来寺山を,今年は1月5日に出かけた。 天気は晴、絶好の登山日和だ。 8時15分自宅出発。 9時50分鳳来寺表参道登山口駐車場。 さっそく登山靴に履き替え10時5分出発。 今回は、何時もの表参道石段コースでなく、仁王門近くから左に、馬の背岩展望台コースをとる。 急登のジグザグ道を登り、なだらかな尾根道に出ると10時35分馬の背岩展望台に着く。 ここからは鳳来寺本堂や鳳来寺山等の展望が素晴らしい。 鳳来寺への登山道は表参道石段が一般的だが、この馬の背岩展望台コースも変化が有り楽しめる。 10時50分鳳来時本堂着。 ここでお参りして、今回はここから奥の院経由鳳来寺山頂へ。 11時30分鳳来寺山頂着。 ここから瑠璃山へ、展望を楽しみ往復する。 昼食・休憩をして12時山頂出発。天狗岩・鷹打ち場を経て12時45分東照宮。 12時50分本堂。 ここから1465段の表参道石段を駆け下り13時15分駐車場に無事到着。  今年も無事恒例の鳳来寺山登山ができました。 今年の山歩きの無事と,又来年も恒例の鳳来寺山登山が出来る事を願ながら,帰路に着いた。

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               2月1日(土)曇時々晴

     御在所岳(1212M)

鎌ヶ岳を望む(山頂より) 御在所岳山頂 樹氷(朝陽台付近)
今年も樹氷を楽しみに御在所岳に出かける。 昨日は飲み会で遅くなったが、山行きとなると,なぜか朝6時には目がさめる。 7時自宅出発。 途中名古屋高速・工事渋滞でやや遅れるも、9時10分には湯ノ山温泉街を抜け,一の谷御在所山の家近くの駐車場に,無事到着。 満車に近かったが、なんとか駐車。 さっそく登山靴に履き替え、9時20分、裏道登山口へ、閉鎖されているスカイラインを歩く。 9時30分裏道登山口。 雪の登山道を滑らない様に注意しながら藤内小屋に10時到着。 ここでアイゼンを付ける。 この裏道コースは登山者が多く、ラッセルの必要がほとんど無く、アイゼンの雪を噛む感触を愉しみながら登る。 途中藤内壁へ挑んでいるクライマーの声が聞こえる。 多くのパーティーがこの雪の中、挑んでいる様だ。 11時30分国見峠。 ここから朝陽台までの登山道は,樹氷のトンネルを歩く感じで.樹氷が特に奇麗だ。 朝陽台からは、観光客やスキーヤーの賑わいの中を抜け,御在所岳山頂へ12時10分到着。 山頂は風が強く、フードを被らないと耳が痛い。 天気は時々青空が顔を出すものの、どんよりとした曇だが視界は良く,鎌ヶ岳、雨乞岳、国見岳、釈迦岳等の展望が楽しめる。 山頂の風通しの良い良い休憩所で昼食。持参したポットの暖かいお茶が美味しい。 12時40分山頂を後にする。 下りも裏道コースで下る。 13時40分藤内小屋。 ここでアイゼンを外す。 14時15分駐車場に戻る。 2月の御在所岳は3年連続となるが,今回が一番雪も多く、樹氷を十分満喫できました。 帰り、湯ノ山ロッジの温泉で暖まり、,帰路に着いた。

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                  3月9日(日)晴時々雪・風強し

