碧南市民の”誇りと尊厳”だけは奪えぬことを彼らは知るだろう

碧南市世界戦略案

碧南市世界戦略案

敵愾心は「100歳の夢」へと昇華し 「決断」が間違いでないことを証明する

<碧海市構想に”No”を突き付けた碧南市。右顧左眄の従者として生きるよりも「碧南市民の尊厳を守る」道を選んだ。屈辱に耐える日々は、やがて碧南市民に「100歳の夢」を見させる。市制100年となる西暦2048年4月5日(日曜日)に判明する「決断」の是非。碧南市の為に何が出来るか?> 平成14年(2002)9月27日、碧南市民の代表からなる碧南市議会はある重大な決議を採択した。 「碧海市」構想のおける合併協議会設置議案を否決したのだ。 碧南市の未来、ひいては碧南市そのものの消滅を意味する合併に断固として”No”を突きつけた碧南市議会の決断は、我々碧南市民の声を代弁したものである。 豊潤な財政を持つとされる碧南市だが、その過程には多くの犠牲を払ってきた。今ある碧南市は、未来の礎となるべく隠忍自重に生きた先人達の血と汗と涙そのもの。碧南市民は深く敬意を示し、先人より連綿と受け継いだ志を誇りとしている。 合併に関して十分な周知と理解を怠り、果ては「賛成せぬ者は悪」といった風潮まで作為するという悪辣な行為は、碧南市民の心を深く傷つけた。 我々碧南市民は決してこの痛みを忘れてはならない。尊厳を踏み躙られた屈辱の日々を忘れてはならない。 だから我々碧南市民は「100歳の夢」を見る。西暦2048年4月5日(日曜日)、市制100年を迎える喜びに満ちた碧南市民が市庁舎前の広場を埋め尽くさんことを。 今を生きる私達の半数以上は、100歳となった碧南市を見る事もなく、土の下の屍となるだろう。 だが崇高なる志は生き長らえる。 あの日の決断は私達の退路を断ち、無窮なる使命を授けた。まだ見ぬ子供達が故郷を慈しみ、碧南市民であるという誇りを持てるようにと。 碧南市のために出来ること…今立ち上がる。その行動ひとつが碧南市発展の糧となり、遙かなる碧南市民の志として生きるのだ。

西暦2048年4月5日(日曜日)を迎えるために

< text • photo by heboto >


Copyright (c) 2002-2010 heboto All Rights Reserved
このページに関する御意見は【サイト管理者へメール】までお願い致します。