日本共産党碧南市会議員団

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6月議会 一般質問 6月13日・14日の一般質問の要旨と答弁内容をお知らせします。
山口はるみ議員下島良一議員岡本守正議員


         「合併は誰に聞いても反対」と市長が答弁


一般質問の要旨と答弁内容


山口はるみ議員

1.三度山住宅
  このままでは地震で死亡災害に



問 三度山住宅の建替え計画を早め東海地震対策を。
    答 計画どおり平成16・17年で計画設計。平成18年工事着工の予定で行きたい。


問 住宅西の用水沿いに土留め工事をして住宅用地拡張を。
    答 今後の計画の中で考えたい。


問 向山住宅のエレベータ設置について
    答 平成15年以降で考えたい。


問 宮下住宅内、道路と側溝の改修を。
    答 今後検討したい。


2.地震対策について


問 市民への、被害予測(津波、液状化、活断層など)、メッシュ図など情報の共有、公開を。
    答 時期計画作りの中で反映させる。


3.介護保険料
  1億7500万円ためこみ



問 平成15・16・17年度の、「第二期介護保険事業計画」策定で保険料額の見通しは。基金が1億7500万円あり値下げ可能。
    答 今後の問題なのでなんともいえない。


問 保険料、利用料の減免制度の対象 拡大を。
    答 今後の検討課題としたい。


4.就学前までの乳幼児医療無料化消極的な碧南市


問 豊田市・豊明市のように入学前までの無料化を。
    答 時代のすう勢だが、取りあえず4歳未満でいきたい。


下島良一議員

1.かってにマンモスプール廃止結論、庁内検討委員会


問 臨海マンモスプールは臨海工業地帯の造成で海がなくなり、その代償として建設されたもの。存続すべきでは。
    答 使命は果たし終わった。廃止の結論を庁内検討会では出した。


問 プール存続は78.4%が希望している。この市民の願いにどう答えていくのか。
    答 他市にあるので、つくる気はない。


問 碧南市にも、風力・太陽光を利用し海の見える港南緑地に年間利用型レジャープールを。
    答 港南緑地は総合運動場を予定している。


2、5市合併はみんな反対


問 合併協議会は、合併の是非を論議するところではない。合併後の市名、特例債の使途などをきめる所。構成メンバーはだれ、何人。
     答 是非を含めるかどうかは、協議会できめること。構成は五市、市長、助役、議長、推進団体代表など約50人ほど。


問 市長の合併に対する考えをしめしてほしい。
     答 まちでいろいろ聞いたがみんな合併には反対だといっている。この市民の声が私の立場だと思っていただきたい。


3、チャレンジショップなど商店街活性化事業を


問 刈谷市や岡崎市では、空き店舗を利用してチャレンジショップを開設。店舗経営希望者を育てている。碧南市でも県の補助制度を利用  して実施を。
      答 地元の商店街がやる気になって行っていただきたい。

問 実施のため地元の商店主が各地に行っている。市は傍観者ではなく積極的な援助を。
      答 今後検討したい。


岡本守正議員

1、商工会議所跡地の利用は


問 今年秋にも新商工会議所が完成する。現会館は、ふるさと館として藤井達吉翁、大浜陣屋の歴史的資料を保存しては。
      答 旧大浜警察も含めて検討したい。


2、広域連合について


問 平成15年広域消防の発足によって五市消防員の人事異動があるが、給与は、現行のまま格差をつくったままいくのか。
      答 5年間はこのままでいきたい。


問 労働基準法に違反する可能性がある。労働組合のない現状で、今後こうした労働条件の交渉はどうなるのか。
      答 現在、各市に「消防委員会」がある。広域後は20名で組織し、碧南は4名が参加する。


問 ゴミ焼却施設も広域化をめざし日300tの大型化二ヵ所の計画が出てきた。リサイクル資源化に逆行しているのでは。
      答 知立・刈谷の焼却場建替えがせまっており国の補助金対策として計画が必要となった。今後20年間の計画であり碧南市のことは、今後見直しもありうる。


問 堆肥化、資源化を急ぎ、燃やさない計画で地球と資源をまもるべき。
      答 さらに、努力していきたい。

介護保険料は値下げできる
一億七千万円のためこみ基金あり


9億円の給付費水増し計画


介護保険は今年秋から、今後3年間の65歳以上の保険料額を決める事業計画づくりを行います。
高齢者の負担軽減やサービス充実、減免制度の充実が求められています。
《表》のように、平成12・13・14年の事業計画は初年度とはいえ、現実と大きくかけ離れた計画となっています。
65歳以上の保険料決定の基礎となる給付費は各年約3億円の過剰見込みで3年間9億円もの水増し計画となっています
その結果、「準備基金」として約1億7千万円のためこみとなりました。

給付費比較 平成12年 平成13年 平成14年
計画給付費 1,698,706千円 2,199,529千円 2,358,444千円 6,176,674千円
実際の給付費 決算
1,367,918千円
予算
1,783,555千円
予算
2,061,841千円
5,213,314千円
差額 330,788千円 335,968千円 296,603千円 963,359千円
平成15年 平成16年 平成17年
給付費見込み 2,160,581千円 2,326,836千円 2,162,463千円
月額保険料 現行      
2,696円
基金1億円入
2,700円
基金入れない
2,918円


基金は65歳高齢者に還元を

碧南市の65歳以上の人数は約1万1千人。1億7千万円の基金総額は1人当たり1万5千円強となります。時期、保険料は現行よりも値下げすることが可能です。

県への推計報告では月2700円

碧南市は、愛知県に事業計画づくりの事前報告書として、平成13年10月現在の実数をもとに、推計数字を提出しています。これによると、65歳以上の保険料は月額2918円で値上げとなっています。また、基金を一億円投入した場合も推計されており、月2700円となっています。これは現行とほぼ一緒となります。また、全額基金を投入すればさらに引き下げることもできます。日本共産党は、市民のみなさんと保険料引き下げの世論を広げ実現めざします。