       藤原岳(1140M)  日本三百名山

福寿草(藤原山荘付近にて) 福寿草(6合目付近にて) 藤原岳山頂(展望丘)にて
 昨日から風強く、寒波到来だが、天気予報は晴マーク。 先週降った雪で、お目当ての福寿草に会えるかどうか。又今の時期なら、藤原岳山頂への敬遠したい道(ぬかるんだ笹のトンネル道)も雪に埋まり歩き易いだろう。 そうだ、山頂からの展望を楽しもう。 等を考えながら、藤原岳に登る事にする。 6時50分自宅出発。 8時25分藤原岳登山駐車場に到着。 まだシーズン前なのに十数台駐車していた。 今日は多くの人で賑いそうだ。 今日は風が強い。 防風寒対策を十分にして、8時40分駐車場を出発。 今回も聖宝寺道(裏登山道)を登る事にする。 登山口で登山届を出し、杉林のジグザグ道を登るが、道は雪解けでヌカルミ状態。 5合目を過ぎると雑木林に変わる。 ここから6合目まで花の多い所だ。 前を登る人が、ここに福寿草が咲いているよと教えてくれた。 道から少し離れた林の中に、黄色い福寿草が咲いていた。 今年も風雪・極寒に耐えて咲く福寿草に会え、元気をもらい感激。 6合目から雪が深くなり、完全に雪山。 8合目は表登山道との合流点。 ここで休憩。 アイゼンを付ける。 風が強くフードをかぶる。 9合目及び藤原山荘付近の雪の少ない所には、福寿草の蕾が沢山顔を出している。 1〜2週間後が見頃か。 藤原山荘に11時30分着。 ここから山頂までよく締まった雪の上を歩く。 11時50分藤原岳山頂(1140M)に着く。 山頂からの展望は素晴らしい。 まず今登って来た藤原山荘から天狗岩、御池岳、遠く霊仙岳、伊吹山。 南に銚子岳、竜ヶ岳等の鈴鹿の山々。 そして周りは、奇麗な樹氷林。 十分に展望を満喫し12時10分山頂を後にする。 12時25分藤原山荘着。 ここで昼食。 周辺散策。 福寿草探し。 13時20分藤原山荘を後にする。 8合目から大貝戸道(表登山道)を下る。 15時登山口。 15時15分駐車場に無事到着。 15時30分帰路に着く。 今回の山登りは、お目当ての福寿草に会え、雪山を堪能し、天気に恵まれ、お陰で展望を満喫でき、楽しい山登りが出来ました。
天狗岩・御池岳を望む@山頂 銚子岳・竜ヶ岳を望む@山頂 見事な樹氷の尾根@山頂

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                             3月19日(水)晴

  文殊の森:山口城址(城主:吉田織部)・祐向山城址(城主:斉藤道三)

山口城址 眼下にセメント工場・根尾川 @山口城址 祐向山(城址)
 今回は、歴史をしのび、春の低山歩きを楽しみに、岐阜県本巣町の文殊の森に出かけました。 7時自宅出発。名古屋高速・名神高速で羽島IC。 安八から揖斐川・根尾川右岸を北上、本巣町へ。 R157号の道の駅(織部の里もとす)の手前を(文殊の森)の案内に従い右折すると、10分程で文殊の森駐車場に、9時20分到着。 管理棟やトイレも完備されている。 9時40分登山(城)口出発。 まず林道を登り四季の展望台へ。 展望は素晴らしく、眼下に根尾川・本巣の町が見渡せます。 次に山口城址に向かう。 急な山道を登ると途中に中ノ城址の展望台が有り、ここからもなかなかの眺望です。 いったん下り又急登すると頂上(山口城址)に10時20分到着。 山口城址の説明看板によると、城主・古田織部は、この城で生まれ育ち、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康に仕えた、世渡り上手な戦国武将だったようです。 また、千利休に茶を学び,茶道の新しい文化を作り、織部焼の創作者として知られ、庭園作りにも名を残し、桃山・江戸初期時代の文化の歴史に、輝く功績を残しています。 ここからの展望も素晴らしい。 展望を楽しみ、10時30分出発。 北東方向にある山(望郷の展望台)に向かう。 山口城址を下り、再び急登し10時45分望郷の展望台に。 ここでは十人程の人が展望を楽しんでいた。 ここまでは、登山道は良く整備されていたが、ここから祐向山までは登山道は無く、先人が付けてくれた赤いテープを頼りに、進む事になるが、最近道の幅だけ木々を切り払ってくれていたので、足もとは切り株や倒木等で歩き難いが、ヤブコギの苦労は無く、ほとんどアップダウンの無い尾根を歩き、11時15分祐向山頂に到着した。 山頂は広くて明るいが、展望は無い。 しかし、あの斉藤道三が居城にした事もある山の頂に立っているのだと思うと、感激に浸りました。 帰りは、望郷の展望台まで同じコースを戻り、ここからは、急坂を下り、12時30分駐車場に戻りました。 帰りは、谷汲山華厳寺に立ち寄り、お参りしてから帰路に着いた。

