しつけ教室の考え方・方針

家庭犬のしつけ教室

犬のしつけは愛犬に分かりやすく教えることが大切です。 犬は人間の言葉を理解できません。 力ずくで教えても怖がりはするけれど決して楽しんで覚えてはくれません。 愛犬の悪いところばかり気にせず、人間社会のルールを愛犬にわかりやすく伝えて行きましょう。 愛犬と楽しく信頼関係を築きコミュニケーションが取れるようにレッスンいたします。!

トレーニング方法
犬を訓練するのではなく、飼い主さんにしつけの方法を学んでいただきます。 人間の場合は言葉を理解できるので、何が悪かったのか、これからはどうすれば良いのかを 説明すれば理解できますが、犬は人と違い言葉を理解できないので、なぜ叱られたのか、パパ・ママが 何を求めているのかが理解できません。愛犬にガミガミ小言をいわないで、教える技術を磨きましょう。
愛犬に何かを覚えてもらうときは、良い行動をとった直後にその犬にとって『うれしいこと』 を提供してあげることが一番です。犬にとっての『うれしいこと』とは、犬がそれを貰って 喜ぶことです。飼い主さんが報酬のつもりでオモチャを与えても犬が喜んでなければ 報酬にはなっていません。これはおやつを見せびらかして言うことを聞いてもらう事とは全く違います。
ご褒美として考えられるものはフード、水、散歩、飼い主、おもちゃ、ボールなどたくさんありますが、 当教室の最終目標はパパ・ママが愛犬にとっての史上最強のご褒美になってもらうことです。
※注意 飼い主さんに怒られたくなくて言うことを聞いている犬をよく見かけます。飼い主さんは褒めて教えたと 言われますが、明らかに罰を避ける為に犬が動いています。この場合、飼い主さんがニコニコして褒めているときは 怒られないので今は安心と思っているのでしょう。これでは、競技においてもスピード・正確性に欠けてしまいます。 人の場合でも、失敗したら酷い目に遭うと思ったら正確な判断・うかつな動きは出来ないでしょう。気をつけたいものです。

家庭犬のしつけ教室

社会化の重要性
社会化のトレーニングとは、いろいろな人、犬、物体、音、匂い、触感などこの先愛犬が 遭遇するであろう様々な刺激に慣らすことです。
社会化のトレーニングが不十分だと、せっかく教えたオスワリ、フセ、オイデ、マテなどが 、他に気の散る刺激が無い家の中でしかできないと言う事になりかねません。
犬が様々な刺激を容易に受け入れることができる時期は生後4ヶ月位までと言われています。 その社会化期に愛犬を様々な刺激に馴らしてあげる事がとても重要です。社会化期が過ぎてしまった 愛犬も無理やりではなく少しずつ犬のペースで社会化をさせてあげましょう。 社会化ができている犬なら、その後のトレーニングも容易に進歩することがでます。 我が家の愛犬も来た時から社会化不足のビビリちゃんですが、最近少し良くなってきたような・・・ 犬のペースでがんばりましょう!無理のない社会化のレッスンをさせていただいております。

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フード、おやつがないと言うことを聞かない子、是非いらしてください

ごほうびは、トレーニング初期の段階、新しいことを教えるときは使っていきます。 ご褒美はフードだけではありません。ボールでも飼い主さんに褒められることでも同じご褒美です。 巷でよく言われるフードを使って教えるとフードを持っていないときは言うことを聞かない。 そんなことはありません。それはフードの抜き方、与え方に問題があるためだと思います。 ご褒美を使って教え、物理的なご褒美なしでもきちっと行動してもらう、これが大切です。
その昔、犬が群で狩をしていた頃、獲物を捕らえて分け前(フード)を手に入れていた。 現在、犬は飼い主と暮らしおり、獲物を捕らえる必要も無いのですが、 トレーニングも飼い主と愛犬という群で行うチームプレイです。 うまくいったら時々分け前(獲物・フード)をあげてもいいんじゃないでしょうか。私は最近このように考えています。 どうでしょうか?