dialy


2006年01月〜(2005年度ベスト)
2005年05月〜(syu!5のSE解説)
2004年10月〜(花見の全貌を8割脚色)
2003年12月〜(ベストやレコード録音方法を書いてみたり)



2004年 10月 3日

初秋の香りが漂い始める9月も後半、数える事7回目となった今回の花見。
ハックフィン、クラブドーター、九華公園(三重)と場所を変えひっそりと行われてきた花見ですが、
「やっぱりここに帰ってくるんだね…」と皆がつぶやいた名古屋・天白川に異臭集団は集うのでありました。

9月26日、クワハラ(postcard from you)の召集により今回参加を決めたのはわずか5人。
しばらくしない内にカリスマ性を失ったクワは、失明事件以来どんどん運が下降気味の様子。
そんな彼にも彼女が出来たという事で、おのずと今日の標的は決まったようなもの。
しかし、ドランクボケマシーンの出口浩之(ハイパーイナフラジオ)の欠席が確定した今、
その件についての強烈なツッコミを入れることが出来るのか!? ともかく集合場所の名古屋駅へ向けて出発。

家を出る前にクワから電話。

「るりさん(sigh&yawn)プレーヤーOKやて〜」
「それからいんどさん(野球喫茶いんど亭)に気の利いたレコードを持ってくるように頼んどいてよ〜」

10も年の離れた男の言葉とは思えないタメグチっぷりに一瞬立ち眩みましたが、
そこは大人の俺、その怒りは後でぶつけるとして素直にいんどさんに電話をかける。
「そういや俺、いんどさんに電話すんの初めてやな」と思いつつ軽く緊張した面持ちでいると、

「あ…あ、も…もしもし」 

お前も緊張しとんのかい!!(笑)
って、いんどさんは俺よか2つ年上なんですが、その年上の彼の開口一番、
「ダンナさんこっちの方通る?」 
「なんや? 迎えに来て欲しいんか!?」
「うん」
…もう、どいつもこいつも(笑)。
「花見の足はダンナ」というイメージが定着してるせいでイイ人を気取らなければならねぇっつーの。
まあこれで自宅がわかったので今度郵便受けに自作のドモホルンリンクルを突っ込んでおく事にして、
いんどオススメBGMのピーズのCDでノリノリの彼を乗っけて、いざ名古屋駅へ。

道中での’90sバンドブームの話やらで一頻り盛り上がり、30を目前に控えた俺も
日帰りで広島まで沼ロックを観に行くいんどさんを見て「こんな風にはなりたくないな」と思ってみたり(笑)。
話す事も無くなりしばしの沈黙が続き、手持ち無沙汰のいんどさんが生あくびを連発し始めたところで駅に到着。
駅では既に、髪も伸びてますます綺麗になったるり嬢(←こう書けって言われた)と
’98年頃のペ・ヨンジュンのスタイルとファッションを模倣した男・クワハラが仲良く並んで待っているのだが、
どうひいき目に見ても恋人同士には見えないところが悲しい…。
田舎から上京してきた弟をお姉さんが迎えに来たってシチュエーションしか当てはまらない…。

しかしもう一人の標的、コーイチロック(baseよしもと)の姿が見えない。
「まさか?」 「また引越しか?」 「どうせミカジャロさんとメッセやろ」
どれもがありえる創造を掻き立てながら2人の下へ車を横付け。
「ヤツはどうした?」 
「もうすぐ来ると思いますよ」
「あいつはホントにどうしようもねぇな」
確か2人はヤツよりも年下のはずだったが…という疑問を残しつつ、るり嬢が確認の電話をかける。

どうやらすぐそこまで来ていて既にこちらへ向かっているらしいのだが、どうもその方向がおかしい。
やっとの思いで辿り着いた彼の姿はディスガスTシャツに台湾製オールスター。
「いやいや、ちょっとビッグカメラに行ってて…」 相変わらず電波臭いヤツだ。 
そんなファブリーズも効きそうにない男を含めた5人を乗せた車(定員4人)は一路天白川を目指す。

さすがに5人もいるとテンションが上がるのか車中での話題は事欠かない。
「LサイズのTシャツをSサイズを着てるように見せる108つの方法」
「アクアトト岐阜にメコンオオナマズがやって来た」
「superstition parkいつの間にか復活」
「いんどさんそのCDつまんないから換えてください」
「三重ん時にやった花見の出口さんと柴さん(主にNAVELで片手間にベースを弾く係)はホント凄かったんですよ」
どう凄かったのかは実際見てないので想像に難しいですが、それが出口さんの欠席の理由の一端であると勝手に決める(笑)。

その柴さんもそうだがレコーディングが終わり次第トミさん(主にNAVELでギターボーカルを担当するメタル出身者)も駆けつけるとのクワ情報。
普段から口が半開きでIQ低そうなこの男の言う事なのであまり信用はしてないが、とりあえず到着。


→子犬を絞め殺してきたばかりの様な顔で
颯爽と現れたコーイチロック。
ネゴシックスぶりにも拍車がかかってきましたね。
全盛期のコント赤信号のリーダーばりの登場で
皆をあっと言わせてますが、近くにいた外人から
熱い視線(明らかにそっち系)を一身に浴びてました。


←花見の前の儀式として聖地ハローフーヅに
洗礼に行く我ら。 「今日は出口さんいないから 
ビールは少なめでいいですよね?」
「じゃあお菓子いっぱい買いましょうよ!!」
まだ学生気分が抜けないのかなクワハラ君?