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             3月23日(日)晴

             釈迦岳(1092M)    鈴鹿

釈迦岳 @菰野町千草 釈迦岳 @猫岳 大陰のガレ @猫岳
今日は朝から快晴。 静かな山歩きを求めて、鈴鹿・釈迦岳に向かう。 朝7時、自宅出発。 道は空いており8時45分、朝明ヒュッテバス停駐車場に到着。 既に10台程、駐車していた。 登山靴に履き替え、9時駐車場出発。 今日は、庵座谷コースで登り、羽鳥峰コースで下る予定。 キャンプ場の中を通り、山道は谷を何度か巻くように付けられており、谷の右岸を登る。 庵座ノ滝が望める小峠からは、谷の右斜面を横切る道となり、崩壊が進むガレ場を横切る。 又、庵座ノ滝は右に大きく岩場を巻く事となり足場を確かめ、落石に十分注意して、登る必要あり。 滝の上からは、平坦な谷沿いの道となり、パイプ組の堰堤を過ぎると、谷から離れ、右折して尾根への急坂を我慢して登る。 急坂の途中、展望が開け、松尾尾根から続く大陰のガレが飛び込んで来る。 さらに急坂を登ると、11時30分展望の良い松尾尾根の頭に着く。 多くの人が休憩している。 ここで昼食休憩。 ここからの展望は素晴らしく、国見岳・御在所岳・白く残雪多い雨乞岳・棉向山・そして遥か白く雪の残った、比良山が良く見える。 展望を満喫し、12時釈迦岳山頂に向け出発。 平坦な尾根を進むと、5分程で山頂に着く。 頂上は狭く、展望は東方向のみで眼下に大安・北勢町等が望める。 下りは、少し戻り、残雪の残った縦走路を猫岳、羽鳥峰へと下る。 13時猫岳。 釈迦岳・大陰のガレ・松尾尾根の展望が素晴らしい。 13時30分白滝谷分岐。 羽鳥峰の手前から林道コースを下る。 14時40分駐車場に無事到着。 今回の釈迦岳は、初めての挑戦であるが、非常に変化に富んだ素晴らしい山である。 又登りたい山である。 帰り、希望荘で湯に浸かり、帰路に着いた。

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                        3月29日(土)晴
           小津権現山(1157M)  岐阜県久瀬村  岐阜百山

