愛知県碧南市 大浜のお土産はここで買おうかな「大浜本町通り」を練り歩く

碧南市大浜北部へようこそ!

大浜本町通り (おおはまほんまちどおり)

「店に入る おばちゃん達との会話 お土産を買う」 楽しい大浜本町通り

古い趣の商店

<湊橋から北へ続く「大浜本町通り」。移り気な時勢に左右されず、長年の商いから育まれた独自のスタイルを守り抜く…そんな魅力的な店が建ち並ぶ通りである。店番をする大浜のおばちゃん達との会話もまた楽しい> 堀川に架かる湊橋から北へ向かう通りは、大浜で一番賑やかな場所である「大浜本町通り」。 まだ大濱港通りと呼ばれた時代から営業を続ける店舗が未だ建ち並ぶ。 流行について行こうと頑張る店もあるが、ほとんどは昔からの商いを貫く店である。 だがその変わらない商いが、大規模小売店のサービスに慣れた現代人には魅力的に映る。 店番のおばちゃんとの何気ない会話から、売り手・買い手の勝負。 人間味あふれるやり取りから、大浜の気風に触れる。そんな楽しみが大浜本町通りにはある。

黒壁が続く伝統的な大浜の邸宅

<大浜本町通りにあったという劇場「寿々喜座」。碧南最初の劇場として明治12年(1879)に誕生したが、映画人気の衰退に昭和38年(1963)閉館してしまう。「浪花節は寿々喜座」と言われるほど繁盛し、映画全盛期には数々の名作洋画を上映> 現在の碧海信用金庫・碧南支店のある場所に、大浜の人々に親しまれた「寿々喜座」という劇場があった。 明治12年(1879)に大浜村が村営劇場として、林泉寺前に「蓬莱座」を創立した。碧南市域最初の劇場である。 ところが経営が行き詰まり、存続が困難になったために「鈴木喜三郎」に156円で蓬莱座を売却する。 明治35年(1902)に現『碧海信用金庫碧南支店』の場所に移転し、劇場名を「寿々喜座」と改名した。 大浜の気質に浪花節が合致したことから、寿々喜座では浪花節が多く上演され、賑わいを見せた。 映画全盛期には、碧南市域の他の劇場が邦画を上映するなか、寿々喜座では対照的に洋画が上映され、人気を博した。 映画の人気がピークを越えた昭和38年(1963)、惜しくも寿々喜座は84年の歴史に幕を閉じた。

ヘボト自画像ヘボトの「如是我聞(にょぜがもん)」

細い路地へと入っていく老人

「海月旅館への道」

大浜本町商店街の通りにある魚屋『米梅』の向かいから、西へと向かう小道がある。 海は遙か遠くへ行ってしまったというのに、なぜかこの道は潮の香りが仄かに漂う。 それは、この道がかつてあった割烹旅館『海月』への道だからだ。 『海月』とは大正から昭和にかけて旺盛を極めた、大浜を代表する高級旅館。当時、庶民の高嶺の花であった自動車を横付け出来る”ハイソサエティな人々”の利用する旅館であった。 大浜蔵前通りという海岸線通りに面し、眼前に広がる海で宿泊者達は風流な船遊びに興じた。 衣が浦を一望できたという『海月』も、海の消失と共に消え、今では面影さえない。

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