日本共産党碧南市会議員団

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12月議会一般質問

防災、少人数学級、保育広域入所、油ケ淵公園など
住民の声届ける日本共産党

 12月議会は6日(月)、7日(火)に一般質問が行われます。
日本共産党の3市議は公約実現や新潟地震のボランティアの経験を生かし、防災、保育、教育、まちづくりの提案を掲げ質問します。
 ぜひ議会の傍聴におこしください。
 キャッチの議会報映は16チャンネルで7日(火)、9日(木)午後6時からです。
12月議会の日程
12月6日(月)
本会議1日目 一般質問
12月7日(火) 本会議2日目
12月8日(水) 本会議3日目 議案上程
12月10日(金) 総務委員会
12月13日(月) 福祉文教委員会
12月14日(火) 経済建設委員会
12月17日(金) 議会運営委員会
12月21日(火) 本会議4日目 議案採決


日本共産党の一般質問

 岡本守正 市議 

一、油ヶ淵県営都市公園素案について
@ 説明会は、予定地内生活住民、 地権者に個別に知らせるべきで ある。
A 高浜川の大型ポンプ設置の早 期実現を。
B 油ヶ淵堤防の嵩上げを。
C 水質浄化について。

二、碧南市の環境問題について

@ 環境基本計画制定後について
A 温室効果ガス排出量について
B 家庭用風力発電設置補助について

三、都市計画税の引き下げを
@ 新年度予算に反映を


 下島良一 市議 

一、新潟中越地震の教訓と東海地震について
@碧南市の地震防災計画の見直しは
ア、 防災無線と災害優先携帯電話など情報収集について
イ、臨海の碧南消防署の消防・救急車両の移動・配置は
ウ、消防団車両の移動・配置は
エ、広域避難所液状化対策は
(特に日進・大浜・南中・水族館北駐車場・油ヶ淵遊園地など)
オ、応急避難所の神社境内は安全か(鳥居・こま犬・木立など)
カ、同報無線は海岸線だけでなく市内全域に設置して子機は町内会役員、消防団員、議員、PTA学校など増やすこと。
A ライフライン対策について
ア、第1次緊急輸送道路(臨海部)の液状化の想定と橋付け根の沈下対策は
イ、橋梁の落下防止対策と橋付け根の沈下対策は
ウ、公共下水道の液状化によるマンホール浮上対策は
B 海岸保全対策
ア、矢作川農林堤は国土交通省に移管し地震対策を行うというが進行状況は
イ、具体的な地震対策の改修計画は
ウ、蜆川堤防の地震対策について
C 耐震補強促進するために支援費増額で犠牲者を最小限にすることが求められるが災害前に積極的に市独自の施策を

二、中高層共同住宅の水道検針について
@ 共同住宅の管理者検針・集金業務の実態は
A 市の責任で戸別検針・戸別集金について
B マンション管理者・組合に意向調査は
C 20ミリ口径は一般家庭の利用が増えている基本料金を13ミリ並料金改定することについて

三、生産緑地の再申請について


 山口はるみ 市議 

一、少人数学級の実現を
@埼玉県志木市の視察を教訓に
A碧南市独自の施策として実施を

二、次世代育成計画について
@広域入所のための碧南市要綱づくりを、近隣市でのネットワークを
A小学校卒業までの医療費無料化の具体化は
B進捗状況は
Cシンポジュームの内容は

三、西端地区のまちづくりについて
@三度山市営住宅の建替えについて
・公営住宅法改悪の影響は
・今後の公営住宅入居者保護の対策 は
・具体的な建替え計画の中身は
A市街地内農業用水暗渠化について
B坂口町の側溝フタかけは
C古江川の護岸整備は。
D洲先ポンプ場の強化や、浸水対策は(坂口町、特別養護老人ホーム前道路冠水、宮下住宅附近など)
Eまちづくり交付金の地域協議会のメンバー、設立時期は。
F交付金申請には、どのような事業を盛り込むのか、住民参加は。


