■ 概要
■ FC西尾タートルズの紹介
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■ チーム構成
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■ タートルズの歴史
■ 恵那(岩村)との交流について
 
   
 
   
 

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【1.西尾市と恵那市(岩村)との関係】

江戸時代中期以降明治まで、大給松平氏(本家)が西尾藩主を務めたが、岩村藩主は、その分家筋にあたる大給松平氏が勤めた。そのために恵那市 岩村町には、大給松平氏のゆかりを示す「大名墓地」、「石室千体仏」、藩校「知新館」などの文化財が今でも多数残っている。また、両市には、大給松平氏の菩提寺として建立した盛巌寺がともに現存している。(西尾市の盛巌寺は城主の西尾転封の際に移築したもの)

このような歴史的な背景(=ゆかり)があって、西尾市と恵那市 岩村町(協定を結んだ当時は、恵那郡 岩村町)は、平成10年12月15日に、友好都市協定(「ゆかりの郷」協定)を結んだ。

 

 ―「広報にしお 平成10年1月1日号」「広報いわむら 1999年(平成11年)1月号」より抜粋―

 

【2.FC西尾タートルズとは】

「FC西尾タートルズ」は、1994年12月に創設され、日本サッカー協会(第4種)に登録された。活動拠点を西尾市立三和小学校に置き、西尾市東部地域を中心に西尾市内全域およびその近隣地域(安城、幡豆、岡崎など)から多くの子供たちが集う少年サッカーチームである。現在、園児から小学校6年生まで幅広い年齢層の65名余の子供たちが在籍し、その父母と指導者として監督やコーチを引き受ける熱心な地域ボランティアが連携して運営されている。楽しくサッカーをすることをモットーにしているが、西尾幡豆を代表するチームの一つでもある。06年度の主な戦績には、全日本少年サッカー大会 愛知県大会(主催:愛知県サッカー協会 読売新聞社 後援:愛知県教育委員会 報知新聞社 中京テレビ放送 他)ベスト12、西尾市民大会小学生の部 優勝などがある。

 

また、キャッチケーブルTVが主催し碧海6市のU−10代表チームが参加するKATCH杯には、西尾幡豆代表チームの選手として毎年多数のタートルズの子供たちが参加している。06年度もタートルズの選手9名が選出され、来年3月に予定されている大会に、西尾幡豆代表チーム(代表監督:FC西尾タートルズ 5,4年担当コーチ 大澤寛哉)のメンバーとして出場予定である。今回のFC恵那からの招待試合(アクロスカップ:U−10の大会)には、この9名を含め20名(4年生以下、西尾市在住15名、安城市在住5名)が出場予定である。

 

06年度には、地域の中学校にサッカー部がないことを踏まえ、中学生を対象としたジュニアの部(FC西尾:第3種)を発足した。これにより、地域のサッカーを愛する仲間たちと、高校サッカー部に向け継続的にサッカーを行うことが可能となった。小学生以下とともに、仲良くサッカーを楽しむことを目指して部員を広く募集中である。

 

―「FC西尾タートルズ規約」「FC西尾タートルズの歴史と現状」等より抜粋―

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【3.FC西尾タートルズとFC恵那とのつながり】

―恵那でサッカーの友好試合やアクロスカップに参加するに至った経緯 など―

 

