日本共産党碧南市会議員団

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GWで17万人来場
碧南の公共施設大盛況



「安・近・短」にかかせぬ施設
碧南市の、公共娯楽施設は、今年のゴールデンウィークで合計約17万人が来場し大盛況でした。
安くて、清潔で、健康的な公共施設は、庶民の娯楽の大きな支えになっています。

明石公園は一日2万人
明石公園は、就学前のこども連れを中心に、日最高2万人、9日間で10万7,929人の入場者でにぎわいました。

元気ッス館の風呂も盛況
また東部プラザ内の元気ッス館の風呂も9日間で3289人が利用。4月29日には436人で開所後最高記録となりました。

民間低調 たんトピアは、6665人
一方、民間施設のたんトピアは、エコパークやヒーリングガーデンが開設したものの、日最高で1630人、7日間で6661人の来場者でした。
 公共と民間の差異でしょうか。低調です。
 市長は、マンモスプールあとに、類似した公園設置を打ち上げていますが、今年のゴールデンウイークの結果からも、市民ニーズとかけ離れていることが証明されています。



明石公園

4/26〜5/5 107,929人

水族館

 7,286人

あおいパーク

4/29〜5/5 47,385人

ウエスタン・リーグ(臨海野球場)

5/3.4.5 7,000人

合   計

16万9、000人


市制55周年記念事業
1億4千万円の問題点


また彫刻・美術品を

 市制55周年を迎え、碧南市は、通常開催事業の拡充(冠事業)や新規に記念事業を、1億4683万円で計画しています。この中には、木造彫刻のブロンズ化や、設置場所の移転に約1400万円、美術品購入に約1100万円など、不要不急の支出が含まれています。
木造彫刻は、設置のとき作者から「あえて木造にしたのは、朽ち果て劣化していくのが『美』。」といわれていたものです。1000万を超える税金を使ってブロンズ化する必要があるでしょうか。また移転計画の彫刻は、「設置場所に、金色の観音像が立ってしまった」との理由から、別の場所に移転するものです。
 また、美術品の購入も、55周年事業といいながら市民の批判の高い事業を推進するものです。


市制55周年記念事業

元気ッスへきなん事業 3000万円+500万円 -
まちかどイルミネーション 3000万円+500万円 -
衣浦港まつり 3000万円 -
彫刻改修事業 1397.6万円
美術品購入事業 1082.2万円
ウエスタン・リーグ・トーナメント事業 1100万円 -
市観光協会補助事業 846.8万円 -
大浜地区まちづくり 580万円 -
有名船舶招致事業 500万円 -
女子軟式野球日本一事業 150万円 -
子ども議会開催 26.4万円 -
合   計 1億4683万円


9条守れ、平和ルールとり戻そう
憲法集会“有事法案廃案に”熱気あふれる

〜東京・日比谷 志位委員長ら訴え〜


有事法制阻止、全国で
 有事三法案強行の危険が切迫したなかで迎えた憲法記念日の三日、「憲法九条を守れ」「アメリカの無法戦争に加担する有事三法案は廃案に」と、全国各地で集会やパレードが行われました。


日比谷公会堂に2500人
 東京・日比谷公会堂では「生かそう憲法、高くかかげよう第9条 2003年5・3憲法集会」が開かれました。「有事法案は戦争する国にし、憲法を改悪する道。許せなくて」(東京・世田谷区の中嶋裕子さん=47歳)、「有事法制は、かえって近隣諸国に脅威を与える」(神奈川・藤沢市の郵便局員=29歳)などと語りながら二千五百人が参加。「戦争反対」「9条を守れ」と書いたゼッケンやTシャツ姿の人などでいっぱいになり、あふれた人は場外に設けた大型スクリーンに見入りました。


碧南、石川僧侶も
 各界から高校生や宗教者、弁護士らが発言。「九条は人類史上たぐいまれな崇高な理想。仏の教えにかなっている」(真宗大谷派僧侶の石川勇吉さん)、「南北朝鮮と日本に親類をもつ私にとって憲法は命綱。一緒に守ろう」(エッセイストの朴慶南さん)と語りました。
 翻訳家の池田香代子さん、沖縄の前読谷村長の山内徳信さん、日本共産党の志位和夫委員長、社民党の土井たか子党首がスピーチしました。


志位委員長訴え
 志位委員長は、無法なイラク戦争をめぐってしめされた国連と世界世論の力を確信に平和のルールをとりもどそう、米軍の先制攻撃に参戦するための有事法案を廃案にしようと呼びかけ、さらに北朝鮮問題があるから有事法案の成立を急げという議論の誤りを厳しく指摘しました。


社民土井党首も
 土井党首は、「小泉内閣ほど憲法をないがしろにし、顧みない内閣は見たことがない」とのべ、「有事法案は廃案しかない」と訴えました。
 「憲法は次の世代に『このような世界に生きてほしい』と死者の思いが贈ってくれたもの」(池田さん)、「世界の法典の頂点に立つのが(日本の)平和憲法だと確信する。二十一世紀の進路を指し示す世界の羅針盤だ」(山内さん)と、それぞれの立場から力を込めてよびかけました。
 日本YWCAの俣野尚子さんが開会あいさつ。法政大学の永井憲一名誉教授が教育基本法の改悪問題で特別発言しました。


銀座パレードも
 集会は憲法会議、女性の憲法年連絡会、許すな!憲法改悪・市民連絡会、キリスト者平和ネットなどの八団体を中心に実行委員会をつくって開いたもの。参加者は集会後、銀座までパレードしました。集会には日本共産党の緒方靖夫、小池晃の両参院議員も出席しました。




憲法九条――「戦争をしない」「戦争をさせない」の精神にたって

 
 私たちは、今年の憲法記念日を、イラク戦争がおこなわれ、有事三法案強行の危険が切迫するなど、戦争と平和をめぐる大激動のなかで迎えました。
 私は、憲法九条の恒久平和主義には、二つの意味があると思います。一つは、日本がかつてのような侵略国家にならないこと。もう一つは、国連憲章の平和のルールを日本が世界に率先して実行することです。すなわち、「自ら戦争をしない」「他の国にも戦争をさせない」――ここに憲法九条の真髄があるのではないでしょうか。(拍手)
小泉・自民党政治というのは、この両方において、憲法九条を泥靴でふみつけにする政治をおこなっています。
しかし、日本国民のなかには、憲法九条の「戦争をしない」「戦争をさせない」という精神にたって、平和を守りぬこうという熱い思いが脈々と流れていると、私たちは信じています。きょうのこの集会には、その熱い思いが結集しています。
みなさん、この記念すべき日を、新たな出発点にして、世界に誇る憲法九条を守りぬく運動を、大きく広げていこうではありませんか。