坂東三十三観音巡礼

                       袋田の滝
茨城県大子町にある。高さ 120m・巾 73m、四段に分かれて落下することから
”四度の滝”とも呼ばれる。西行法師は滝の美しさに魅せられ、春夏秋冬の四度
訪れている。
日本三大名曝の一つ(日光華厳の滝・和歌山那智の滝)。 
                                       
観音信仰の経典を一心に称えれば、三十三種に変じて救いとなるといわれている。三十三に合わせて三十三観音札所巡礼が始まったといわれる。

巡礼の始めは大和長谷寺の開山徳道上人が発願、人々を誘い始めた。その後、花山法皇が性空上人を先達として巡礼された。花山法皇が歩まれた道を現代に至り続けられている。
近江三井寺の覚忠大僧正が、近畿地方に散在する三十三ヶ所の観音霊場を巡られたのが、西国札所巡礼といわれ、やがて坂東の制定とつながっていった。

現在、坂東三十三・西国三十三・秩父三十四を合わせて日本百観音といわれている。
坂東巡礼は、神奈川県鎌倉市をスタートし、埼玉県・東京都・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県館山市が終着地となる。最北端は、茨城・福島・栃木の三県にまたがる八溝山麓の第21番・日輪寺である。
今回歩いた日数は延べ56日・距離にして1,242kmに及んだ。
 巡礼日記  
札所解説
 坂東巡礼は、第1回をスタートし各回3〜5日程度とし
 て、最終回は第13回で結願した。
 要した日数は延べ56日であった。
 最初の日に鎌倉の古寺からスタートして、一日ごとに歩
 いた事を写真を交へ日記風にまとめたものです。
 坂東33ヶ所観音札所を、一寺づつを写真と文書で紹介
 したものです。



遍路図
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お知らせ
四国八十八ヶ所巡礼
西国三十三ヵ所巡礼
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中山道街道歩き
       (上の表題をクリック・中山道が標示されます)

  尚このホームページは下記文献を参考にして、一部を抜粋して掲載させていただきました。
   「坂東三十三所観音巡礼」・坂東札所霊場会・編   発行者・小森保彦  発行所・株式会社朱鷺書房
   「郷土資料事典」・編集・人文社 観光と旅編集部   発行者・近藤和吉  発行所・人文社