能郷白山を望む@山頂より 小津権現山頂 小津権現山@前衛峰より
 今回は、岐阜や大垣からも良く見える、小津権現山に登る事にする。 美濃には、権現山(白山権現社を祀る白山信仰の山)が二つ有り、もう一つは能郷白山である。 6時40分、自宅出発。 揖斐川沿いに、R303号を北上し、久瀬村役場の信号を右折。 小津川沿いに、小津の集落まで進み、小津川を渡り、すぐ川沿いに左折。 (小生はここを直進し、月夜谷へ向かい、時間をロスする。ここは、集落の道も、登山道も、標識がまったく無く、注意が必要。) 再度、小津川に、かかる『おがわ橋』を渡り左折して、舗装された杉谷林道を登って行くと、林道終点が、広い駐車場になっている。 9時30分駐車場到着。 1台先客有り。 朝出発の頃は、どんよりと曇っていたが、この頃から、日も射し始め、良い登山日和になった。 身支度を整え、9時50分駐車場出発。 落葉樹の雑木林の中の、登山道は明るく、整備されていて、気持ちが良い。 道沿いに、ショウジョウバカマが沢山咲いている。 高屋山(955M)までは、標高差500M程を、1時強で登る、急坂が続くが、気持ち良く登り、11時、高屋山に着く。 ここからは、残雪が現れる。 前衛峰までは、なだらかな、気持ちの良い、尾根道を登る。 木々の間から立派な前衛峰が望める。 11時40分前衛峰到着。 目の前に、小津権現山が現れる。 ここから雪に埋まった急斜面を、注意しながら鞍部まで下り、再度急坂を登り、12時20分、ついに小津権現山頂に到着。 山頂は真白な雪に被われ、大権現神社の祠と地図作成用の標識が姿を出しているのみ。 ここからの展望は素晴らしい。 近くの花房山、奥美濃の山々、そして真北に白い能郷白山。 今日は霞んで見えないが白山、御岳、北アルプス等も良く見える様だ。 ここで、昼食と展望を満喫し、12時50分山頂を後にする。 下りは同じ道を下る。 13時15分前衛峰。 13時35分高屋山。 14時30分無事駐車場到着。 15時帰路に着いた。  今回の小津権現山は、信仰の山として、昔から登られているだけに、道はしっかりしていて、迷う事は無い。 また、全山落葉樹に被われ、明るい雑木林の中を、楽しく山歩きが出来ました。 今度は、秋の紅葉を楽しみに、来たい山です。

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               4月6日(日) 晴
        白草山(1641M)  岐阜・下呂町 御嶽山の一級の展望台

白草山 白草山・山頂にて 御嶽山@稜線分岐より
 今回は、御嶽山の、一級の展望台と言われる、白草山に出かける。 天気は晴マーク。 6時10分自宅出発。 三好ICより、東名・中央道にて中津川ICへ。 下呂へ至るR257号を北上。 舞台峠を越え、宮地の信号を右折。 乗政川沿いに集落を抜け、下呂乗政キャンプ場を過ぎ、前方に寺子屋山が見えて来ると、黒谷林道分岐の進入禁止のゲートが現れる。 ゲートの手前に駐車。 8時50分到着。 同時に5台到着。 昨日は高山で雪が降ったとの事で、今日の白草山も、雪が相当深いように思われるが、多くの人と登れ、心丈夫だ。 9時05分駐車場出発。 林道は、山復を巻くようにつけられており、フキノトウが芽を出している。 9時40分林道終点。 『山頂まで2.7km』の標識と木の橋を渡り、ここから登山道になる。 また、ここから雪道となる。 先導の人の付けてくれた足跡を頼りに雪道を登る。 県境稜線に通じる尾根に出るまでの、北斜面は雪が深く、雪と格闘しながら急登する。 尾根に出ると、展望が開け、まず左に箱岩山。 そして右前方に白草山が見えてくる。 傾斜も緩くなり、雪も締まり歩き易い。三つ岩と呼ばれる、大きな岩を過ぎると、まもなく県境稜線に11時50分着。 稜線に出ると、眼前の景色が変り、今日の、最大のお目当ての、御嶽山の雄姿が眼前に飛び込んで来た。 感激、夢中でシャッターをきる。 ここからは、なだらかな高原状の白草山に向かい、12時10分、白草山山頂に到着。 ここからはまさに360度の展望が得られる。 御嶽山、箱岩山、拝殿山、三国山、小秀山、恵那山、等、が望める。 ここで昼食と展望を満喫し、12時30分山頂を後にする。 県境稜線分岐から、箱岩山へ往復する予定であったが、今日は雪が深く、トレースもまったく無い為、断念。 12時45分稜線分岐で御嶽山とも別れ、来た道を下る。 14時30分無事駐車場に戻る。  帰り、下呂温泉のクアガーデン露天風呂で温まり、帰路についた。 今回の山登りは、予想外の雪山になったが、天気に恵まれ、お目当ての御嶽山の雄姿に出会え、楽しい雪山歩きを、満喫できました。

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                           4月29日(火) 曇・ガス・
          能郷白山(1617M)