→「牛乳やっす〜」と本気で感心するいんどさん。
野菜配達を本職とする彼の市場談義が始まりました。
全く興味の無いるり嬢は心無い相づちを打つだけ。


買出しも終わり、いよいよ現場へ向かいだす社会人5人組(平均年齢25〜6歳)。
名所旧跡を訪ねる様な感覚さえ覚える天白川の河川敷で荷物を広げだすオツムが弱い社会人5人組(てんびん座O型2人含む)。
荷物を一通り並べて初めてレジャーシートが無い事に気が付く社会人5人組(補導暦アリ1人含む)。

「しゃーないな、俺とクワで買って来るわ〜」
速やかにコンビニへ移動する俺とクワ。 実は偶然にも先週にアンサーで遭遇したばかり。
気持ち悪いほど赤い糸で結ばれあった2人が仲良くコンビニへ入ってレジャーシートを探す。
「おお、あったあった」
それをクワに手渡しトイレへ向かい用を済ませて出ると既に会計を終えていた。
クワの迅速な対応に社会人としての成長ぶりが伺えるなと感心していたら、
これを書いている時点で「そういえばこの時の会計は全部クワが払ってたな」と思い出した俺。

そんな事に一切気が付かぬまま現場へ戻ると早くも宴会は始まってる模様。
「おっ何かオモロそうなレコードかけとるやんけ〜」と見ると、いんどさん持参のFLSの新音源「通称カマチ」が廻ってるではないか!!
「それ俺も持ってきとるぞ!!」 俺とクワが叫ぶ。
なんと日本で100枚しかないレコードの内3枚がこの天白川に集結しているのだった。
「元々はsatoshi☆(ex-FLS)の自宅のインクジェットプリンタから産まれたヤツなのにね〜」とジャケをしみじみ見てある事に気付く。

「なんやこれ!? 文字がレインボーやんけ!!」

俺とクワが持ってるのは緑色の文字のジャケ。
いんどさんのは七色に光る文字のジャケ。 すかさず裏返しシリアルを見るとなんと1桁台!!
「ああ、これ沼ロックでナオキッズ(DUDOOS)さんから買ったんよ」
「何を〜!!」 「そんな事聞いてないよ〜」 「そんな落とし穴があったとは…」
どこに向けたらいいかわからない怒りに小刻みに震えだす2人。 辺りにこだまする「与作は木〜を伐る〜(by高橋組)」の声。
「そんなものは存在しなかった」と頭から消し去ろうとレアポップパンクをかけだす。

クワも負けじとスクリーチングウィーゼルのセカンドのオリジナルジャケを見せびらかしてくるが、皆からは微妙な反応を示される。
俺も伝家の宝刀「笑い飯の西田のモノマネ」を披露するも、受けてるのはクワだけで何とも言えないわびしい気持ちになってみたり、
そのクワとアンガールズについてくどくどと語ってみてもイマイチ伝わらない為、「とりあえず風船逃がした子供をやれ!」とネタを強制実演したり、
彼女と別れたばかりのコイチと、5歳年上の彼女とのスウィートライフを延々と語るクワに落差のある罵声をお互いに浴びせる恋愛大臣のるり嬢、
それをただ傍観するいんどさんと俺。 「ど〜でもええわ…」


←花見名物「コロムビアポータブルプレーヤー」。
天白川の空気と酒臭さにまみれながらも
数々の伝説を生み出してきた超重要アイテム。
焼鳥の残骸とサイコティックリアクションがよく似合う。

→これも花見名物「バレーボール」。
コミュニケーションと普段の運動不足を解消する
意味で始めたものですが、
およそ5分と経たない内に終了してました。
いんどさんの左手に光るトルマリンブレス。


←「うるせぇ!!」 通りかかった金髪のおじさんに
どやされるクワ。 よく見ればおじさんのTシャツは
サイコティックリアクション。 対するクワはMC4。
そのTシャツを見て一瞬気後れしたのか、
酒の勢いも薄れ徐々に後ずさりを始める。

→どやされたショックと、ノロケ話に業を煮やした皆から
村八分扱いされ孤立するクワ。
川の流れをぼんやり見据えて一人つぶやく。
「僕は世界で一番幸せですよ」
皆のブクロの緒が切れた音がした…。


←トイレに行きたいるり嬢。

→そろそろ帰りたいるり嬢。


レコード聴くのにも飽きてケータイを意味も無くチェックしたり、雑草をむしったり、
コイチの顔を見てゲラゲラ笑いっていたりしてる所にポツポツと雨が降り出す。

「いかん、撤収や!!」

三重の自宅からわざわざ持ってきたレコードプレーヤーを濡らしてはいけないと我先に片付けだするり嬢。
唯一の財産であるレコードを濡らしてはいけないと何よりも先に片付けだす俺。
分別なんかお構いなしと、とりあえず片っ端からゴミを袋に詰めだすいんどさん。
タバコの吸殻の入った紙コップを川に流そうとするコイチ。
何をしていいかわからずウロウロするクワ。 皆が思い思いの行動を取り見事な結束を見せる。