新潟中越地震

災害救援ボランティアに参加して ー 下島良一 日本共産党碧南市議ー


土日で五百人

 日本共産党は新潟県中越地震救援ボランティァを募っています。
 私は、伊勢湾台風で被災し、救援物資などに助けられた恩返しをと、愛知県委員会の11月19日から21日までの第3次募集に参加しました。
 名古屋の県委員会には午後9時半、15人のボランティアが集結。私がボランテイアに行くと聞いて農家の方々から野菜や米など物資も寄せられ、県下合わせ大型バスのトランクいっぱいの物資も詰め込まれました。現地での活動用ワゴン車とともに出発。
 中央高速道路、長野道、北陸道、関越道の約600キロをひた走ります。北陸道の西山町付近では、舗装に亀裂が走り、夜を徹しての舗装工事が突貫で行われていました
 朝4時に長岡市に到着。市内では橋の付け根が沈下、下水のマンホールの浮上、道路崩落が目立っています。応急処置がされ車は走れるようになっていました。長岡市の日本共産党災害救助センターには全国から土日で延べ500人ボランティアが集まってきました。
 朝食の後、8時から全体会のミーティングで状況説明と班編成が行われました。「物資お届け隊」「家の片付け隊」「御用聞き・話し合い隊」「応急修理隊」「『赤旗新聞』お届け隊」が組織され、それぞれに現地に向かいました。


物資お届け隊に参加

 「物資お届け隊」に参加した私は、ワゴン車3台に物資を積んで10人で長岡市から30分の越路町の西谷地区へ向かいました。
 マスコミには一度も登場しない地区です。行く道は道路の崩落個所が随所にみられ、山の崩落や、民家の屋根にはブールーシートが目立っていました。緊張しながら地元の長谷川議員の道案内で、50軒ほどの集落に入っていきました。あちこちでガス菅の普及工事が行われていました。集落の中心の中盛館(旅館)の駐車場を借り、野菜、くだもの、毛布など救援物資を並べ、ハンドマイク呼び込み隊が「生活に必要なものを取りに来てください」と宣伝してまわります。「日本共産党救援センターニュース」や、「災害制度の説明書」を配り「全国から日本共産党に寄せられた、義援金は1億円が集まっています。心のこもった物資をお届けに来ました。要望は救援センターまでお寄せください」と声を掛けます。お母さん、おばあちゃんが次々と物資を取りきました。「果物がありがたい。、寒くなるから毛布や衣類が助かる」と深々と頭を下げて帰られる姿に恐縮しました。「元気を出して復興や生活再建にがんばって」と祈るばかりです。


愛知ゆかりのかたとも
 
 私が愛知県から来たというと、昭和11年生まれとの女性が「半田市の紡績工場で伊勢湾台風にあい、災害は二度目です。10月23日午後6時に2回の地震があり、3回目には中盛館(旅館)駐車場にみんなが集り大変な騒ぎだった。神社の杉の大木はバリバリと音をたてて倒れ、山は亀裂が走り崩れ生きた心地がなかった。田んぼは液状化で来年もやれるかわからない。棚田の土手は崩れ、この地域は、下水マンホールや道路の沈下は手付かずの状態で、不安でしょうがない」と訴えられました。各家では、片付けや冬に備えて雪囲いや漬物の大根を洗うなど忙しく立ち働いていました。
 午後は雨が降り出しましたが塚山地域に入りました。ここには国宝重要文化財の「長谷川邸」がありひどい被害で閉館していました。 塚山地区は信越本線沿いの商店もある地域で重機で家の取り壊し作業や片付け、大工さんが入って修繕を行う家が目立ち復興に向かっていました。雨が降る中お母さんがつれだってこられ、ここでも大変喜ばれました。


小千谷市の悲惨な状況
 
 最終日の21日は、小千谷市二俣地区に行きました。被災が最もひどく田んぼにテントの避難所が設置してあります。いたるところでえぐられたような山の崩落。崩落で川がせきとめられダムにならないように土嚢で水路がつくってあります。家が倒れて傾き、消防倉庫はシャッターが壊れています。高齢者から「山奥が土砂崩れで天然ダムができ避難命令が出た。水が引け家に帰ってきたが後片付けが大変。壁が落ちてしまって一部屋で生活している」と涙ながらに話されました。


マスコミでは伝えない日本共産党の救援活動

 被災一ヶ月後の現地でのボランティァに参加して「国民の困難を解決するのが日本共産党」と私欲を捨てて自主的に活動している姿に心を動かされました。住民とも強い信頼関係が作られつつあるなと思いました。「日本共産党ボランティア」ワッペンで安心して物資をもらったり話をしてくれることを肌で感じました。また、組織に関係ない若者が「他にボランティアの受け入れがなかった」と一ヶ月常駐で奮闘していたり「人の絆」「人のためになりたい」との温かい気持ちをいっぱい交流しあうことができました。マスコミではこうしたことを一切報道しませんが、行政からも「これから引越しボランティアが必要」と共産党に要請がされています。
長岡市は、被災者とボランティアに公共の湯を無料開放しており私も入らせていただきました。