吊尾根鞍部(前山〜山頂) 山頂三角点 ザゼン草 : 山頂付近
 今回は、岐阜・福井県境の名山・能郷白山に挑戦する。 能郷白山は、白山と同じ泰澄(タイチョウ)大師の開山と言われ、古来より白山信仰の山として信仰を集め、山頂には白山権現社が祀られている。 前回は温見峠から登っているが、今回は能郷谷から挑戦する。 朝5時、自宅出発。 R157号で根尾村・能郷へ。 能郷白山神社( この神社の奥の院が能郷白山山頂にある。又、国の重要文化財に指定された古式ゆかしい能・狂言が毎年4月13日の例祭で奉納される。)の前を通り、能郷谷に入る。 道が空いていたので、予想外に早く、7時20分、登山口手前の駐車場に到着。 既に10台程度駐車していた。 積雪のある時期だけに心丈夫だ。 登山靴に履き替え、7時30分出発。 林道を15分程歩き登山口へ。 登山口からすぐ川を渡ることになるが、水量が多く渡るのにちゅうちょする。 少し上流の渡り易い所を探し石を跳んで渡る。 もっと水量が多くなると、水の中に入って渡るしかない。 なぜ、橋を架けてくれないのだろう。・・・・・ 川を渡ると直ぐ急登になる。 厳しい登りだが道脇のスミレやイワウチワが目を楽しませてくれる。 8時25分林道に出る。 砂防作業用の道で、登山口から続いているが途中土砂で埋もれ車ではここまで上ってこれない。 再び山道に入る。 再度、急登が始る。 前山に続く長い尾根を登る。 1200M付近から残雪が現れる。 前山が近ずくにつれ、雪が多くなって来て、7割位は雪の上を歩く事になる。 アイゼンの必要は無いが、トレースに注意し、忠実に辿っていく。 今日の天気は曇り。 ガスが晴れてくれるのを期待したが、どうも今日ガスは晴れそうに無い。 10時広い前山の山頂部に到着。 ここから緩やかな雪原の下りをトレースとマークを頼りに進む。 吊尾根の鞍部から能郷白山への登りに掛かった頃から、ガスと風が強くなってきた。 また急登が始る。 頂上直下の雪田に直線的についたトレースを辿り登りきると、11時15分山頂に到着。 残念ながら視界ほとんど無し。 山頂の雪田の回りには、ザゼンソウが咲いていた。 カメラに収める。 少し休憩し、12時30分山頂を後にする。13時25分前山。ここから下り道にはショウジョバカマが沢山咲いている。14時林道。ここまで山菜取りに林道を1時間程で登ってきている人がいるとの情報を聞いた為、ここから、登山口まで林道を下る事にする。林道の両側にはフキノトウが芽を出しており、取りながら林道を下る。なん個所か、土砂崩れで林道を土砂が覆っている所が有ったが、歩いての通行は問題なし。15時登山口。15時10分、無事駐車場に戻る。・・・・・今回の能郷白山は、残念ながら、展望の楽しみは無かったが、登り応えの有る、また登ってみたいと思う山でした。

