愛知県碧南市 図書館で借りたお気に入りの本を手に 桜の下で読書を楽しむ

春が来た!碧南の桜

図書館の桜を見て想う

悲しみの冬はもう終わり 春の陽気に誘われて「桜読書」を楽しもうと決めた

桜を見上げる女性

<図書館と芸術文化ホールに囲まれた噴水のある広場。桜の木の下でお気に入りの本を読む。ポカポカした春の陽気に少し眠くなる。名付けて「桜読書」> 碧南市民図書館の本館、芸術文化ホールとの間にある庭園に桜が咲く。 まだまだ若くて添え木が必要な程だけれども、しっかりと花を咲かせ、図書館にやってくる人々の目を楽しませる。 ポカポカした春の一日、図書館で見つけたお気に入りの本を片手に、桜の花の下で読書を楽しもう。 爽快な春のそよ風は心地よく、途中でスヤスヤと眠ってしまうかも知れない。 でも、そんな日は、きっと幸せな一日。

夜の芸文ホール前

<オレンジ色の明かりに照らされた桜たち。ベンチに座り、夜桜を楽しむ。サラサラと流れる庭園内の噴水の音。ただ静かに桜を眺めているだけでいい> 日も落ち、庭園にオレンジの外灯が灯される。図書館へ出入りする人もいなくなり、静かな夜の世界へと変化する。 誰もいない庭園には、噴水の流れる水の音のみ。木製のベンチに座り、夜桜を楽しむ。暖かくなった春とはいえ、夜は少しだけ寒い。 時折、夜の散歩をする人たちが立ち寄るが、大声を上げて話し込む人はいない。 ただ静かに桜を眺める。それだけでとても心地の良い時間が過ぎて行く。

ヘボト自画像ヘボトの「落花枝に帰らず」

レストラン横に小川が流れる

「いつか行きたい・レストラン」

碧南市民図書館や芸術文化ホールと同じ敷地に『仔馬・芸術文化ホール店』というレストランがある。 「仔馬」と聞けば、蔦の絡まるロマンティックな安城市の『仔馬・宮前店』を思い浮かべる。 90年代の初頭に青春を過ごした私達の世代には憧れの店であり、いつかは大切な人と訪れたいと願うお洒落な存在であった。 碧南市の知性と文化の集まる場所に店を構える『仔馬・芸術文化ホール店』もまた新たな憧れの存在として語られると信じている。 テーブル席の窓外には中庭から続く小川の流れが望め、夜には仄かな外灯の明かりがロマンティックな世界を創り出す。 そして美味しい食事。私達の世代において『仔馬・宮前店』の評判が良かったのはなにもお洒落な雰囲気だけのことではない。 ステーキやハンバーグが旨いことでも知られていたからだ。 『仔馬・芸術文化ホール店』も、きっと味を継承しているはず。 残念ながら私は万年独り身ゆえ、訪れる機会がない。諸君の健闘を祈る。

< text • photo by heboto >


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