足早に車に乗り込み、いつものパターンなら場所を変えて「失恋レストラン」という名の居酒屋になだれ込むのだが、
時間的にはまだ早い夕方は5時前の為にNAVELが到着するまでの間(この時点ではまだ本当に来るか判ってもいないのに)ヴィレッジヴァンガード本店にてヒマを潰す。
店内にて書籍コーナーへと足早に駆け寄る俺とクワ。 
お目当ての「レジストの大槻さんもレビューを書いてるパンク本」を早速発見したクワ。
その横で「来た〜!! シンコーミュージック テクノポップディスクガイド!!」と叫ぶ俺。
「へっへ〜 これでトミさんの心は鷲掴みだぜ」 まだ来るかどうかもわからない人に対して下心丸出ししてる横で
「DTP入門…」 一人つぶやくるり嬢。 日曜日だというのに仕事が頭から離れない不憫な娘を演じる後ろで
「やっぱオーケンやぜ」 文学ロックの残党であるいんどさんらしいチョイス。 一方その頃コイチは…視界に入ってませんでした(笑)。

そんな時、ついにあの人からクワに電話が入る。
「トミさんオッケーやて〜!! しかもタクミさん(主にNAVELでドラムを叩く傍ら「萌ハンター」として活躍)まで!!」
「これで役者は揃った!! いざ、やぶや植田店へ!!」

…よくよく考えてみると、ただの素人集団の呼びかけに素直に応じるNAVELの存在とは?(笑)
そんな事をふと考えながらもテクノポップ本は手放さない俺と、同じように考え首をかしげるコイチ。

当たり前のようにタバコを吸い、当たり前のようにZIMAを飲む来年成人式を迎えるクワハラ青年。
そんな彼に突っ込むべく現れたトミさん夫妻。 続いてタクミさん。 「心強い味方が出来た」と喜んだのも束の間、

「彼女をアニメで例えたら誰やの?」 タクミさんの質問により凍りつく一同。

俺も笑いの道を志す者の端くれ(?)として「イイお題出すな〜タクミさん」と感心した一瞬でもありました。


←「メッチャ可愛いんですって!!」
「だから写メ見せろつってんだろ!!」
「持ってないモン!!」 「ウソつけ!!」
クワの度を越えたノロケに怒りが収まらないトミさん。
この時のトミさんの目は確実に殺意に満ちてました。

→クワがトイレに行った隙に言いたい放題のNAVEL。
それに同調する花見メンバー。
「ほんとウザイ」「実際いるのか?」「なんで俺だけ…」
「死んじゃえばいいのに」 特にるり嬢とコイチの発言が
この場を盛り上げてました。


←トイレから戻ってきたクワ。
先程と違う殺伐とした空気に気付いたのか、
吐き気を催しながらも食べるふりをする。
意味深な目線を送るいんどさん。

→フォトジェニック賞をるり嬢に持ってかれ
「俺も負けてないっすよ」と「撮って」と言わんばかりの
気持ち悪い笑顔を見せるコーイチロック。
DLKを彷彿とさせるツラ構えにモザイクもズレます。


結局、「天敵はいない花見だけど出席は断念」と柴さんからコイチの下に連絡が入り、
レコーディング中でもあるNAVELのセカンドアルバムの話が中心になると思われた席でしたが
何故かタクミさんのコスプレ喫茶の話題から飛び火し始め、
「クワ、春菜まいのサイン会に行きたい事件」 「るり嬢の友人、堤さやかにそっくり事件」 「コイチ、知らないAV女優の名前連発事件」と
普段ネットでも見せないアダルティーな雰囲気に満ち溢れたステキな夜を醸し出してくれました。

さすがに呆れ果てたタクミさん、いつまでたっても情報をリークしないクワにキレたトミさん夫妻が帰宅し始め、
すっかり沈黙の艦隊となり、お絞りを丁寧にたたみ出す俺を見て 「はい終了で〜す」。

お会計は当然ワリカン。 
「1人 1500円で〜す」 「え〜ホントに? やっすいな〜」と言ってる俺の所持金は1700円(笑)。
そんな崖っぷちの状況だという事は微塵も見せずに皆を車に乗せ名古屋駅へ向かう。



←名古屋駅に到着し、ツインタワーをバックに目標を掲げる2人。
「次の花見はあそこでやるぞ!!」
低い目標設定で意気揚々の御様子ですが、
るり嬢が左手挙げてんのに何故お前は右手を挙げない?
全くその場の空気を読めない青年の先行きが心配になりつつも
その場を後にする俺。 さ、隣でふんぞり返ってるいんどさんを送るか(笑)。


この後コイチは風俗ビルの地下1階「サワリーマン金太郎」方面に消えていった事を追記しておきます。



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