2013-1 FrontPage


謹賀新年

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


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昨年は、身の回りに思いがけないことがいくつも起きた。

<その1>
2012年は珍しい天体現象がいくつもあった。中でも5月の「金環日食」は国中で大騒ぎをした。
これは、夏のロンドンオリンピックの金メダルラッシュと合わせ、
"今年の漢字"に「金」が選ばれる理由にもなった。
(私自身は金環日食当日、自宅で迎えた朝は曇りで、残念ながら見ることは叶わなかった)

その一方、
ド派手な金環日食に続いて6月に起きたもう一つの金、「金星の太陽面通過」は地味だった。
138年前の歴史を受け継ぐ長崎、神戸、横浜の3都市以外では、ほとんど話題にもならなかったらしい。

私は今回のこの真昼の天文現象を長崎で観察した。→黒い金星(再)


そうしたら、このときの状況が、翌日の地元長崎新聞の片隅に、写真入りで掲載された。
生まれてこのかた64年、はじめて新聞に載りました。(悪事でなくてよかった^^)
また、
私がこの天文歴史について8年前にまとめた資料が、
国立天文台の上記サイトの資料ページにリンクされました。


<その2>
私は戦後生まれだが、両親(いずれも故)は満州引き揚げ者だった。
少し前に、両親が当時住んでいた家が今も残っている可能性があると知り、最近旅順を訪れたのだが、
昔を知る者がいなくなった今、その家を特定するには至らなかった。(→旅順探訪記

ところが昨年、一通のメールから、その家が判明することになった。

旅順の家


<その3>
この件も一通のメールから始まった。
私のサイトの「入院日記」を目にした健康雑誌社からの取材依頼だった。
3年前の腰痛手術からその後の経過について、
「脊柱管狭窄症」の特集記事の一つにまとめられ、掲載された。

「わかさ(9月号)」(わかさ出版)
生まれてはじめて雑誌に載りました。


<その4>
上の三題は良いことだったが、以下は困ったこと。

私はパソコンのセカンドマシンとしてノートPC(LaVie)を使っていたが、
使い難いほどパフォーマンスが落ちてきたので、新品(dynabook)にリプレースすることにした。
ところが、これを使い始めたらなかなか使い勝手がいいので、
いつのまにかメインPCとして使うことになってしまった。
それはそれでいいのだが、
10年以上、便利に使い続けてきたフリーソフトの画像処理ソフト(ViX)がこのPCでは使えなくなった。
フリーソフトとはそういう宿命なのでしかたがない。
当面は、画像の操作だけは従来使ってきた古いデスクトップPCで処理することにして、
近いうちになにか使えそうなソフトを探そうと思っていた。
ところがしかし、
なんと、間もなくこのデスクトップPCに、突然引導が渡された。
ある日このデスクトップにスイッチを入れたら、いつものようには画像が現れてこなかった。
データのバックアップだけではどうにもならない。
私のする画像処理は、写真のトリミングや縮小、色調整程度のことだが、
HPや年賀状作りが直撃を受けた。

年々進みゆくIT環境への適応能力も、今後重要な生存能力要因になっていくのだろうか。
ブログとか、ツイッターとか、フェイスブックとか、スマホとか、iPadとか、、、
私はこれらとは今のところ無縁でいるが。
(2013.1.1)

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その後、一度は引導が渡ったデスクトップPCを何とか蘇生させることができた。
上の画像は、蘇生したPCで加工したものです。
(2013.1.14)