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                 5月25日(日)曇り

        御在所岳・国見岳  白ヤシオが満開 

ヤマツツジ @藤内小屋付近 白ヤシオ  @国見峠付近 イワカガミ @中道にて
 白ヤシオが満開との情報をえて、御在所岳・国見岳に出かける。 天気は曇り,夕方から雨との予報、早く出かけることにする。 朝6時自宅出発。 スカイラインの駐車場に7時30分到着。 ほぼ満車状態。 今日は大勢の登山者でにぎわいそうだ。 今日は、中道から登り、御在所・朝陽台、国見峠、国見岳、国見尾根、裏道下山のコースを取る予定。7時40分、駐車場出発。7時50分、中道登山口。 しばらく急坂を登ると白ヤシオがあらわれるが、残念ながらほとんど花が散っている。 少し遅かったか。 !!! 頂上付近では、まだ咲いているかも。 !!! あわい期待をしながら、朝陽台近くまで登ってくると、白ヤシオが満開。「ヤッター !!」 たくさん咲いている。 また道ばたにはイワカガミの群落。 淡いピンクが奇麗だ。 来てよかった。 9時40分朝陽台。 ここから、国見峠、国見岳まで白ヤシオが群生しており、すべて満開でとても奇麗だ。 10時05分国見岳。 ここから、ゆるぎ岩等の奇岩の多い国見尾根を下る。 この尾根は、シャクナゲ・ヤマツツジが多く咲いている。 また、この尾根からは、藤内壁が眼前に迫り、圧巻だ。  今日は多くのクライマーが岩を登っているのがよく見える。 11時25分藤内小屋。 ここから裏道を下り、12時10分駐車場に無事到着。 ・・・・・ 今日の山登りは、天気の崩れを心配していたが、雨にも合わず、また目的の白ヤシオに会え、満足の山歩きが出来ました。

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                                   6月8日(日)晴れ  

              籾糠山(1744M)  天生湿原

猿ヶ馬場山を望む@籾糠山山頂 天生湿原 水芭蕉・リュウキンカ
 今回は、かっての職場の先輩方の山歩きに参加させて頂き、天生湿原籾糠山に出かけてきました。 天気は快晴。 絶好の山登り日和だ。 朝5時出発。 東海北陸道・荘川ICから白川郷。 ここからR360に入り天生峠へ。 少し行くと、なんと冬季閉鎖のゲートがあり、ゲートは施錠されている。 例年なら、6月1日からオープンしているのに、今年はどうしたのだろう? しかたなく、ゲート前に駐車し、峠まで歩く事にしたが、ひょんな事から、ゲートを開けて頂け、幸いにも峠まで、車で入る事が出来た。 ラッキー!!。 この天生峠は、泉鏡花の小説 「高野聖」 の舞台になった峠として知られている。 9時、天生峠出発。 ここから天生湿原に向かう。 9時30分天生湿原。 生湿原は、案内板によると 「この湿原は天然記念物に指定されており、海抜1400mの位置にあります。 太古の昔から、自然の営みの中で、絶えず新陳代謝が行われ、幾万年を経て出来た湿原です。 ここに生育している植物は、植物学上特に分布上きわめて貴重なものです。  代表的な植物として 水芭蕉、 ザゼンソウ、 ツマトリソウ、 ホロムイソウ、 ワタスゲ、 ニッコウキスゲ、 サゲスケ、 シラヒゲソウ、 ミツガシワ、 モウセンゴケ、 リンドウ、 バイケソウ、 コバイケソウ」 水芭蕉は少し時期が遅かったが、サンカヨウ、 リュキンカ、 ニリンソウ、 ハクサンイチゲ、 キヌガサソウ等、見事に咲いており、きれいな花を堪能する。 天生湿原から1600m付近にある子平湿原(木平湿原)に向かい、ここでも花を堪能する。  ここから一旦下り、天生湿原からの道に11時、合流する。 この辺の谷筋には、まだ雪が残っているのには驚かされる。 ここから籾糠山への登りが始まる。 登り道沿いに鮮やかなピンクの ムラサキヤシオツツジ が咲いておりとても奇麗だ。 12時、籾糠山山頂に到着。 山頂は狭く昼食をとる人でラッシュ状態。 山頂からの眺めは、まず南西方向に猿ヶ馬場山 (1827m ・300名山 ・登山道のない藪山。 有雪期のみ登山可能な山。)、 北東方向に先ほどの小平湿原のピーク。 遠くかすんではっきりしないが、北アルプスの山々。 展望を楽しみながら山頂で食事休憩。 12時35分山頂出発。 下りは合流地点・天生湿原・天生峠と下る。 15時天生峠に無事下山。 帰り、白鳥の美人の湯で汗を流し、帰路に着いた。  今回の山歩きは、懐かしい先輩方との再会や奇麗な花々を堪能出来た、満足の山歩きでした。

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