日本共産党碧南市会議員団

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今年も力いっぱいがんばります

日本共産党3議席は市民の願い実現の力


 
2004年の幕開けです。
 今年は4月の市会議員選挙、7月の参議院選挙と政治決戦の年です。
 日本共産党碧南市会議員団は、前回選挙の公約実現に市民のみなさんと奮闘し多くの成果をあげました。


市民との運動で、就学前まで医療費無料化実現

日本共産党は、就学前までの医療費実現のため保育園前に立って署名を呼びかけました。
 家族や職場の同僚にと署名の和が広がりました。議会内では、議案提案権を発動。くりかえし実施を呼びかけ他会派の議員の賛同も広げました。昨年3月議会では、福祉経済委員会では可否同数。本会議では賛成10名対反対12名。保守女性議員の2人が『退場』の消極的な姿勢でなく就学前までの実施に賛成したなら可否同数となるところまで、追い込みました。
 こうしていたずらに、実施を先送りする市長にせまり実現の扉を開きました。今度は小学校卒業までの無料化をめざしてがんばります。

保守議員とも共同して、五市合併中止

 五市合併では、日本共産党は、合併の是非や自治体の規模について市民と共に学習会やシンポジウムを開催して深めてきました。保守会派とも共同し地方自治を守るために奮闘。こうして市議会は、合併協議会の設置条例を否決し、五市合併にキッパリノーの審判を下しました。また一方的な議員定数削減提案も否決できました。

道理ある具体的な対案で、要求実現へ

 保育園定員オーバー問題では「保育園の定員を規則で決めるようにすれば3月末でも拡大できる。希望者全入を」と指摘。
今では当たり前のように定員改定を行い「親子を泣かす定員オーバー」は見事に解決。公立保育園の乳児・長時間保育も7園で実施がされます。



他にもこんなに実現しました

  国民健康保険の資産割引き下げ4人世帯で2万4千円の減額に。高齢者、障害者、母子父子の減免制度の新設。高額療養費の受領委任制度の実施も。
  介護保険の減免制度。平成15 年から対象拡大も。
  区画整理地内の未舗装道路の舗装実施では、請願に反対した保守議員から市当局に「実施可能な方法があるならしめせ」とくやしまぎれの抗議が。
  「環境守る」日本共産党。中部電力石炭火力発電所から県内Co2の3分の1も排出していることなど指摘。臨海工場地域進出企業への公害防止協定義務付けや電波障害など公害問題のパイオニアとして環境基本条例、基本計画の策定を要求実現へ。
  浸水対策に、吹上ポンプ場増強、中山、城山町の雨水排水路整備などが進みました。





実効性ある
環境基本条例、基本計画のために


日本共産党の提案

碧南市の現況をリアルに知ろう
碧南市の公害排出総量規制を
内陸部の企業にも公害防止協定義務付けを
中部電力石炭火電の排出抑制と、公害防止装置の低減促進を

碧南市の汚染物質排出量(90%以上が中電火電から)

地球温暖化の元凶
CO2(二酸化炭素)=3491万t/年
愛知県内=7697万t/年の37.2%が碧南分
NO2(二酸化窒素)=2999t/年
SO2 (二酸化硫黄)=2958t/年


火電副所長のねらいは?

 12月議会では環境基本条例が制定され3月末完成の環境基本計画の策定が進められています。日本共産党はこれらの早期制定を求めてきましたが、真に実効性あるものにするためには、課題がたくさんあります。
 基本計画は、市民会議でつくられていますが、中間発表として行われたシンポジウムでは、ひよこの着ぐるみの中部電力石炭火電副所長がお出迎え。碧南市の環境行政と中電との親密な関係をしめしていました。

公聴会も開かず

 愛知県の環境条例も安城市でも市民の意見聴取が義務規定となっており、公聴会も行われました。碧南市の条例には市民の意見聴取は努力規定とされ、いまだに公聴会を拒否しています。

碧南市はH13〜17公害防止計画策定地域

 碧南市は国が定めた、公害防止計画策定地域です。平成17年までに油ケ淵、河川、海の汚濁防止や、浮遊粒子状物質、光化学オキシダントの環境基準を達成しなければならない地域です。しかし、このことは詳細もかかれていません。

中電の排出規制こそ環境守る基本

 日本共産党は、碧南市や周辺の環境を守るためには、汚染物質の90%を排出している中部電力石炭火電の排出抑制こそが必要と考えます。市民のノーカーデーなどの取組みも必要ですがほんの微小なものです。
 県内の総二酸化炭素排出量の37.2%を排出している中部電力に対して市は、「企業努力にゆだねる」としてわきにおいています。これでは市民会議のメンバーのみなさんの努力は報われません。
 真に実効性のある環境保護には、環境排出基準が「ここまで排出しても良い基準」となっているのを正し、生データーの数値に引き下げることや、更なる防止装置の向上で、排出低減を図ることこそ科学的で、効き目のある方法です。

自然エネルギーの活用促進も

 碧南市の行政側も下水道課や環境課など専門家として、雨水利用や生ゴミ堆肥化など積極的に進めるべきです。
 太陽光発電などへの補助制度も、計画策定まちで未だに実施しないなどは本末転倒です。
 日本共産党は、同時に最大の環境破壊である戦争阻止など平和を守る取組みにも力を尽くすように提言するものです。

ごみ収集業務の委託化は環境保護に逆行
 碧南市は平成16年度から、市内3分の1の可燃ごみの収集業務を民間に委託します。
 これで市内全域が委託となるごみ収集業務は、減量が進めば請負価格が減り利潤がへることになります。
 営利を目的とする民間に委託して、市民と共にすすめる環境保護やリサイクルが前進するのでしょうか。市民を欺く責任回避の環境行政ともいえます。日本共産党は、労働者の労働条件悪化ともなる民間委託をすすめる補正予算に反対しました。



愛する人を戦場に送らない

〜参議院議員 八田ひろこ〜

国会内で開かれた保団連のお医者さんの集会に参加していたら、民主党の女性議員が声をかけてきました。「あの人知ってる?すごい右翼!」イラクのことに触れて発言していた民主党の衆議院議員を指しての言葉です。自衛隊派兵反対の話から赤ちゃんの話へ。彼女は、国会へ来てから出産を経験。私も市議の時、三人目を出産。母乳の時期は「子どもの事を少しでも考えると、おっぱいがバーッと出てきちゃうのヨね」と話が盛り上がります。
 小泉さんはイラクの人を「殺すかも知れない。殺されるかも知れない」と簡単に言うけれど、イラクの人にも自衛隊員にも、そんな思いをして育てたお母さんがあります。
愛する人を戦場に送らない!強い心を呼び覚まし、ひろげましょう。