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梨のこぼれ話

*その9* かける?かけない?袋の話。-2-


おてんとうさまが果実を甘くすることは
梨のこぼれ話*その1*でも触れました。
2003年、10年前の冷夏再来とも言われる日照不足の夏でした。

有袋と無袋の梨、下の写真をごらんになってお分かりになりますでしょうか?

《幸水梨》

どちらも同じ幸水梨。別の品種のような梨肌です。

答えは色白の左が有袋、無袋は右側の梨です。
甘さはどうかというと、これだけ日照時間が少ないと、
はっきりと甘みに差が出てしまいました。
袋をかけた左の梨、どこか味気無いのです。

“梨”に限らず今年(2003年)の夏のくだもの、
味に首をかしげた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
メロン、ブドウ、スイカ、モモ・・・・。

ただ、有袋梨、やはり袋がかかっている分、害虫にはやられませんでした。

梨の袋かけの歴史、どうやら江戸時代からのようですが、
いろいろと研究が進む現代ですら農家を悩ませ続けています。

「かける?かけない?袋の話」でした。

★豊水は十分太陽を浴びて甘くおいしくなりました。
一度ご賞味ください!!★

 

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