友好都市提携(「ゆかりの郷」協定)を契機に行われた西尾市と岩村町の民間レベルの交流がテレビ放映され、その様子を見た恵那出身の指導者の「西尾のサッカー少年たちにも、山々や清流といった自然の美しさや異なる家並みなどを見せてやりたい。」との思いから、タートルズとFC恵那の2つのサッカーチーム間での交流が開始されることになった。昨年の秋には、東濃地方のたくさんのチームが集まり、タートルズのために開催して頂いたフレンドリーマッチ(友好試合)に参加、その様子は「広報にしお(2005年(平成17年)12月1日 No.1147」にも紹介された。逆に今年の春には、初めて、恵那のチームを西尾市で開催された大会(「第1回 にししんカップ」主催:西尾信用金庫、後援:西尾市 中日新聞社 西尾幡豆サッカー協会 西尾市教育委員会、大会運営:西尾SS 一色西尾SC、FC西尾タートルズetc.)に招待し、西尾を知ってもらうとともに大会を楽しんでもらうことが出来た。その場では、西尾市を代表して挨拶された市長のあいさつ(激励の言葉)も聞くことができた。さらに、先月、10月には、昨年に引き続き同様の趣旨で開催して頂いた恵那でのフレンドリーマッチに参加した。その際には、サッカー会場にて、昨年12月に恵那との交流を取り上げた上記の「広報にしお 平成17121日 号」をFC恵那の監督さんに手渡し、父母はじめチーム関係者の方々に大変喜んで頂くことができた。恵那市役所の方にも紹介されたとのこと。そして、今月、11月25、26日に恵那市内の5会場で開催される「第6回 アクロスカップ」(主催者招待チームによる大会 主催:FC恵那)に招待されることになった。

 

この大会は2日間に渡り実施されるので、初めて恵那の湖畔の宿(国民宿舎 恵那山荘)に宿泊することにした。恵那の地をさらに知ることが出来るとともに交流を深めることが出来ると思われる。今まで、日帰りスケジュールで大変忙しく訪れることができなかった「ゆかり」の地や文化財を、今回の恵那遠征では訪問することができるかも知れない。大好きなサッカーばかりでなく、それらを楽しみにしている子供もたくさんいるようである。

 

両市の架け橋となるべく、民間大使としての役割を果たせたらうれしいばかりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【4.大会概要】

                                     

大会名:第6回 アクロスカップ

主催:FC恵那ジュニア

主管:恵那市サッカー協会

後援:恵那市教育委員会

趣旨:サッカーチームのサッカーレベル向上と指導者府警の審判技術の強化とともに、交流を深め、サッカーの楽しさを広めることを目的とする。

開催日:平成18年11月25日(土)・26日(日)

会場:恵那市まきがね多目的グランド(3面)、恵那市勤労者グランド(1面)

   恵那西中学校(1面)、恵那東中学校(1面)、大井第二小学校(2面)

開会式:午前9:00 まきがねグランド

閉会式:午後3:00 まきがねグランド

 

 

参加チーム:主催者招待チーム(4年生以下)× 32チーム

   岐阜県(美濃、可児、多治見、土岐、瑞浪、恵那、中津川、・・・)×23チーム

愛知県(名古屋、春日井、瀬戸、安城、西尾)×8チーム

長野県(南木曽)×1チーム

 

【5.FC西尾タートルズの試合日程】

<予選>  く グループ

11/25(土)     場所:大井第二小学校 Bコート

第2試合 11:15 FC西尾タートルズ vs モンキーズ(安城)

第4試合 13:00 付知FC(恵那)  vs FC西尾タートルズ

第5試合 14:15 共栄JFC(多治見)vs FC西尾タートルズ

 

<決勝トーナメント>   (対戦相手、場所は予選リーグの結果で決定)

11/26(日)           場所:まきがねグランド(予選1位突破の場合)

準々決勝 10:20 

準決勝  12:00

決勝   14:20

(予選リーグ何位通過でも、試合開始時間は同じ)

 

 

 

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                          2006.11.27(月)                              FC西尾タートルズ

 

アクロスカップ(U−10)について

 

 

第6回アクロスカップは、やや肌寒いものの晴天に恵まれ、紅葉が美しい山々に囲まれた岐阜県恵那市のまきがね公園の開会式から始まった。岐阜、愛知、長野県のU−10の32チームが集まり、恵那市教育委員会、恵那市サッカー協会などの挨拶のあと、前年優勝の八事FC(愛知 名古屋市)の優勝カップ返還が行われた。

 

大会は、11/25(土)、26(日)の2日間に渡り行われ、初日は予選として、4チームを1ブロックとして(計8ブロック)リーグ戦を行い、2日目は各ブロックの同順位チームでトーナメント戦を行い総合順位を争うことになった。

 

