公立４園・私立３園で保育時間延長 私立みどり保育園児３９人受け入れ。８月１日廃園へ 資料は当日配布、市の秘密主義に議員から抗議の声 　私立みどり保育園は、７月10日に県市と面談の結果、法人理事長から７月31日で園を廃止する意向が示されました。 　碧南市当局は７月29日、議会全員協議会で、39名の在園児の受け入れ先を明らかにしました。 　みどり保育園問題では４回全協で報告してきましたが、すべて資料は当日配布。議会では１週間前の資料配布を原則としており、当局の秘密主義に議員から抗議の声があがりました。 午前６時〜午後８時まで保育時間延長 ８月１日から、第２へきなん保育園では、午前６時から午後８時までの延長保育が行われるのをはじめ、棚尾保で午後７時まで、日進保では午後６時までと、いままでの４時までの保育時間を大幅に延長します。 　日本共産党は、今回の保育時間延長を暫定的なものとせず、午後６・７時までのところは、朝７時30分からにし、０歳児保育とセットにして新年度から実施し、10月の来年度説明会で市民に徹底するよう求めました。 保育士は、救済せず 　39人の転園にともなう保育士の増員は、公立保育園の早朝パート１人、夕方パート５名だけです。 　私立保育園は、規制緩和のもと現行保育士で、増員はなしとのことです。 　市は「みどり保育園保育士から相談があればのる」といいながら結局救済はせずじまいです。 制服などは市が負担 　また、転入園での新たな制服などは市が負担して整えることとしました。いづれにしても８月１日が金曜のため転入のための児童や保護者、受け入れ保育園の体制など、物心ともに多大な負担がともなうこととなりました。 ３４６０万円の返還や、市の責任の所在は 　また不正受給の返還金、約３４６０万円や、市から県への１０１５万円の返済。市の責任の所在などは明確になっていません。 　公金の支出や、補助金支出への不正やミスのでない仕組みの確立。公立園での、住民のニーズや労働実態にあった保育の拡充が必要です。
		８月から変更の保育時間と転園の状況 （上段03,6,30現。　赤字は､みどり保育園からの移動） 園名 保育時間 ０歳 １歳 ２歳 ３歳 ４歳 ５歳 合計 転入数 新川 ７：３０〜Ｐ６ - - ７ １９ ３１ ３１ ８８ - ８月〜 ７：３０〜Ｐ７ - - ７ １９ ３２ ３１ ８９ １人 大浜 ７：３０〜Ｐ６ ４ ９ １５ ４０ ３２ ３１ １３１ - ８月〜 ７：３０〜Ｐ７ ４ ９ １６ ４１ ３５ ３１ １３６ ５人 築山 Ａ８〜Ｐ４ - - - ３６ ５６ ３７ １２９ - ８月〜 Ａ８〜Ｐ４ - - - ３６ ５６ ３８ １３０ １人 棚尾 Ａ８〜Ｐ４ - - - ２７ ４１ ２９ ９７ - ８月〜 Ａ８〜Ｐ７ - - - ２８ ４２ ３０ １００ ３人 日進 Ａ８〜Ｐ４ - - - ４８ ４６ ５４ １４８ - ８月〜 Ａ８〜Ｐ６ - - - ４９ ４７ ５４ １５０ ２人 鷲塚 ７：３０〜Ｐ６ １ ２ １１ ４４ ５５ ６６ １７９ - ８月〜 ７：３０〜Ｐ６ １ ２ １１ ４５ ５５ ６６ １８０ １人 へきなん ７：３０〜Ｐ６ ２ １４ ２９ ２５ ３１ ２１ １２２ - ８月〜 ７：３０〜Ｐ７ ３ １５ ３０ ２７ ３２ ２１ １２８ ４人 かしの木 ７：３０〜Ｐ７ ２ ７ １７ １３ ２６ ２０ ８５ - ８月〜 Ａ７〜Ｐ８ ４ １０ １９ １５ ２８ ２９ １０５ １３人 第２へきなん ７：３０〜Ｐ７ ９ １１ １６ ２８ ２３ ２２ １０９ - ８月〜 Ａ６〜Ｐ８ １２ １２ ２１ ２８ ２４ ２２ １１９ ９人 合計転園数 - １ ４ ６ ６ １０ １２ - ３９人
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