このコーナーでは、プリンプリン物語に出てきた様々な登場人物(動物)を紹介して

いきます。ストーリーをより忠実に思い出すため、五十音順ではなく国(地域)別にご

紹介します。なお、第386回以前の訪問国は全て私の「記憶」だけが頼りです。皆さん

からのご意見を参考にし、より正確な事典にしていきたいと思っています。お便りをお

待ちしています。

 各項には、正確さを示す指標として「MARUHE指数」を付けます。MARUHE指数は、

絶対に間違いないことを証明できる資料を私が確認している場合を100とし、以下、正

しいと自信を持てる確率を表します。最低は絶対に間違っていることがわかっている場

合で0とします。


【レギュラー陣】

 プリンプリン:この物語の主人公にして、私の永遠のアイドル。海のまん中を箱のよ

        うな船に入れられて漂流しているところをアルトコ市の漁師に拾われ

        る。船にはどこかの国のプリンセスであることを示す王冠とサルの

        ンキーが一緒に入っていた。拾った漁師は王冠からプリンセスである

        ことを悟り、はじめ「プリンセスプリン」と名付ける。モンキーが

        「プリン」を「もう一つ」付けろといって、結局プリンセスプリンプ

        リンと名付けられた。アルトコ市の市長はアルトコ市中央テレビ(略

        してアル中テレビ)を通じて全世界に向けて「プリンセスの落とし物

        あり。心当たりの国は至急連絡されたし」と放送した。15歳になった

        とき、地元の友達3人とともにアルトコ市から祖国を探す旅に出る。

        非常に歌が好きかつ上手で、劇中において数多くの歌を歌っている。

        本人は自己紹介するシーンで「プリンプリン」は心が弾む音、といっ

        ている。確かに私はいまだにプリンプリンと聞くだけで心が弾む。言い

        えて妙である。衣替えシーズンのある日、「今日からドレスは夏服なの」

        というセリフで始まった回があったが、このようにプリンプリンの衣装

        は時々新調されていた。また物語の初期には冠がクラウン型であったが、

        途中からティアラ型に替わった。クラウン型はプリンプリンの頭と同じ

        くらいの大きなものであったため、視覚的にもバランスが悪かったよう

        で、かなり早い段階でティアラ型に変更されていた。もちろんティアラ

        型の方がよく似合っていて可愛かった。一説によると、このティアラは

        オサラムームーで誰かからプレゼントされたもので、いつの間にか元々

        持っていたことになったという。あの幻のクラウン型は今どこに・・・。

        またある時、何かの書類にハンコを押すように係の人に言われたプリン

        プリンは「ハンコは持っていません」と答えたところ、「それじゃあ、

        拇印を押してください」と言われ、「えーっ!、ぼいんですか〜?」

        そして、な、なんと・・・。そこにはNHKの、しかも子供向け番組と

        は到底思えないような艶めかしいシーンが展開されたという。

        極めつけは「プリンプリン16歳説」。プリンプリンといえば15歳と

        いうのが常識であるが、何とプリンプリンはアクタ共和国で16歳の誕

        生日を迎えたという。ベベルやマノンに祝ってもらったシーンがあった

        という。それもいつの間にかうやむやになり、以後は最終回までずっと

        15歳という設定で通されていた。

                              MARUHE指数→99

        声:石川ひとみ                   

 ボンボン  :プリンプリンのことが大好きで、プリンプリンと一緒に旅をする15歳

        の少年。名前は力こぶが両腕にボーンボンとあることに由来するらし

        い。ボンボンが自己紹介するシーンで言っていた。つまり本名じゃな

        く、ニックネームってこと? 特技は腕力とギターで、自分のことを

        二枚目だと思っている。ギターはかなり上手で、歌もなかなかうまく、

        「お父さんの歌」「空」「朝」など友達3人の中では最も持ち歌が多

        い。                    MARUHE指数→96

        声:神谷 明

 オサゲ   :ボンボンと同じく、プリンプリンのことが大好きで、プリンプリンと

        一緒に旅する15歳の少年。名前は長いピンクの髪をお下げにしている

        ことに由来しているらしい。オサゲが自己紹介するシーンで言ってい

        た。これも本名ではなく、ニックネーム? 特技は走ることで口癖は

        「腹へった〜」。持ち歌は「両親の歌」1曲。 MARUHE指数→90

        声:はせさん治

 カセイジン :ボンボン、オサゲと同じくプリンプリンのことが大好きで、プリンプ

        リンと一緒に旅する15歳の少年。名前は「カセイジンと呼ばれてい

        る」と自己紹介していることから、これもニックネームらしい。特技

        は予感。予感を感じると耳が回り「ルルルルルーッ!予感です、予感

        です!!」と迫り来る危険を予告し、何度もプリンプリンを窮地から

        救った。体力勝負のボンボン、オサゲと対照的に、15歳とは思えない

        ほどの知識と論理構成力があり、3人の中で最もプリンプリンに頼り

        にされている。反面、運動能力はほとんど0。堅物に見えて、プリン

        プリン以外の女性といい仲になったことがある。相手はバルンバ帝国

        のインコ。持ち歌には「取り柄の歌」がある。 MARUHE指数→98

        声:堀 絢子

 モンキー  :プリンプリンが箱のような船に乗せられて漂流していた時、プリンセ

        スの王冠とともに入れられていたサル。人間の言葉を理解し、ウィ、

        キタキタ等、キーワードはサル語(キッキー)に混ぜて話すことがで

        きるので、プリンプリンを始め多くの人とある程度の会話ができる。

        プリンプリンに危険が迫ると超能力を発揮し、幾度となくプリンプリ

        ンのピンチを救った。世界的に有名な動物学者のワットさんに、世に

        も珍しいタンガラトントンザルオサラムームザルのどちらかである

        と判定され、プリンプリンの祖国は当初オサラムームかタンガラトン

        トンではないかといわれていた。持ち歌にはモンキッキと歌う「Who

        are you?」がある。             MARUHE指数→98

        声:斎藤 隆