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「1963-ピアフのいた秋」 麻創けい子
1963年秋、数万のパリ市民がエディットピアフの棺を囲んだ。
その夜、ピアフの恋人だったという男が酒場のステージに立ち、ポツリと言う。
ピアフは殺されたのだと……。
いったい誰が、なぜピアフを殺したのか、男は愛したピアフの生涯を語る。
大道芸人を父に持つピアフは、街角で歌って稼ぐ暮らしからシャンソンの女王になった伝説の歌姫。 イブ・モンタンを始めとする恋の遍歴が、彼女を彩るが、 彼女の肉体は麻薬とアルコールに蝕まれていった。
「愛の讃歌」「ばら色の人生」など、シャンソンの名曲をふんだんに織り交ぜながらピアフの生涯を語るドラマティックリサイタル。
手話と歌を一体化させた板倉惠三子の世界が、音を超えてピアフを歌う。
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