24.日なたが熱いわけ

 このところの異常な高い気温が問題になっています。夏に日なたで太陽光を浴びると非常に熱くなるのは当然です。1平方メートルに1kWのエネルギーがあるためです。

 体の高さが1.5メートルで幅が40センチメートルなら0.6平方メートルになり体全体で600ワットのヒータの熱を受けていることになります。600ワットの熱をずーっと浴びれば熱くなるのは当然です。ほかっておけばどんどん熱が体に入り込みすぐに熱中症になりそうですが、汗の気化熱でなんとか冷やしているのでしょう。

 太陽光発電はこの高い光エネルギーを電気エネルギーに変換します。つい10年前は変換効率が10%であったために100Wだったものが最近は変換効率が20%になってきたので200Wになっています。一般家庭の契約電力は30Aなので3kWです。つまり3×5メールの太陽電池があれば3kWとなります。これだけあれば使い切れないので売電するか、蓄電池に蓄電して夜も使用できることになります。

2025年08月13日