FC西尾タートルズは、「くグループ」で、決勝トーナメント進出を目指した。結果は表1に示す通り。初戦のモンキーズ戦が最大の難関と思われたが、硬さもあって前半は予想通り0−0の緊迫した展開。後半、連携プレーで先取点を挙げたあとはようやく波に乗り、2−0で勝利することができた。第2戦の付知、第3戦の共栄戦は、ベンチ入りした全員の力で、日頃の、のびのびサッカー、楽しいサッカーを展開し勝利することができた。その結果、2日目の決勝トーナメント(1〜8位決定戦)に駒を進めることができた。

 

 

表1  予選ブロック成績表  くグループ  大井第二小学校 Bコート

 

共栄

付知

西尾

モンキーズ

順位

共栄

 

1−0

0−8

1−6

付知

0−1

 

0−6

0−4

西尾゙

8−0

6−0

 

2−0

モンキーズ

6−1

4−0

0−2

 

 

共栄:共栄JFC 岐阜県 多治見市

付知:付知フットボールクラブ 岐阜県 中津川市

モンキーズ:愛知県 安城市

 

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2日目は、指導者や父母と楽しく一夜を過ごした根ノ上高原保古の湖畔の恵那山荘を後にし、決勝トーナメント会場のまきがね公園に向かった。生憎の曇り空。でも、時々小雨が降る程度で絶好のサッカー日和となった。

8チームが参戦する決勝トーナメントの1回戦は、きグループ1位の瀬戸SC。昨日、隣のピッチで試合をしていたチーム。基礎技術はしっかりしており、戦力は充実。でもタートルズの選手の意識は高い。声も出る。昨日の良い状態が続く。前半は有利に試合を進め両サイドや中央から前線にボールが回る。シュート数は相手をはるかに上回る。でも、フィニッシュのシュートがなかなかゴールの枠を捉えきれない。大きなため息とともに外れるシュートが続いた。

ハーフタイムに戻ってきた子供たちの目はキラキラ。後半にかける気持ちが否応なしに伝わる。ところがなんと後半開始早々、相手チームの強烈なミドルシュートがゴールキーパーの差し出した手の上を通過してゴール。必死に反撃するも、あせりもあるのか、なかななシュートが決まらない。逆に相手は勢いづく。終了直前、前がかりになっていた一瞬の隙をつかれて右サイドから追加点を許してしまう。0−2の敗戦となり、こどもたちが宿のミーティングで誓い合った念願の決勝進出ができなくなった。

 

次は、5〜8位決定戦。相手は岐阜県美濃市の美濃サッカースポーツ少年団。試合の合間のこどもたちによる話し合いのせいか活き活きとした動きがよみがえり、オーバーラップ、壁パス、スルーパス、シュートと見違えるように力を発揮、5−0と圧倒することになった。これで総合順位は5位が確定。閉会式の表彰式では、MF倉谷伸が、アクロス賞(チーム内優秀選手賞)に輝いた。優勝は、昨年に続き、接戦を制した八事FC。表2に決勝トーナメントの成績を示す。

 

カップ戦終了後、西尾市の友好都市恵那のサッカーチーム「FC恵那」と交流試合を行い、両チームの子供たちはサッカーを楽しむことができた。試合を終えてからは、互いに声を掛け合い握手を行なった。サッカーを通じて友好関係をより強いものにすることができた。交流試合の申し出に快く応じて頂いたFC恵那のチーム関係者に深く感謝する次第である。それらの様子を写真に撮って、西尾に出発する前にFC恵那のチーム関係者に手渡すとともに、次は西尾で会うことを約束した。

 

今回の遠征で改めて試合の厳しさを知り、日頃の練習(努力)の大切さを知った子供たち。大勢の父母の声援に励まされ、親の愛情を再確認するとともに感謝の気持ちを強くした子供たち。遠く離れた土地にもサッカーを楽しむ仲間がたくさんいることを肌身に感じ連帯感を増した子供たち。このように、一段と成長した子供たちを見ると、この上のない喜びを覚えるのも事実である。

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表2 決勝トーナメント 成績

                                    

   
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