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プロジェクターを吊り下げた日 

 内装工事もほぼ完了し、いよいよプロジェクターを取り付ける日。工務店さんからの「取り付けましょうか」というご厚意は丁重にお断りし、コレばかりは自分自身でやってみることに。調整機能をつけた天吊り金具が意図通り調整できるのか、という心配もありました。机上である程度検討していたので、事前に工務店さんに取付をお願いしていた80インチスクリーンにほぼドンピシャで調整が出来ました。ただし、かなりの重量物、できれば自分一人でとこだわらず複数でやった方がいいですね。あー、腰痛い。

  

 XV-Z5000は、リモコン電動ズームとシフト機能があるので、16:9の場合の微調整もスクリーンの引き出し量(これは手動ですが)と合わせてワンタッチで調整できて大変便利です。夜になるのを待って細部のピント調整は行うとして、明るい内に配線類を済ましてしまうことにしました。JBL純正スピーカー金具はあらかじめ指定位置に、工務店さんに取り付けてもらっていましたので、持ちこんだスピーカーをこの金具にひとつひとつ装着していきました。スピーカーケーブルは天井に装着した配線化粧パネルより飛び出していますので、これをスピーカー背面に接続していきます。センタースピーカーを合わせて5つ、予想外に時間がかかりました。


 スピーカーの設置配線が終わったところで、AVアンプを接続しました。AVアンプは残念ながら新調はかなわず、愛用のケンウッドを当面使うことにしていました。レーザーディスクプレーヤーを接続し、音を確認、5チャンネル分無事出力されているようです。ウーハーは後日入れることにしていましたので、この時は天井スピーカー分のみ確認しました。


 さて、いよいよ日も暮れて、画像調整、そして試写の時間とあいなりました。スクリーンはXV-100Zの時から使っていたものを流用したためか、かなりヨレがあり、ちょっとピントが甘く感じられるのと、やはり部屋の壁事態、リビングですので白系統であり、光が廻り込み、黒が浮き気味になることが気にはなりました。スピーカーも、旧来のAVアンプであることを勘案しても、センタースピーカーの中央定位が不足、できればレベルアップしたいところです。

 調整もようやく終わり、家族全員呼び寄せての試写会スタート。性能やスペックは、もはやどうでもよい、「リビングシアター」の真髄がそこにありました。

 

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